
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida先生、REDICE STUDIOの作品で配信されています。
今回は「エボニー」183話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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エボニー183話の注目ポイント&考察予想
「エボニーファッション」の誕生
大貴族会議の開催が公表され、首都ランセンでは大きな宴が次々と中止になっているにもかかわらず、仕立て屋が繁盛しているという興味深い状況が描かれます。
その理由は、婦人服に新しい流行が生まれたこと。
コルセットやワイヤー入りのペチコート、クリノリンドレスが人気を失い、代わりに落ち着いた色の正装が飛ぶように売れているといいます。
首元まで詰まったブラウスにロング丈のスカートというそのスタイルは、世間で「エボニーファッション」と呼ばれているのです。
シュナイダー大公の「中立」宣言が波紋を呼ぶ
今回最大の見どころは、大貴族会議の議題を巡る政治劇です。
レジナルドとシャルルが統治代理の座を争うなか、大公が誰の味方でもないと宣言したことで、会場は大混乱に陥ります。
シャルル派もレジナルド派も大公の支持を得ようと必死になるなか、大公の真意はどこにあるのか——この中立宣言が今後の政局にどう影響するのか、考察が捗る展開です。
考察:大公の狙いは第三の選択肢か
レジナルドの統治代理就任という議案が通っている一方で、大公はその結果を見越したうえで中立を貫いているように見えます。
レジナルドが味方に数えているのはカルカスの中央貴族とその分家・家臣程度であり、大公は「レジナルドは失敗する」と断言しています。
王弟シュナイダーが自ら王位に就く可能性を示唆する声も上がるなか、大公の本当の狙いはどちらの王子でもない第三の道にあるのかもしれません。
エボニー183話の一部ネタバレ込みあらすじ
婦人服の流行が変わった首都ランセン
大公がエボニーに、最近ランセンの仕立て屋が繁盛していることを語ります。
大貴族会議の公表を受けて大きな宴が次々と中止になったにもかかわらず、新しいドレスを仕立てようと客が殺到しているというのです。
従来のコルセットやクリノリンドレスに代わり、落ち着いた色合いの正装が流行しており、そのスタイルは世間で「エボニーファッション」と呼ばれていました。
エボニーは自分を真似しているわけではないと謙遜しますが、大公はみんなが素敵だと思ったからこそ真似しているのだと伝えます。
大貴族会議の議題――統治代理の座
大公は準備の必要はないと余裕を見せつつ、エボニーから議題について尋ねられます。
レジナルドとシャルルが犬のように争った結果、第二王子レジナルド・ベントゥスをシャルル・ベントゥスに代わる統治代理人とするという議案が上程されていました。
当初シャルルは戴冠まで要求していたものの、そこだけは命懸けで阻止したといいます。
統治代理という中途半端な地位は、王の半分ほどの権力しかなく、双方にとって不満の残る議題となっていました。
大公の中立宣言と回廊の混乱
大貴族会議の会場となる王城には、首都に住む気の早い貴族たちがすでに大勢集まっていました。
地方の領地を持つ者や馬車すら持てないほどの貧しい貴族まで含めれば、一カ月後には回廊が人で溢れ返るほどになると予想されます。
シャルル派の貴族が大公に近づき、手を取って支持を求めようとしますが、大公はそれを退けます。
さらにレジナルド派からも、大公の味方に引き入れようとする動きが見られました。
そのなかで大公は、自分は誰の味方でもないと明言します。
貴族たちは動揺し、国家の存亡が危うい状況で中立は無責任だと詰め寄り、王弟シュナイダーが自ら王位に就くつもりなのかと憶測が飛び交い始めます。
エボニーの毅然とした反論
貴族たちの詰問がエスカレートするなか、エボニーが毅然と声を上げます。
大公は誰の味方でもないと述べただけで手を引くとは一言も言っていないと指摘し、憶測で物を言うのは控えるべきだと主張しました。
しかしシャルル派の貴族はエボニーの名を知っており、女が口を挟むなと蔑む態度を見せます。
それに対し大公が激しい怒りを見せ、場は一瞬にして凍りつきました。
グラチア侯爵とチェンドゥーラー伯爵の登場
険悪な空気のなか、グラチア侯爵が回廊の上から一喝し、神聖な場で暴力沙汰を起こす者たちを叱責します。
さらにチェンドゥーラー伯爵が大公一行を案内するために姿を現しました。
大公は、まだ言いたいことがあるなら度胸があるならついてこいと貴族たちに告げ、エボニーらとともに堂々と回廊を歩き去ります。
その後ろを、先ほどまで食って掛かっていた貴族たちが黙ってついていく場面で、183話は幕を閉じました。
エボニー183話の感想&次回184話の考察予想
今回の183話は、ついに大貴族会議の舞台が本格的に動き始めた回でした。
政治的な駆け引きと、その渦中で堂々と立ち振る舞うキャラクターたちの魅力が存分に発揮されていたと思います。
まず冒頭の「エボニーファッション」のくだりは、思わず嬉しくなる場面でした。
エボニーの着こなしが社交界のトレンドを変えてしまうほどの影響力を持っていたとは、彼女の存在感がいかに大きくなっているかを象徴しています。
自分は真似されているわけではないと謙遜するエボニーらしさも微笑ましかったです。
そして何といっても圧巻だったのは、大公の中立宣言とそれに続く回廊での混乱です。
シャルル派もレジナルド派も大公の支持を得ようと必死になるなか、あっさりと「誰の味方でもない」と告げる大公の胆力には痺れました。
それでいて「レジナルドは失敗する」と冷静に分析しているあたり、すでに先の先まで見据えた策があるのでしょう。
エボニーが貴族たちの前で声を上げた場面も見逃せません。
大公の発言を正確に捉え、冷静に反論する姿は、もはやただの令嬢ではなく政治の場で戦える人物として成長していることを示しています。
それを蔑もうとした貴族に対する大公の怒りも、二人の信頼関係の深さを感じさせる名場面でした。
次回184話では、グラチア侯爵やチェンドゥーラー伯爵といった大公側の有力貴族たちの動きがさらに描かれるのではないでしょうか。
大公についていった貴族たちとの間でどのような交渉が行われるのか、そして大公の「中立」の真意がどこまで明かされるのか、非常に楽しみです。
まとめ
今回は漫画『エボニー』183話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- エボニーの着こなしが「エボニーファッション」として首都で流行し、婦人服のトレンドが一変しました。
- 大貴族会議の議題としてレジナルドの統治代理就任案が上程され、シャルル派との対立が激化しています。
- シュナイダー大公が誰の味方でもないと中立を宣言し、会場は大混乱。エボニーが毅然と反論する場面も見どころでした。