漫画「冷血皇子と捨てられた王女」は原作Kim Cukdas先生、漫画Neff先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「冷血皇子と捨てられた王女」1話〜4話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
冷血皇子と捨てられた王女1話〜4話の注目ポイント&考察予想
悲運な王女アレクシア・アンザーク。
アレクシアは、いつの日からか夢の中で狼の書という小説を見ます。
その登場人物の中には、アレクシアの存在も。
小説では、王女でありながらも不遇な環境にあった後、ハルベンキアに貢物として送られ小説が始まる前に命を落としたアレクシア。
今回は命を落とすわけにはいきません。
しかし、小説通りにハルベンキアに貢物として送られてしまったアレクシアの運命は如何に⁈
冷血皇子と捨てられた王女1話〜4話のネタバレ込みあらすじ
悲運な王女アレクシア・アンザーク
狼の書、いつの日からかアレクシアの夢に出てくる不思議な小説。
テルビオン・ハルベンキアはその小説の主人公で、破壊することを好む戦争狂です。
彼は作中でヒロインであるオリビア・アンザークを人間以下に扱いました。
そして結局、彼はオリビアによって命を奪われてしまいます。
アレクシアはというとほとんど登場しないエキストラに過ぎません。
王とメイドの間に生まれた彼女は、皇宮に閉じ込められて一生を過ごし、終いにはハルベンキアに貢物として送られ小説が始まる前に命を落とします。
悲運な王女アレクシア・アンザーク。
しかし、今回は命を落とすわけにはいきません。
ハルベンキアで生きるために
オベロン城、国王によって送られたアレクシアは、テルビオンの前に跪いていました。
テルビオンは、国王の選択は愚かなものだったとはっきり口にするアレクシアを気に入った様子。
自分のことをどう思うか尋ねると、贈り物は1つだけもらうことにすると話してアレクシアを抱き寄せます。
結婚式は来月にしようかとの提案にも従うアレクシアの従順さに疑問を抱くテルビオン。
アレクシアは、従順であることの何が重要なのかと返すと、テルビオンの顔・能力・声の3つが気に入ったと話します。
テルビオンは、アレクシアの答えにまあいいと返すと、部屋に案内するからと手を差し伸べます。
テルビオンの手に血がついていることを指摘するアレクシアに、自分の血ではないと笑顔を見せるテルビオン。
しかし、アレクシアはテルビオンも怪我をしているとその手に自らのリボンを巻いて治療します。
テルビオンは、アレクシアは自分の予想を遥かに超えてくるが、ハルベンキアで生き残るためにはそれ以上の価値を証明してみせろと話すのでした。
アンザーク王国 国王との約束
アレクシアをハルベンキアに送ると話すアンザーク王国、国王のベルハルト・アンザーク。
アレクシアが断るとどうなるのか尋ねると、アレクシアの母には医者が必要だが、それでも断るのかと脅しをかけます。
アレクシアは、成功し暁には王女として扱うと話すベルハルトの提案を拒否すると、成功したら自分と母を王宮から出し、2度と探さないようにと要求するのでした。
アレクシアは、1人になった部屋で絶対に成功させなければと決意を固めます。
そこに、届け物を持ってアニラという少女が訪ねてきます。
アニラの顔には、アンザーク軍のせいでついたという酷い火傷の跡が。
アレクシアは、アンザーク人なんて全員いなくなればいいと取り乱すアニラに、火傷の跡に効く薬の作り方を伝えます。
過去の出来事はなかったことにはできないが、今を少しでも変えてあげたいと考えていたのでした。
カリアス・ブルーナ
アレクシアは、カリーに邸宅を案内してもらいます。
テルビオンの中心の1人で、小説ではオリビアへの謀略を図り、テルビオンによって命を奪われたカリアス・ブルーナ。
アレクシアは、テルビオンを守ろうとした彼女のことが好きでした。
アレクシアは、食堂や書斎等、次々と案内を受けていると、丁度訓練が終わった騎士たちと鉢合わせます。
アンザーク人であるアレクシアがいることに憤る騎士たち。
その中の1人であるルベンは、剣を振りかざします。
その時は、カリーによって収められましたが、アレクシアが部屋で1人になると、部屋の外からアレクシアの命を狙うルベンの声が聞こえてきます。
バルコニーの外側にぶら下がり、何とかその身を隠すアレクシア。
すんでのところでルベンに見つからずに済みましたが、手を滑らせて落ちてしまいます。
落ちた先にはテルビオンがいて助かりますが、テルビオンからは逃げるついでに部屋に侵入し復讐する気ではなかったのかと疑われます。
アレクシアは、自分が襲撃されたことを知っていて助けてくれなかったことに気づくと、テルビオンのことを責めるのでした。
あわない食事
部屋で休むアレクシアのもとに、テルビオンが呼んだ医者のハンスがやってきます。
アニラの話を持ち出すと、火傷を治す薬の話に。
ハンスは、アレクシアの話す薬材の使い方に感心すると、アンザークの他の薬材についても尋ねるのでした。
アレクシアは、ハンスが帰ると、まともな会話をしたのはいつぶりかとこぼします。
そして、侍従のジョセフが持ってきた食事を口にすると、口元を押さえて嘔吐いてしまいます。
アレクシアは、あまりにもレアなステーキに体調を悪くしていたのでした。
テルビオンは、アレクシアに出された食事に毒が入っていないことを確認すると、何も食べない理由を尋ねます。
アレクシアの話も聞かずに、自分と結婚するのが命を失うよりも嫌なのかと尋ねるテルビオン。
アレクシアは、テルビオンのことが好きだと話していたではないかと問うのでした。
冷血皇子と捨てられた王女1話〜4話の感想&次回5話の考察予想
小説の通りであれば命を落とすであろう日も遠くないアレクシア。
アレクシアが狼の書の夢を見たことでその対応も変化しているようですが…。
テルビオンはアレクシアのことを気に入っているのかいないのかよくわかりませんね。
アレクシアに害を与えようとする者には罰を与える一方で、襲撃されていても助けに入ることはなく…。
なかなかその心情が掴めません。
テルビオンもまたアレクシアを掴めなく思っていそうですが、最後の好きだという言葉にどのような反応をするのかが楽しみです!
まとめ
今回は漫画『冷血皇子と捨てられた王女』1話~4話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- いつの日からか、アレクシアの夢に自分が登場人物の1人である狼の書の話が出てくる。
- アレクシアは、国王によってハルベンキアに送られる。
- アレクシアは、自分が襲撃されていたのを知りながら助けてくれなかったテルビオンのことを責める。