
漫画「暴君には悪女がお似合い」は原作YU-IRAN先生、脚色NAJEON先生、作画JAGAE先生の作品です。
国王とメイドの間に生まれた王女「セシル」は離宮に閉じ込められ、政略結婚に利用されるのを待つ日々を送っていました。
そんなある日、セシルにエスティアン皇帝との結婚の話が持ち上がります。しかし、エスティアン皇帝は大陸史上最悪の暴君と恐れられる男だったのです…!
そんなところへ、まるで心の籠もっていないセリフで送り出す異母兄弟達。そんな彼らへ向けた、隠せていないセシルの中指。
自棄になったセシルは、結婚式の当日、皇帝へ無茶苦茶な注文をします。その結果セシルの首は右に飛ぶ予定でしたが、なんとか無事に結婚式を終えることができました。
そしてその夜、セシルは寝室で皇帝を待つことになりますが…。
今回は「暴君には悪女がお似合い」の4話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
暴君には悪女がお似合いの【4話】の考察予想
セシル、いきなり初夜か!?
4話にしていきなり!?という展開で前回は終わりましたね!
セシルもついに大人の階段を登ってしまうんでしょうか。
それならば、例の言葉を送らないといけません。
昨夜はおたのしみでしたね…。
教育係、死亡。しかし原因は…
皇帝の宣言通り、セシルの教育係は死亡してしまいました。
…しかし、教育係達は殺されたのではなく。
なぜか、服毒自殺だったのです。
何者かがそう仕組んだようですが、誰が、何のために…?
一体、この話の裏では何が起こっているのでしょうか…?
暴君には悪女がお似合い【4話】ネタバレあらすじ
セシルが飲んだお酒は、媚薬入りだった?
脱力感と意識の混濁で悩まされるセシルは、非常に色気がありますね。
…しかしその症状は媚薬というより、ただの毒なのではと思わなくもありません。
そんなこんなで始まった今回のお話。
ついにR-18展開か!?とご期待の皆様、ご安心ください。
というか、1~3話を読んでいる読者の方なら、この先の展開に予想がついているかもしれません。
エスティアン皇帝が寝室へ向かい、扉を開けたその先では…!
――なんと、セシルは寝落ちしています…!
流石セシル、期待を裏切らない。
どこか残念な美女としての威風をなくすことなく、見知らぬ地でも眠ることなど容易いのだと言わんばかりです…!
皇帝も半眼になって呆れているようです。
初夜のために行った訳でなくとも、初日でいきなり寝ていたらまあそうなりますよね…。
とはいえ、セシルは死ぬ前にやりたいことをやってそうなったのですから、どちらかといえば自棄になっているだけなのかもしれませんが。
そんなセシルは、夢の中で過去の離宮にいました。
どうやら、降ってきた雨を器に集めて利用するようで、雨水を集めながらメイドの一人へと怖い夢の話をします。
そうしてメイドへ夢で見た怖い皇帝の話をしていたはずが、いつの間にか目の前には件の皇帝が。
しかも、セシルを押し倒すように彼女の上にいました。
面白がる皇帝にセシルは反抗しますが、服の合間から見えるしっかりと筋肉のついた体に彼女はドキドキしてしまいます。
こんな状況なら流されるしかない!と欲望に忠実なセシル。
かなりの適応力の高さが見えます。
しかし、寸でのところでセシルは皇帝を拒絶します。
媚薬を使うなんて!と怒るセシル。
かっこいい顔と筋肉のついた体で迫ってきたら、流されたかも…!と隠しきれない本音もサラッと白状しています。
清々しいくらいに正直なセシル。
離宮であまり人と関わってこなかった故の素直さなのでしょうか。
…ところが残念なことに、セシルが飲んだものは媚薬ではありませんでした。
更に、セシルに使うためのものでもなかったようです。
早とちりした恥ずかしさで言いよどんだセシルを、皇帝は意味深に押し倒します。
セシルへと言い寄る皇帝ですが、彼女の耳元に顔を近付けると何事かを囁きました。
皇帝は一体、何をしようととしているのでしょうか。
――寝室からは、セシルの押し出されたような声が微かに漏れています。
そして、痛みに耐えるような声までも…。
その声から察するに、口に出せないような行為に及んでいるようです。
皇帝の下で、涙目になっているセシル。
皇帝も、セシルに夢中になっているようです。
その隙に何者かが寝室へと侵入を果たし、そんな無防備な二人へ短剣を持ったあるメイドが忍び寄ります…。
ですが、刺されたのはメイドの方でした。
――メイドは、なんと暗殺者だったのです。
セシルと皇帝は、情事のふりをしてただマッサージをしていただけ。
皇帝は隙だらけなわけではなく、むしろ周囲の様子もしっかり伺っていたようです。
明るくて、可愛らしかったメイドの女性。
そんな彼女が暗殺者だったことに、セシルはショックを受けます。
そして暗殺者だったメイドは死の間際に、ある言葉を残します。
彼女の口から出た名前は、意外な人物でした…。
暴君には悪女がお似合い4話の感想&次回5話の考察予想
ギャグも多く、スピード感のある面白い作品ですね。
私の文章では、このスピード感を伝えられないのが非常に惜しいです…!
ぜひこのスピード感を味わうために本編を読んで頂きたいです…!
また、シリアスになるのかと思いきや突然急カーブを描きながら方向転換していくようなタイプのギャグは、ピッコマ内では割と珍しいのではないでしょうか。
しかし、だからと言ってギャグに振った作品なのか、と思っているとなんだか不穏な様子が…?
裏では何やら陰謀が渦巻いている様子です。
どうやら狙われているのは皇帝ではない様子で…?
しかもまだ他にも刺客がいるようですから、セシルの結婚初日は非常に濃いものになりそうですね。
初日からこんなに狙われているというのは、一体どういうことなのでしょうか?
その理由の一端が次回のお話で分かるのかもしれませんが、今はまだ謎が深まるばかりです。
次回の「暴君には悪女がお似合い」も、楽しみですね。
まとめ
今回は漫画『暴君には悪女がお似合い』4話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。