
漫画「決して容赦はいたしません」は原作Zeze先生、漫画Jam B先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「決して容赦はいたしません」30話-31話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
決して容赦はいたしません30話-31話の注目ポイント&考察予想
軍事会議が始まる前、2年ぶりに会ったチェラーノ卿から今回の会議で役に立つ情報を教えられました。
前世では最後まで可決されなかった案件が議題に上がっても過去を知るシエラは安心して見守ります。
しかしある人物の行動により可決されなかった案件が可決されて未来が変わりました。
次に行われる議長票決でこの案件に反対票を入れる者がいなければ輸出税緩和の案件は通過します。
議長は全員軍人出身なのでとある人物が軍事関係者であるため全員その人の顔色を伺うしかないため満場一致で可決されてしまいます。
決して容赦はいたしません30話-31話の一部ネタバレ込みあらすじ
30話
軍事会議の5つ目の案件は前回の会議で保留になった輸出税の緩和について。
発案者は政界と関わりのない産業貴族のオクシアッド伯爵です。
鉄鉱山を所有する大富豪のオクシアッド伯爵の周りに座っているのは同じ産業貴族が集まり、普段はお金に関する話題にしか興味を示しません。
オクシアッド伯爵が最近力を入れているのは輸出。
今の帝国は関税を付加することで軍事費を調節している中で関税を適正水準に緩和する案件が通過すれば膨大な軍事費が外部へ流通することになります。
軍事業の核心にいるパリエバ家はもちろん長期的に内部市場で原材料を供給することで利益を得ているブリルクセン家の立場も危うくなる案件です。
前世でも最後まで可決されなかった案件に安心していると中立派で最も影響力があるモルモンド侯爵がこの案件に賛成の意を示したことで、顔色を伺っていた他の貴族達も賛成し始め案件が可決されました。
この展開を予想していたかのようなオクシアッド伯爵の態度、間違いなく裏があると感じ…。
31話
モルモンド家は帝国の歴史と共に歩んできた由緒正しき権勢家。
歴史と権威を兼ね備えた貴族であり軍人でもあるモルモンド侯爵家は数百年に渡って司令官を輩出してきた家門でもあります。
モルモンド侯爵は骨の髄まで剛直な軍人なので賄賂よりも権力で動きます。
改正案に同意するようモルモンド侯爵に圧力をかけてきた介入者はモルモンド家よりも勢力の強い家門であることが考えられました。
候補は皇室、ホズバーン家、パリエバ家。
パリエバ家は法案に反対し、皇室はこの案件に関心を寄せていないのでモルモンド侯爵に圧力をかけたのはホズバーン家です。
可決された法案に対する議長票決が始まるとモルモンド侯爵はシエラにもう勝った気でいるのか敵対感を隠しもせずに見てきました。
懸念していた通り議長票決は次々賛成票を集めていき…。
決して容赦はいたしません30話-31話の感想&次回32話の考察予想
軍事関係はホズバーン家には無関係なのにブリルクセン家が関係してるから介入するベリエッタのストーカーぶりが本当に気持ち悪いです。
改正案が可決されたらブリルクセン家はかなり追い込まれます。
モルモンド侯爵は圧力を受けて改正案を可決しようとしているわけではなく、ブリルクセン家への私怨も含まれています。
厄介なのはモルモンド侯爵は改正案を可決することで帝国の危機が訪れることを理解してることです。
シエラでも理解してることなので数百年に渡って司令官を輩出してるモルモンド家の人間がわからないはずがありません。
改正案を可決することは帝国への反逆行為とモルモンド侯爵は理解した上で可決してます。
まとめ
今回は漫画『決して容赦はいたしません』30話-31話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 前回保留になった輸出税の緩和の改正案が議題に上がります。
- 前世で可決されなかった改正案は中立派で最も影響力があるモルモンド侯爵が賛成したことで可決しました。
- 改正案を賛成するようモルモンド侯爵に圧力をかけたのはホズバーン家。
- シエラの懸念していた通り議長票決では賛成票が集まります。