
漫画「外科医エリーゼ」は原作yuin先生、漫画mini先生の作品でピッコマで配信されています。
皇帝が倒れたことで動揺を隠せないリンデン。
それでも感情に振り回されないよう自制するのですが、エリーゼは自分にだけは頼って欲しいと訴えます。
お互いが辛いときはそばにいたいというエリーゼに、愛おしさがこみあげてくるリンデン・・・。
今回は「外科医エリーゼ」120話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
外科医エリーゼ120話の見どころ・考察予想
いよいよリンデンとエリーゼの婚約式の日を迎えました。
持病が悪化して体調のすぐれない皇帝は、倒れた日以来ベッドから起きるのも辛そうですが、婚約式には出席すると言い張ります。
エリーゼの父親や二人の兄たちクロレンス家では、最愛の娘、そして妹を盗られてしまうような気がして、おめでたいことだけど素直に喜べないという複雑な心境でいました。
それはミハイルやグレアムといった、エリーゼに好意を寄せていた男性たちも同じです。
また、政権争いで燻ぶっている貴族派たちは、国民に人気のあるエリーゼと婚約することで、リンデンの支持率が上がることを煙たく思うのでした。
そんなそれぞれの思いとは関係なく、リンデンとエリーゼは控室でイチャイチャするのでした。
外科医エリーゼ120話のネタバレ込みあらすじ
リンデンが、皇帝の病気のことだけでなく貴族派とミハイルに対する計画のことでも苦悩していることを悟ったエリーゼは、「あの悲劇を止めてみせる」と固く誓います。
婚約式を控えたエリーゼ、皇帝の部屋で・・・
リンデンとエリーゼの婚約式の日がやってきました。
クロレンス家にはたくさんの人の祝辞が述べられますが、侯爵はもとより兄たちもどんよりした表情。
おめでとうございます!と言われても、そうですか・・・と答える侯爵でした。
エリーゼがリンデンに一目惚れして婚約をねだった時とは、事情が違うことは分かっている。
けれど、それがまた癪に障ると思う複雑な心境のクロレンス侯爵なのです。
その日、エリーゼは皇帝の部屋にいました。
婚約式の準備が気になった皇帝は、自分の治療はいいから準備に集中しなさいとエリーゼに言います。
皇太子妃になったら、今の様に医師として働くことは難しいだろう、少しずつ皇宮に入る準備を進めるように諭す皇帝に、陛下の治療だけは自分がやりたいのだとエリーゼが伝えました。
皇帝は、それについては了承しますが、他の医者もいるから無理はするなと言います。
そして、婚約式には出席すると明言しました。
しかし本当のところエリーゼは困っています。
大聖堂での婚約式は伝統的な礼法に従って長時間行われます。
エリーゼは、今の皇帝の体力では無理があると思っているのです。
皇帝はそれを察しているので、どれだけこの日を待ち望んでいたか訴え、婚約式だけでなく結婚式も最初から最後まで全部出席すると言い張りました。
エリーゼの婚約式を前に、家族だけではなく様々な思いを抱く人たちがいるのでした。
大胆になってくるリンデンにエリーゼタジタジ
大聖堂にはたくさんの人たちが集まっています。
ドレスに着替えたエリーゼは、頭痛がすると言ってマリに薬を持ってくるよう頼みますが、そのときリンデンが控室にやってきて、まだ痛むのか?と声をかけました。
今日はひときわかっこいい・・・と、正装したリンデンにドキッとするエリーゼ。
エリーゼを綺麗だと褒め、今すぐ結婚したいくらいだと頬にキスをするリンデン。
だんだん大胆になってくるリンデンにエリーゼも押され気味です。
そのときマリが、陛下がいらっしゃったそうです、とエリーゼに声をかけました。
外科医エリーゼ120話の感想&次回121話の考察予想
いよいよリンデンとエリーゼの婚約式です。
転生したばかりの頃のエリーゼが、なんとか婚約を回避したいと願っていたのが嘘のように幸せいっぱいという感じです。
リンデンもずいぶん人間らしい感情を持つようになったし、表情も態度も全然違います。
愛の力がそうさせたのでしょう!
医者として活躍している今世でのエリーゼは、平民からも親しまれているので、この婚約によってリンデンの支持率が上がると貴族派は警戒しています。
派閥の抗争も気になりますし、皇帝の体調も心配です。
エリーゼが憂慮しているようなことが起きないことを願います。
リンデンと対立する関係だとしても、ミハイルはいわば犠牲者です。
本来兄弟仲は悪くはないし、エリーゼのことを想う気持ちはリンデンに引けを取らないと感じられて、なんだかちょっと切ないですね。
ところで、皇帝がエリーゼを訪ねてきたのはどうしてでしょう?
何か言っておきたいことがあるのでしょうか。
でも、わざわざ出向くなんて・・・。
まとめ
今回は漫画『外科医エリーゼ』120話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
リンデンとエリーゼの婚約式当日の様子が描かれています。心待ちにしていたという皇帝、複雑な心境のクロレンス家の面々、エリーゼを想う男性たち。リンデンもエリーゼも嬉しい気持ちは当然ながら、気になるのは皇帝の体調でした。