
漫画「悪女のペット」76話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
悪女のペット76話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
カナクタではスルタンであるアフラ・カ・マズダーが夜遅くに臣下を集めていました。
彼が臣下を集めた理由は、使節団として派遣する者が決まったからでした。
スルタンが読み上げた5名の使節団およびその隊長は、皆の期待を裏切るものでした。
特にカリーアを隊長にするという言葉には反発が起きましたが、彼は仕事さえできればいいと取り付く島もありません。
名前を耳にしたこともないアベスターという臣下が選ばれたことに訝しがる家臣でしたが、スルタンはどこか余裕を帯びた表情を浮かべるのでした。
レベッカを思うシャシャに、複雑な思いを抱えるナスカ
一方、シャシャたちの屋敷はバタバタとしています。
ヨハネス皇子からのお茶の招待を断り切れず皇宮へ顔を出すことにしたレベッカ一行。
屋敷はその準備で大忙しなのです。
使節団を迎える準備で忙しいはずのヨハネスがなぜ、と問うナスカの顔を、シャシャは突然じっと見つめます。
フードが脱げそうだったのを直しただけだと言うシャシャですが、ナスカは突然シャシャに近くから見つめられたことで完全に調子が狂ってしまいました。
ナスカはいつも調子に乗って自分をからかうシャシャのことを好きな理由は分からなくても、気が付くと彼女に振り回されている自分を感じているのでした。
もう誰かの話を聞く捌け口のような役割はしない、とナスカに言うシャシャですが、シャシャを守ってくれるアースやレベッカの権力も、さらに大きな権力の前では意味を成さないことを、ナスカは知っています。
そして心の中ではそのことに気が付きながらも、レベッカにつらい思いをさせたくないと強気に振る舞うシャシャに、もどかしさを感じるのでした。
シャシャは皇宮へ発つレベッカを心配しながら見送ります。
その手には普段はつけない手袋がはめられています。
剣術の稽古でついた傷を隠すためだと言うレベッカにナスカはなぜ剣術を諦めないのかと問います。
レベッカは断固とした表情で、自分の心からの望みであり体を動かすことで悲しみを忘れられる剣術を諦めることはできない、と答えるのでした。
冷めた感情を抱えるレベッカとヨハネス皇子の企み
皇宮では皇帝と皇妃、ヨハネス、レベッカがお茶を嗜んでいます。
カナクタを迎える準備が進んでいると自信満々に答えたヨハネスに、喜ぶふたり。
その様子をレベッカは硬い表情で見つめます。
かたやペインは騎士になったそばから戦場に送られているというのに、ヨハネスは使節団を迎える準備をしただけでこれほど褒められているのです。
一度は冷遇したレベッカのことを、帝国一の美人だと褒めそやすヨハネスにも嫌気がさします。
今日に限ってレベッカとの仲の良さをアピールするヨハネス。
そんなヨハネスに、なんと皇帝はレベッカとヨハネスの結婚の日付を決めると言い出します。
悪女のペット76話の読んだ感想
使節団を迎える準備も整ってきたようですが、カナクタはカナクタで何かを企んでいる様子です。
これからの展開に目が離せない予感です。
さらに、シャシャの想いとは裏腹に、レベッカを苦しめるようにヨハネスとの結婚話が進んでいきます。
レベッカは剣術を続けられるのでしょうか。
次回のエピソードも楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』76話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。