
漫画「悪女のペット」73話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
悪女のペット73話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
とうとうアースの執務室へ直談判に訪れたヨハネス。
アースの目の前に書類の山を置かせたヨハネスは、他でもなくアースにアドバイスを貰いたいことがあると言います。
ヨハネスの言葉に皮肉で返すアースですが、ヨハネスはそのことにも全く気が付いていない様子です。
勧められるがままに書類へ目を通したアースはあまりのことに目を丸くします。
自信満々のヨハネスの態度とは裏腹に、書類の出来は散々なものだったからです。
予算の分配はめちゃくちゃなうえ、この期に及んで終わっている業務が一つもないのです。
令嬢たちとの約束をすべて断って一生懸命やっても仕事が減らないと明るいヨハネス。
アースはヨハネスを馬鹿にする心の声を殺し、皇帝になる器なのだからとヨハネスを励まします。
ヨハネスは面倒な仕事はすべて詳しい者に任せ、自分は令嬢たちと遊んでいたいというのが本心なのでした。
皇帝になったあとは、賢くて仕事ができるレベッカとアースにすべてを任せる魂胆なのです。
そのようなヨハネスの浅ましい心もすべてお見通しのアースは、彼の後ろで人知れず笑みを浮かべるのでした。
シャシャを愛する気持ちと嫉妬、惨めさを知るナスカ
ナスカは珍しくシャシャと離れて今日はひとりで綿あめを買いに来ました。
店主にナスカの性格のせいでシャシャと喧嘩したのではないか、と訊かれて否定しながらも、苛立ちを隠せないナスカ。
それではシャシャのことが嫌いになったのか、と訊かれてそんなはずがない、と強く否定する姿は、誰が見てもシャシャに好意があることがバレバレなのでした。
ナスカは、シャシャへの恩返しのためにも、綿あめを2個持って屋敷に帰るよう言われます。
人間味が全くなく野生児のようだったナスカが人間らしさを身に着け、大きく成長したのはシャシャのおかげなのでした。
そのことは認めているナスカですが、一つだけ後悔していることがあります。
それは、アースやレベッカが、ナスカより何年も前からシャシャと交友関係を持っていたことです。
数十年しか生きられない人間にとってその何年かの差がどれほど大きいものかを考えると、ナスカはシャシャと早く出会わなかったことをとても悔しく思うのでした。
シャシャに尽くしな、という言葉とともに綿あめを渡してもらったナスカの口から、認めたくない、という言葉が漏れます。
ナスカは、シャシャとずっと一緒にいたいと思うこの気持ちが愛だと認めてしまうと、自分がみじめになってしまうと悟ったのです。
自分の気持ちを相談するナスカ
綿あめを2個持って屋敷へ戻ったナスカはレベッカと出会います。
1個はシャシャにあげるのか、と訊かれたことをきっかけに、ナスカはどうすればみじめにならずに済むのかとレベッカに尋ねます。
ナスカがこんな質問ができるのは、レベッカしかいないのでした。
悪女のペット73話の読んだ感想
とうとうアースにすべての仕事を押し付けにいったヨハネスですが、アースはそのことすらも予想通りだったようです。
そして、周囲の人々と話をするうちに、シャシャと親しい人たちへの嫉妬や焦り、惨めさという感情に目覚めていくナスカ。
愛ゆえの切なさを感じているナスカがとてももどかしく、今後の展開が気になります。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』73話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。