
漫画「冷血皇子と捨てられた王女」は原作Kim Cukdas先生、漫画Neff先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「冷血皇子と捨てられた王女」29話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
テルビオンはルートヴィヒに、アレクシアのそばについているよう命じました。ルートヴィヒは承知して頭を下げ、一時も離れないでそばにいると約束します。
冷血皇子と捨てられた王女29話の注目ポイント&考察予想
シュベリオンとテルビオンの言い争い
皇帝軍が到着したと聞いて、テルビオンが先に現れました。
続いてシュベリオンも姿を現します。
目の前で言い争う二人の姿にドミトリーは途方に暮れました。
ドミトリーは二人を止めて、どうにか皇帝の命を伝えることにします。
冷血皇子と捨てられた王女29話のネタバレ込みあらすじ
二人の皇子の言い争い
シュベリオンはお茶を飲んでいるときに皇帝軍到着の一報を受けました。
テルビオンを○すことに失敗し、この城を掌握することにも失敗し、さらには皇帝軍まで…と呟きます。
こんなに早く皇帝軍が動くとは、よほどテルビオンを恐れているようだとシュベリオンは鼻で笑い、ヘンデルに罪名を尋ねました。
確かではないが、命令不服従またはアンザークとの内通かと予想されることをヘンデルが答えます。
アンザーク王女と手を組んで、アンザークに帝国を売ったというシナリオだろうということです。
もしそうだとしたらアレクシアも罪を免れないとシュベリオンは呟きました。
最低鞭打ちの刑…いや、死刑かもしれません。
テルビオンより先に皇帝軍に会うとシュベリオンはヘンデルに告げました。
その後、ホールの中には正装をした騎士が、ドミトリー・ラディオスと名乗り、ちょうど階段を下りてきたテルビオンに挨拶をしていました。
遠方からご苦労と労いの言葉をかけるテルビオンにとんでもないと答えながら、ドミトリーは階段の反対側に視線を向けます。
ちょうど出てきたシュベリオンに、シュベリオン殿下も一緒だったのかと声をかけました。
あの獣と一緒だなんておぞましいと顔を歪めながら、シュベリオンも階段を下りてきます。
ドミトリーの前に二人の皇子が並び立ちました。
これが陛下からの書信だと告げて、ドミトリーは手にした巻物を見せます。
そうかと頷き、災いを迎えに来たのではないかとシュベリオンはテルビオンを嘲笑いました。
兄上を迎えに来たのか?とテルビオンは平然とした顔でドミトリーに尋ねます。
無視されたシュベリオンは苛立ちをあらわにテルビオンを睨みました。
兄上はあと数日休むのではなかったのかとテルビオンがシュベリオンに皮肉たっぷりの笑顔を向けます。
連れて行かれる皇子はどっち…?
アンザークが休戦中何かを企んでいるのに横になっていられるわけがないとシュベリオンは反論しました。
アンザークのことが心配で眠れないのなら睡眠草でも出そうとテルビオンは答えます。
私の存在が不満のようだとシュベリオンはテルビオンを睨みつけました。
これはこれは、本心が漏れてしまった…とテルビオンも兄を睨み返します。
売り言葉に買い言葉で互いに引こうとしない二人の言い争いは終わる気配がなく、ドミトリーは巻物を手にしたまま困惑していました。
お二人とも…とドミトリーは呆れたような顔で声をかけながら、陛下からの命を伝えても良いかと尋ねます。
一介の騎士団長が皇子たちの会話に割り込んできたことにシュベリオンは不満をあらわにしましたが、テルビオンは書信の内容を読むよう告げました。
ドミトリーは頷いて少し間を置きます。
皇帝は二人を連れてくるよう命じたのでした。
各自の罪を問うと告げたのだそうです。
思いがけない言葉に、シュベリオンもテルビオンも眉を顰めて聞き返しました。
シュベリオンが罪名を尋ねましたが、ドミトリーはそこまで知らないということです。
罪名を知らせないまま護送とは…とテルビオンが考え込む一方、テルビオンと皇后がどう行動するかによって各自の罪が決まるとシュベリオンも考えます。
今回ばかりは陛下の欲が過ぎると呟いたシュベリオンに、不快だが同感だとテルビオンも頷きました。
陛下の命はこれだけではないとドミトリーは伝えます。
アンザーク王女も連れてくるようにという言葉を聞いたテルビオンは…!?
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冷血皇子と捨てられた王女29話の感想&次回30話の考察予想
言い争いをしている様子を見て、一瞬仲が良いのではないかと血迷ったことを考えてしまいました。
どう考えてもそんなはずはありません…。
それでもテンポよく相手を罵っていくところに似通った兄弟らしさのようなものを感じます!
終わりそうにない言い争いにはドミトリーは困ったでしょうね。
二人とも、しかもアレクシアも連れてくるようにという命令には驚きました。
まとめ
今回は漫画『冷血皇子と捨てられた王女』29話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- シュベリオンはテルビオンにかけられた疑惑を聞いて、アレクシアも罪を免れないと考えていました。
- 皇帝からの書信を手にしたドミトリーの前で、シュベリオンとテルビオンは口喧嘩を始めます。
- どうにか二人を止めたドミトリーは、二人とも、さらにアレクシアも連れてくるようにという命を伝えました。