漫画「沈黙の庭園」は文Yeomra先生、作画Yam先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「沈黙の庭園」16話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
グィネヴィアは店主に、彼はどこに住んでいるのかと尋ねました。自分が後で叱っておくと謝る店主に叱らないでやってくれとグィネヴィアは話します。
沈黙の庭園16話の注目ポイント&考察予想
見知らぬ男がグィネヴィアを見つめる
ハンスと呼ばれた男はフラフラしながら歩き去っていきました。
彼はどうしてこのネックレスにこだわったのだろうと思いながら、グィネヴィアは黄色い花をかたどったネックレスをじっと見つめます。
グィネヴィアの行く手を遮るように、一人の男性が立っていたのでグィネヴィアは足を止めました。
見知らぬ男性で、綺麗な身なりをしています。
男性はグィネヴィアをじっと見つめていますが、グィネヴィアは会釈をして通り過ぎました。
グィネヴィアが通り過ぎた後も、その男性はグィネヴィアの後ろ姿をじっと見つめています。
沈黙の庭園16話のネタバレ込みあらすじ
ハンスがネックレスを欲しがった理由
その後グィネヴィアは、さっきのネックレスにこだわっていた男性を見つけて声をかけました。
ハンスさんとさっき聞いた名前を口にします。
男は振り返ってグィネヴィアの姿を見ると、何の用かと尋ねました。
このネックレスを誰にあげるつもりだったのか教えてもらえないかとグィネヴィアは丁寧に問いかけます。
知ってどうするんだと答えるハンスの顔は赤らんでいて、まだ酒が残っている様子が窺えました。
もし正直に話してくれたら私の気持ちが変わるかもしれないとグィネヴィアは答えます。
グィネヴィアはこのネックレスを見て、子どもの頃の友人を思い出したのだと話しました。
もちろん修道院でのランスロットとの思い出です。
あの時ランスロットが落としたのが黄色い花だったので、黄色い花のこのネックレスを見た時真っ先にあの思い出が蘇ってきたのでした。
ハンスさんにも私と同じような理由があるのではないかとグィネヴィアは微笑みます。
ハンスの母親が好きだった花に似ていたのだそうです。
だからお墓に供えようと思って…とハンスは口ごもりました。
グィネヴィアはじっとハンスを見つめました。
この世を去った人のために残された人ができることは彼らを思い出すことだけだとグィネヴィアは考えます。
そうすればこれからも生きていけるからでした。
月日が経つと、子どもの頃の記憶は段々と薄れていってしまいます。
今となっては両親の顔も思い出せませんでした。
ただ、グィネヴィアの乳母であり命の恩人でもあるウナのことだけはよく覚えています。
グィネヴィアは連行される!
何の変哲もないネックレスが、グィネヴィアとハンスにとっては思い出を呼び起こすきっかけでした。
グィネヴィアはそっとネックレスを差し出します。
お母様のお墓に供えてあげてくださいと微笑み、きっと喜ばれると伝えました。
さっき話していた友だちにあげるプレゼントだったんじゃないのかとハンスはためらいがちにグィネヴィアに尋ねます。
グィネヴィアはニコッと微笑み、他のものをプレゼントすればいいだけだと答えました。
ハンスは躊躇いながらもグィネヴィアが差し出したネックレスに手を伸ばします。
お元気でとハンスに声をかけ、グィネヴィアは踵を返しました。
ハンスは泣いているようでした。
私は間違ったことをしていないわよね?と、グィネヴィアは歩きながら心の中でウナに語りかけます。
広場に戻ってくると、何やら人だかりができていました。
ハリー夫人が急いでグィネヴィアのところへ駆け寄ってきます。
その背後にはきらびやかな馬車がちらりと見え、何かあったのかとグィネヴィアは尋ねました。
馬車から下りてきた男性がグィネヴィアへ歩み寄ります。
グィネヴィアのフルネームを呼び、皇室の許可なく勝手に爵位を処分したことに対する責任を取ってもらうと男性は告げました。
グィネヴィアは騎士たちに両脇を固められて連行されます。
しかし、グィネヴィアにとって実は待ち望んだ瞬間であり…!?
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沈黙の庭園16話の感想&次回17話の考察予想
ネックレスを寄越せと絡んでくるハンスは、正直迷惑にしか見えませんでした。
ただこうして聞いてみると、その人なりの理由があったんだなと思います。
もちろんどんな理由があっても人に絡んで良い理由にはなりませんが…。
わざわざハンスを訪ねた上に理由を聞いてネックレスを差し出すグィネヴィアは優しいなと思いました。
グィネヴィアの優しさに報いる出来事が起きてほしいものです。
まとめ
今回は漫画『沈黙の庭園』16話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- グィネヴィアは、ネックレスを見てハンスが亡き母を思い出したことを知り、亡くなった人たちへ思いを馳せます。
- ハンスにネックレスをあげて立ち去りました。
- 広場へ戻ると人だかりができていて、勝手に爵位を処分したことを理由にグィネヴィアは騎士たちに連行されます。