漫画「全ては勘違いだった」は原作G₋ANNE先生、漫画MIM先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「全ては勘違いだった」17話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
全ては勘違いだった17話の注目ポイント&考察予想
ドルーアを怒らせたノクターン
ドルーアがノクターンの行動に眉を顰めるのは当然です。
ノクターンに飲んでほしいからと苦労して淹れたお茶だということを目の前で見ていたくせに、自分ではなく使用人に飲ませたのですから、感じが悪いことこの上ないでしょう。
しかしノクターンの行動にも理由がありました。
お茶を無理やり飲まされた使用人は、パトシアの命令でノクターンのカップに毒を塗った張本人だったのです。
全ては勘違いだった17話のネタバレ込みあらすじ
ドルーアがノクターンにお茶を淹れなくなった理由
使用人はノクターンに押し付けられたカップを持って、口元まで近づけたものの硬直していました。
毒を塗った本人なので狼狽えるのは当然です。
自分からお茶を飲む気はないのかとノクターンが尋ねました。
躊躇している使用人を、ノクターンが手伝ってやることにします。
魔法でカップがバッと使用人の口元に近付き、使用人は動揺しました。
口に注がれるお茶に悲鳴を上げます。
はたから見れば自分でお茶を飲んで悲鳴を上げているようにしか見えず、ドルーアは訝しげに首を傾げました。
ノクターンは、お茶があまり美味しくないみたいだと涼しい顔でドルーアに声を掛けます。
使用人の様子に戸惑いながらドルーアも頷き、謝ったほうがいいだろうかと答えました。
魔法が解け、使用人はカップを取り落して口元を押さえます。
耳障りな音を立ててカップが砕け散り、吐きそうな声を上げながら使用人が部屋を飛び出していきました。
その後ろ姿を見ながらノクターンは、使用人に謝る必要はないとドルーアに伝えます。
ソファーに座りながら迷惑をかけたことをドルーアに謝罪し、そろそろ帰ったほうがいいと伝えました。
ドルーアはそんなノクターンを強く睨みつけます。
ドルーアが凄く怒っていることはノクターンにも分かっていました。
このままもう来ないんじゃないかと不安を抱きます。
次は会いに来てくれなさそうな気がしました。
無言で部屋を出ていったドルーアを見送り、気分を悪くしただろうが仕方ないとノクターンは考えます。
自分の実の母親が自分に毒を盛ろうとしているだなんて、到底言えません。
それ以来、ドルーアがノクターンにお茶を淹れることはありませんでした。
二人のもとにアリスが…!?
ノクターンが帰った後、アーロンとドルーアは向かい合って座り、改めて話をしていました。
ノクターンについて先に口を開いたのはアーロンです。
元々あんなに…と言いよどむアーロンに、殺伐としているかということかとドルーアは尋ね、そうですねと肯定しました。
仲が良かったのではないのかとアーロンは不思議そうに尋ねます。
憎たらしい時はあったけど、昔は怖くなかったとドルーアはため息をつきました。
あ!と声を上げてドルーアが腰を浮かせます。
聖水は本物だったかとアーロンに急いで尋ねました。
マナを押し出す力があるので間違いなく聖水だとアーロンが答えます。
ドルーアは立ち尽くして、テーブルの上にある聖水の瓶を見つめました。
アーロンも立ち上がり、純度も高くてこんなに沢山の量はすごく高価だと思うと話します。
そんなにすごいものなのかと、ドルーアは当惑して問いかけました。
アーロンは迷わず頷き、我々が所有しているものより何倍もすごいものだと答えます。
ノクターンはなぜそんなものを自分にくれたのかと、ドルーアは困惑しました。
それじゃ僕はそろそろ…と、アーロンが辞去の挨拶をしようとした時、部屋の扉がノックされます。
誰かとドルーアが部屋の中から呼びかけると、扉の外からカリサが答えました。
お話し中申し訳ないが、リモランド令嬢がお見えだと告げます。
その言葉に、ドルーアは思わずアーロンの顔を見つめました。
アーロンも憮然とした表情でドルーアの目を見返します。
二人が取った行動は…!?
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全ては勘違いだった17話の感想&次回18話の考察予想
ドルーアからすれば不愉快でしかなかったお茶事件。
でもその裏で、ノクターンがドルーアに悟らせないように苦悩していたとは思いませんでした。
自分が嫌われることよりも、ドルーアを不安にさせることの方が嫌だったのでしょうか?
ドルーアへの思いやりゆえの行動がかえってノクターンを悪人に見せてしまっていると思います。
まとめ
今回は漫画『全ては勘違いだった』17話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 魔法によって、ノクターンは無理やり毒を塗られたカップのお茶を使用人に飲ませ、使用人は吐き出して部屋を飛び出していきました。
- 毒のことを知らないドルーアはムッとして、それから二度とノクターンにお茶を淹れなくなります。
- 一方、アーロンとドルーアが話しているところにアリスが訪ねてきていました。