
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、文・絵Neida先生(REDICE STUDIO)の作品で、ピッコマで独占配信されています。
今回は「エボニー」182話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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エボニー182話の注目ポイント&考察予想
雲たちが巻き込まれた謎の組織の正体
今回、雲がある人物の紹介で新たな仕事に就いたことが明らかになります。
その就職先は「オルドー興信所」という名の組織。
ただの街の便利屋に見えるその実態は、大陸中で密かに名の知れた実体不明の情報組織であり、各国の王室が最も欲しがる存在だといいます。
ベンジャミンの優しい外見からは想像もつかない裏の顔が垣間見え、今後の物語に大きな波紋を起こしそうです。
ダムナー将軍に届いた一通の密書
後半の注目は、カルカス南端の国境地帯に駐留するダムナー将軍のもとへ鷹が飛来する場面です。
シュナイダー大公から送られたその密書は、約2年間も辺境で戦い続けてきた将軍にとって、待ち望んだ転機の知らせでした。
七年戦争以来の屈辱と悔恨を胸に耐え忍んできた将軍が、ついに動き出す瞬間が描かれます。
考察:大貴族会議は王家への反撃の狼煙か
ラストで示された首都ランセンでの大貴族会議が、今後の焦点になるのは間違いありません。
将軍が爵位を持つ騎士全員を首都へ向かわせるよう命じたことから、これは単なる会合ではなく、腐敗した王家に対する軍部の結集と見てよいでしょう。
シュナイダー大公が約束していた「逆転の好機」とは、まさにこの場のことではないでしょうか。
エボニー182話の一部ネタバレ込みあらすじ
雲の「就職」報告
雲がエボニーに、自分たちが新しい仕事に就いたことを報告します。
ある人物の家に仕えるイケメンの老紳士が突然訪ねてきて、いきなり契約書を差し出してきたのだといいます。
エボニーはその人物がベンジャミンだと気づき、驚きの表情を見せました。
オルドー興信所の恐るべき正体
雲は就職先の名前を見せながら、最初から怪しいと感じていたことを打ち明けます。
その組織「オルドー興信所」は、ただの街の便利屋などではなく、大陸で密かに名が知られている実体不明の謎の組織でした。
各国の王室が最も欲しがるほどの存在だといい、大陸一恐ろしい情報屋に捕まってしまったと嘆きます。
エボニーは、自分の家族のことを何も分かっていなかったのだと衝撃を受けている様子でした。
ベンジャミンへの信頼と不安
これからその老紳士のもとでこき使われるのだと不安を口にする雲に対し、エボニーはその人物がとても優しく怖がる必要はないと伝えます。
しかし雲は、あの優しいベンジャミンがまさか悪魔と手を組むような秘密を持っていたとは、と半信半疑の様子。
財政難を解決してくれると聞いて信じたものの、まさかこんな事態になるとは思っていなかったようです。
エボニーは落ち着いた様子で、良いところに就職できたことを喜び、給料が出たらご馳走してほしいとマイペースに応じていました。
鳥を育てる仕事
エボニーがどんな仕事をすることになったのか尋ねると、雲はとりあえず鳥を育てなければならないらしいと答えます。
アジトから変な臭いがするという話題が出るなか、雲は餌をやりに行かなければと立ち去っていきました。
カルカス南端の国境――ダムナー将軍の登場
場面はカルカス南端の国境地帯へと移ります。
偵察隊が帰還し、盗賊がマルマへ大勢で移動した形跡があるとの報告を受けたダムナー将軍が姿を見せます。
そこへ一羽の鷹が飛来します。
軍部の鷹ではないその鳥は、砂漠生まれの隼であり、将軍はすぐにシュナイダー大公が送ったものだと見抜きました。
2年の孤独と将軍の決意
鷹から手紙を受け取った将軍は、自分たちがこの国境に来てからもうすぐ2年になることを振り返ります。
首都にはもう二度と戻れないと思っていたこの2年間、誰にも顧みられない敗戦国の国境で、将軍はひたすら盗賊と戦い続けてきました。
「戦争の神」と呼ばれるバベルの女王が治める隣国との緊張関係のなか、血の気が引くような日々を送っていたのです。
国境での功績により昇進はしたものの、それも名ばかりの懐柔策に過ぎないのではないかと不安を感じていました。
シュナイダー大公との約束
将軍の回想のなかで、ある人物の姿が浮かびます。
黄金の屋敷で赤い酒に酔っている者たちの代わりに、戦場で赤い血を流してきたのは自分たちだ――将軍はそう振り返り、決して軍部を見捨てないという固い覚悟を示していました。
首都を発つ際、シュナイダー大公は将軍に対し、己の務めを果たしていれば必ず逆転の好機を作ってやると約束していたのです。
将軍はその大公を、信義をわきまえた男だと信頼していました。
首都への進軍命令
部下にノバやバベルの動向を確認した将軍は、手紙の内容を受けて即座に行動に移ります。
各部隊に早馬と鷹で伝令を送り、爵位を持つ騎士は全員首都へ向かわせるよう命じました。
大貴族会議が一カ月間、首都ランセンで行われること、馬を走らせても二十日はかかることを踏まえ、該当する者にはすぐに準備をするよう指示します。
最後に、王冠に突き立てられた剣の象徴的な場面とともに、腐った王家を裁く時が来たという将軍の強い決意が描かれ、182話は幕を閉じました。
エボニー182話の感想&次回183話の考察予想
今回の182話は、これまで水面下で動いていた物語の歯車が一気にかみ合い始めた、まさに転換点ともいえる回でした。
何といってもダムナー将軍の描写が圧巻でした。
2年間、誰にも顧みられない辺境の最前線で黙々と戦い続けてきた姿には、読んでいて胸が締めつけられるような思いがします。
七年戦争での悲惨な記憶、腐敗した司令官への怒り、戦死した部下たちの命を一つ一つ思い返しながら先王を恨んだ日々――その全てが凝縮された回想は、本当に重みのあるものでした。
一方で、前半のオルドー興信所のくだりは深刻な後半とのコントラストが絶妙でした。
ベンジャミンの優しい外見の裏に隠された組織の恐ろしさに動揺する雲と、それを知ってもマイペースにご馳走をねだるエボニーのやりとりには、思わず笑みがこぼれます。
シリアスとコミカルの緩急がとても上手い回だったと感じます。
次回183話では、いよいよ大貴族会議に向けた具体的な動きが描かれるのではないでしょうか。
ダムナー将軍率いる軍勢が首都ランセンに到着するまでの道のりや、シュナイダー大公側がどのような準備を整えているのかが気になります。
また、バベルの女王がマルマへの侵攻に主力を西へ移している今、カルカスとの不可侵条約がどこまで有効なのかも重要なポイントです。
将軍が国境を離れることで生まれる隙を、バベル側がどう利用するかにも注目したいところです。
腐敗した王家に鉄槌が下される日がいつ訪れるのか、次回が待ちきれません。
まとめ
今回は漫画『エボニー』182話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 雲たちがベンジャミンの組織「オルドー興信所」に就職させられたことが判明しました。
- カルカス南端で2年間戦い続けたダムナー将軍のもとに、シュナイダー大公から密書が届きます。
- 将軍は爵位を持つ騎士全員を首都ランセンの大貴族会議へ向かわせることを決断しました。