外科医エリーゼ【ネタバレ129話/ピッコマ】命尽きる前に!チャイルド侯爵の想いに揺れるミハイル、そしてリンデンは?

漫画外科医エリーゼ原作yuin先生、漫画mini先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「外科医エリーゼ」129話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

リンデンの無実が証明され、後がなくなった貴族派。筆頭のアムセル・チャイルド侯爵はリンデン殺害を企てます。

ミハイルとユリエンは他の道はないかと模索しますが、アムセルはどちらかが殺るか殺られるかだと聞きません。

そのアムセルは病を抱えて・・・。

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外科医エリーゼ129話の見どころ・考察予想

アムセル・チャイルド侯爵の病状は深刻なものでした。

皇帝派と貴族派は政権争いという面と、かつて貴族派によって命を落とした皇后と皇女のリンデンの復讐があります。

 

皇帝の座を欲していないミハイルと、歩み寄る方法はないのかと思うユリエンに、アムセルはリンデンは決して貴族派を許さないだろうと言うのでした。

 

どちらかの血が流れるまで終わらないと・・・。

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外科医エリーゼ129話のネタバレ込みあらすじ

リンデンと摩擦が生じているという理由で、貴族派に寝返ったロイヤルガードのギルバード伯爵がアムセルに報告に来ました。

 

近々リンデンがロンド近郊に訪問する予定だと伝えます。

事を起こすには最適なタイミングだとギルバード・・・。

チャイルド侯爵の覚悟

ミハイルは医師にアムセルの状態を聞かされ言葉を失います。

アムセルは膵臓を患っていて、早ければ数日、長くても1週間から10日の生命だろうと宣告されました。

 

病床のアムセルは、ミハイルの落ち込んだ様子を見て、私は大丈夫だと気丈に言います。

何が大丈夫なのかとミハイルは思わず声を荒げました。

 

アムセルは、自分の命がもう長くないことは承知しています。

死ぬことは怖くはないけれど、残されるミハイルとユリエンのことを思うといたたまれないのです。

 

命が尽きる前に、必ずリンデンの首をとらなければならないとミハイルとユリエンに言い渡しました。

 

ミハイルの表情を汲み取ったアムセルが、まさかまだ・・・と口にすると、ミハイルは、この方法しかないではありませんかと苦渋の色を浮かべるのでした。

 

ミハイルは一人になるとやはり迷いが生じます。

はたして自分にできるのだろうか・・・と。

 

何とかして他の方法はないのかとぼんやり空を見つめます。

自由になりたい・・・心から願うミハイル。

 

瞼の先にはエリーゼと旅支度をして並ぶ笑顔の自分が・・・。

目の前に迫る悲劇にここを痛めるエリーゼ

その頃エリーゼは皇帝の病床にいました。

 

状態は安定しているものの、意識はまだ戻りません。

それもじきに戻るだろうと思っていました。

 

それより気になるのは政局のことです。

アムセルの病気の知らせはエリーゼにも届いていました。

 

貴族派の拘束、ロマノフ銀行の発足、戴冠式、アムセルの急病・・・前の人生と同じ道を歩んでいます。

 

じきに悲劇が起こるだろうと憂慮するエリーゼ。

自分にできることはないだろうかと考えていました。

 

大切な人が死ぬところも、それを機にリンデンが後悔によって苦しむ姿を見たくないのです。

 

そのとき、リンデンが「リゼ」と声をかけました。

考えることに夢中で、リンデンが部屋に入ってきたことに気が付かなかったのです。

 

少し散歩でもするか?とリンデンがエリーゼを誘いました。

 

雪の中並んで歩くリンデンとエリーゼ。

寒くはないかとエリーゼをリンデンが気遣います。

 

今日は天気がいいから大丈夫とエリーゼが答えると、嘘を付くな顔が赤いぞとリンデン。

寒い中連れ出してしまったことを侘びました。

 

エリーゼは本当に大丈夫です、リンデンと少し歩きたいと言いました。

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外科医エリーゼ129話の感想&次回130話の考察予想

エリーゼは前の人生で実際にその悲劇を見ているから、その結末が悲惨なことを知っています。

結果としてリンデンは貴族派を粛清しますが、そのことによってリンデンの心が壊れていってしまうのも分かっているのですね。

 

だから何とかして止めたいけれど、政局に口を出すことはできません。

それに、あなたは後悔するなんて言っても、今のリンデンの心には届かないでしょう。

 

ただ、このまま黙っていることも、エリーゼにとっては辛いですね。

政局を別にすれば、私情のもつれとも言えるのですが、根が深いからどちらにも矛先を納めろと言いにくいのも事実です。

 

実は当事者は皇帝なんですけどね!

皇帝にないがしろにされて心を病んでしまったアムセルの妹がミハイルの母親です。

そしてリンデンの母と姉を自殺に追い込んだのがチャイルド家。

 

溝ははたして埋まるのでしょうか?

それとも、やはり悲劇は来てしまうのか!?

まとめ

今回は漫画『外科医エリーゼ』129話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

国営の銀行が設立され、紙幣が金や銀に取って代わると、チャイルド家の財政には大きな痛手となります。

自らの病状も重なって、ついにリンデン暗殺を企てるチャイルド侯爵。

仕方がないと分かっていても、気が進まないミハイルとユリエン、そして何もできない自分をもどかしく思うエリーゼ。

あの悲劇は再び訪れてしまうのでしょうか!?

 

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