
漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド 」は原作雲先生、漫画SIN先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ゴッド オブ ブラックフィールド 」69話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
金銭感覚のない恭弥は、事務所運営の全てをミシェルに任せます。
ミシェルと別れてラノックに会うためエレベーターに乗った恭弥は、危険な気配のする男と乗り合わせました。
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ゴッド オブ ブラックフィールド 69話の見どころ・考察予想
恭弥の金銭感覚
100万円もするランチを注文した恭弥。
事務所経営に関しても惜しみなくお金を出す様子にミシェルは恭弥の金銭感覚を心配します。
ドラマを制作するにしても、必ず利益が出るとは限らないのです。
ミシェルと別れてラノックに会うためにエレベーターに乗ると、見知らぬ男が後から乗ってきました。
男は恭弥の背後を取ります。
途端に戦慄が走った恭弥。
見ず知らずのその男は、これまでにたくさんの人間を消してきた気配があります。
恭弥の本能がそう告げていたのです。
ラノック暗殺隊
シャフランたちがラノックを消すために行動を監視している可能性があります。
今日このホテルで会う情報が漏れていたなら、この男はラノックを始末するために来たのではないでしょうか。
シャフランの陰には首斬り屋の存在が確認されていました。
これほどの殺気をまとった男は、首斬り屋なのではないかと予想します。
ゴッド オブ ブラックフィールド 69話のネタバレ込みあらすじ
戦場の精鋭
エレベーターに乗った恭弥は、背後に立つ男に本能で危険を感じました。
数えきれないほどの人間を消してきた者の持つ気配。
特殊な訓練を受けて戦場に立ったことのある者の放つ雰囲気は違うのです。
初めて戦場を経験した新兵は、どんなに肝の据わった者でも大きなショックを受けます。
そのストレスから、常に周りを意識して不安に襲われるようになるのです。
実践を繰り返し生き残ることでその不安を消すことが出来ます。
不安が消えた次には必要以上に神経質になる。
この段階までくれば使える兵士になれます。
上下関係を無視すれば痛い目に遭うという経験を経てやっと精鋭となるのです。
普段はどんなにバカなことをやっていても、いざ作戦が始まれば獲物を狩る猛獣となります。
この気配は隠しても本能でお互いに気づくものです。
背後にいる男も恭弥が精鋭だと言うことに気づいている可能性が高いでしょう。
今はただお互いに気づかないふりをしているだけなのです。
エレベーターを降りた恭弥は男と反対方向へ歩き出しました。
今戦っても意味はないでしょう。
まずはラノックにこのことを知らせることにしました。
内通者
人目のない階段で恭弥はラノックに電話をかけます。
特殊訓練を受けたとおもわれるアジア人がホテル内に潜入していることを伝えました。
男の目的は分かりませんが場所を移す方が安全でしょう。
何処からも漏れることの無い方法でこのホテルの予約を取ったことが知られている。
それはラノックの身近に内通者がいると言うことです。
それもごく近い位置に。
日を改めたい恭弥ですが、ラノックは強行すると言います。
恭弥が守ってくれるのだから、囮になろうと言うのです。
偽の情報を二つ流すことで内通者をあぶりだす作戦です。
恭弥はすぐに松田とコンタクトを取りました。
偽名で部屋をひとつ予約するよう指示します。
松田は快く引き受けました。
そして松田はDIファミリーの如月薫に気を付けるようにと忠告しました。
薫は有名な監督やプロデューサー、作家や大企業の幹部とホテルに来ているようです。
思いもよらない大物がバックについているかもしれません。
念のため気を付けるようにということです。
ラノックの頼み
ラノックが到着し、新たに用意した部屋へ移動しました。
ラノックの話では、北朝鮮に怪しい動きが見えると言うことでした。
中国もそれに関わっていることは明らかです。
シャフランも今回の件でヨーロッパの勢力図が変わるとまで言っていました。
話はどんどん大きくなっています。
もう、恭弥の手に負えなくなってきました。
ラノックが何かを隠しているのなら、恭弥はここで手を引きたいと言ったのです。
恭弥の申し出に、ラノック自身もここまで大事になるとは思っていなかったと話します。
恭弥にはあと2つだけ頼みを聞いて欲しいといいました。
1つは明日にでもドラマの制作発表をして欲しいということ。
そしてもう一つはシャフランに自分の行動の情報を伝えて20憶を受け取って欲しいと言うのです。
驚いて本気かと聞き返す恭弥に、ラノックは落ち着いて笑って見せたのです。
ゴッド オブ ブラックフィールド 69話の感想&次回70話の考察予想
ラノックの行動は読まれていたようですね。
身近に内通者がいるのではないかとの話ですが、それにしても落ち着いているラノック。
なにか大事なことを隠しているのではないでしょうか。
それにラノックの頼みが謎過ぎます。
なぜドラマの制作発表をするようにというのでしょう。
それも明日なんて。
直前に松田から如月薫のバックにいる大物の話が出ていました。
この人物も気になります。
まさかラノックではないと思いますが、ドラマ制作の発表となったら如月薫を主演にすることになるのではないでしょうか。
さらに自分を囮に20憶を受け取らせるなんて危険すぎます。
それなのに、終始落ち着いたラノックは余裕の笑みも見せていました。
恭弥がこの辺りでこの作戦から手を引くと言ったのは正解だと思いますね。
どうも話がおかしな方向に動き出したような気がしてなりません。
ラノックの力になろうとしている恭弥ですが、まさかの騙されている何てことにならなければいいのですが。
まとめ
今回は漫画『ゴッド オブ ブラックフィールド 』69話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
≫≫次回「ゴッド オブ ブラックフィールド 」70話はこちら
ラノックの謎の頼みと余裕の笑みは何故なのか?
そして内通者は見つかるのでしょうか。