
漫画「その悪女に気をつけてください」は原作Soda Ice先生、作画Blue Canna先生、脚色Berry先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「その悪女に気をつけてください」27話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
リプトンに向かう道中、メリッサたちは盗賊に襲われます。
そこではなんとユーリが先に捕まっていたのです。
メリッサは宝刀で盗賊たちを蹴散らしますが傷を負い倒れてしまいました。
目を覚ますとそこはエリザベス邸のベッドの上だったのです。
その悪女に気をつけてください27話の見どころ・考察予想
メリッサたちはエリザベル領のリプトンへ向けて移動していました。
ユーリの魔法で自分とナインの舌を治してもらうのが目的です。
しかし道中で盗賊に捕えられてしまいます。
そこにはユーリが先に捕まっていました。
メリッサは宝刀を使い盗賊を倒して皆を守りましたが、無理がたたって吐血します。
それでもなお無理をするメリッサをユーリが気絶させ、エリザベス邸へ連れ帰ったのです。
目覚めたメリッサはエリザベス邸のベッドの上です。
心配したナインが部屋へ飛び込んできました。
その悪女に気をつけてください27話のネタバレ込みあらすじ
ユーリに見つかったナイン
部屋に飛び込んできたナインはメリッサの腕の中でキュインキュインと泣いています。
狼の姿になっているところを見つかったら危険だと慌てるメリッサ。
しかし泣いてメリッサにすがりつくナインの可愛さに、怒れなくなってしまいました。
ナインの背中をポンポンと優しくたたきながらなだめています。
そこへユーリが戻ってきました。
慌ててナインを放り出すメリッサ。
古い魔法資料のことを聞いてナインのことから気をそらそうとします。
もちろんユーリは見逃しません。
その狼は何かと聞かれ、とっさにペットだと答えました。
私は強いのが好きだからペットも強くないとダメなんだと。
たしかメリッサは狼人間に噛まれて病気になっていると聞いていたユーリは、なぜ狼を飼っているのか理解できません。
自分は過去を引きずらない心の持ち主なのだと言い訳をします。
本当のことを言ってくださいとユーリ。
その狼に噛まれたのではないのかと疑っています。
ここまで追ってきて襲い掛かろうとしているのではないかと心配するユーリに対し、ナインも警戒して唸りました。
魔術師と狼人間
ユーリのいるエリザベス邸には優秀な魔術師がたくさんいます。
魔術師たちは相反する力を持つ狼人間に対して極端に敵視するか、興味を見せるかどちらかの反応しか見せません。
つまり、エリザベス邸で狼人間であることがバレるのは非常に危険なのです。
しかし今、ナインは4日ぶりに再会したメリッサから引き離されたことで興奮しています。
この場を治めるのは難しそうです。
このときユーリは状況を冷静に見極めようとしていました。
この狼には牙が無いのに、強いメリッサがこんな狼に噛まれるはずがない。
しかし容態の悪いメリッサに付きまとって迷惑をかけているのだから許してはいけないと。
ユーリは舞踏会でメリッサの婚約者イアンから求愛を受けていました。
このことで後ろめたい気持ちになっていたユーリ。
メリッサは自分の命を救ってくれた優しい人なのです。
申し訳なさも手伝い、自分を必要としているメリッサを何としても助けたいと思いました。
ユーリはメリッサに対する好感から、自分が必ず守ると必死になっていたのです。
メリッサは、この狼は味方だから警戒する必要はないと言います。
そしてナインには、すぐに部屋から出ていくようにと言ったのでした。
ユーリの治療魔法
ユーリは大昔の書籍で調べた方法を説明しました。
相反する力が体内で衝突すると、半永久的に障害を負うことになると言います。
それを治療するには、体内に片方の力をたくさん注入してもう片方を追い出せばいいのです。
もともとわずかの魔力しかないメリッサに、ユーリの魔力を注入して狼の力を押し出すことになりました。
この方法にはかなりの痛みが伴うと言います。
全然平気だと言ったメリッサですが、その地味に痛い感じに後悔していました。
それでも強がって全然平気というメリッサ。
心配するユーリに、ユーリが自分のために頑張っているのだから痛くても我慢すると言いました。
感動するユーリ。
魔力を注ぐ方もかなりつらいはずなのに、ユーリは涼しい顔をしています。
さすがヒロインです。
おかげで体がとても楽になりました。
お礼を言うメリッサに、命の恩人だから当たり前だと言います。
ユーリが盗賊に捕まったのは、実は追ってくるイアンから逃げ隠れして森に入ったからなのでした。
新たな主人公登場
すると窓の外から誰かが呼ぶ声が聞こえてきました。
音楽も聞こえてきます。
ユーリは迷惑そうなどんよりした顔。
ユーリに窓を開けてくれと、声と音楽がさらに大きくなりました。
仕方なく窓を開けたその先に、もう一人の主人公ピーコック・メロディーがいたのです。
やっと出てきたユーリに、驚いた顔も可愛いなと喜ぶピーコック。
ピーコック・メロディーは、素晴らしいビジュアルと財力、そして優しい顔をしてユーリを監禁しようとする二重人格のクレイジーな男なのでした。
その悪女に気をつけてください27話の感想&次回28話の考察予想
ユーリの魔法のおかげでメリッサの病気は簡単に治ってしまいましたね!
それなりに苦痛は伴ったようですが、ユーリの力がとても強かったこともあるでしょう。
そしてピーコック・メロディー登場です。
ユーリをめぐる争奪戦にいた最後の一人ですね!
小説ではユーリが現れてメリッサが没落することになっています。
でもここまでの感じではユーリはメリッサに好感をもっているし、イアンのこともピーコックのこともウザいと思っていませんか?
ピーコックはちょっとサイコっぽいのかな。
しばらくはエリザベス邸がメインのストーリ―だと思うので、ナインの扱いが気になります。
ナインはあんなに心配して泣いているのだから、メリッサのそばにいさせてあげたい!
まとめ
今回は漫画『その悪女に気をつけてください』27話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。