漫画「テムパル〜アイテムの力〜は原作Saenal先生、作画Team Argo先生 脚色Monohumbug先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「テムパル〜アイテムの力〜」33話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
レジェンダリーアイテムの製作が叶わなかったグリードですが、カンの勧めで競売で装備を売ることにしました。
そこで見事、高値で装備を売ることができます。
更に行政官から呼び出され、騎士のためにクオリティの高い装備を作るよう契約をします。
無茶な約束ですが、お金が入ることに気合が入るグリードです。
テムパル〜アイテムの力〜33話の見どころ・考察予想
レジェンダリーアイテムの完成!高額で売れてウキウキなグリード?
7本の剣の内残り1本でレジェンダリーアイテムを作り出すことに成功するグリード。
これで行政官との契約が果たせますね。
剣が高値で売れて借金を返済しても余裕でお釣りができるとウキウキのグリードですが、人生うまくはいかないみたいです。
実は大損していることに気付かないグリード、更に家族に危機が訪れます。
これがグリードの新たな出発のきっかけとなるのでしょうか。
テムパル〜アイテムの力〜33話のネタバレ込みあらすじ
契約成功でクエストクリア!グリードは家族の元へと帰りますが…
ステイム伯爵はここ数ヶ月、乙女を生贄にする邪教ヤタン教の神殿を攻める計画をしていました。
その理由はヤタン教が伯爵の娘アイリーンを誘拐し、その救出で家門で最強を誇るドランを失ったからです。
ウィンストーン北部で兵士たちが戦う中、血色の魔女であるユラが登場したことによって状況が変わります。
ユラは超レアのSS級クエストをクリアすることを心に誓いながら、総合ランク7位のアグナス、エピッククラスを前に自分の無力さを痛感したことを思い出しているのです。
ユラが兵士たちに何か仕掛けようとしていました。
構える兵士たちですが、ユラはもっと強くなってランク1位になると心にしながら攻撃を仕掛けます。
その頃、ウィンストーン城のアイリーンの元に倒された兵士の数が報告されていました。
千人の兵士と8人の騎士がやられたことを知ったアイリーンは、悔しさをぶつけます。
どうやら敵にかなりの実力者がいるようです。
それは噂されている「7人のしもべ」の1人かもしれません。
アイリーンはペンダントにした指輪を手に持ち、ドランのことを想います。
必ず仇を討つと誓い、討伐隊の装備強化を優先することを指示します。
その頃、グリードはノーマルですが出来の良いロングソードを作っていました。
ノーマルに納得できません。
持ち金で作れる剣は7本ですが早速1本失敗してしまっているのです。
行政官との約束を守るためには1/2の確率でエピックを出さなければいけません。
既に制作費を950ゴールド使っています。
剣を1本に20時間掛けて本気で作っているグリードの姿を見ているカンは、努力は裏切らないと笑顔で話しました。
それに少し照れるグリードです。
その後またノーマル等級を作ってしまったグリードは、運営チームへの悪口を言い散らかします。
あと5回しか作るチャンスはありません。
本当に伝説の鍛冶職人なのかと涙目なグリードです。
そして必死にハンマーを打ち付けなんとかレア等級を作りあげました。
集中するぞと思いながらも、次もノーマルを作ってしまい虚ろな表情になります。
しかし今はとにかく作るしかないと決め、1週間後にはレア1つ、エピック2つ、ノーマル3つの剣が出来上がっていました。
行政官との約束であるエピックが1つ足りないのですが、ここまで作ったグリードを労うカンです。
グリードは諦めの表情で最後の1つを製作しています。
一発でエピックが出る確率はありません。
完成間近でクエストが失敗に終わったと感じています。
作り上げたらゆっくり休むかと考えながら最後のパーツを組み立てると剣が光ったのです。
剣に雷が落ち、初めての演出にグリードは驚きます。
なんとレジェンダリー等級の無我境地の剣が完成したのです。
グリードは「唯一のレジェンダリーアイテムの製作者」の称号を手に入れました。
ポカンとしているグリードと、グリード以上に驚き口から泡を吹き白目を向いて倒れるカンです。
転職クエストをクリアするためにカンに亡くなられては困ります。
そんな時、ウィンストーン城ではアイリーンが二次討伐戦も失敗という報告を受けていました。
また7人のしもべと思われる1人にやられたようです。
何とかして倒さなければ討伐が果たせません。
どんなに時間を掛けてもドランの仇を討つと決めているアイリーンは窓の外の庭園を見つめます。
すると噴水からバシャバシャと誰かが泳いでいる様子が見えました。
それは噴水の中から1ゴールド拾い喜んでいるグリードでした。
ちょうどやって来た行政官に不審者がいることを伝えると、グリードに会ってほしいと提案されます。
場所は変わり、アイリーンに謁見するグリードです。
行政官は競売のこと、メロ商談の悪行をクリアしたグリードのことを紹介します。
噂の鍛冶職だということを知り、褒美が遅れていることを話すアイリーンです。
グリードは早く褒美を寄越せと思いながら、アイリーンに見覚えがあることに気付きました。
行政官はグリードの作ったレジェンダリーアイテム無我境地の剣をアイリーンに見せると、名剣の素晴らしさに一同驚きます。
グリードはいくらで買ってもらえるか早く話を詰めようとします。
この剣があれば7人のしもべを圧倒することができると踏み、金額はお任せで購入を決定しました。
今後もよろしくできるようお願いするアイリーンのネックレスの指輪に気付いたグリード。
見覚えがありますが気にせずアイリーンの手の甲にキスをします。
その後、グリードは行政官と2人で話をするため別室に移りました。
全身全霊を掛けて作った名品として剣を22万ゴールドで買い取ることを伝える行政官です。
グリードは22ゴールドなんて安すぎると思いながら表情が固まります。
22万ゴールドです。
22ゴールドではありません。
返事をしないグリードに行政官は焦ります。
現金だと2千640万円に値します。
借金返済後も2千540万円残ることに泣き震え喜ぶグリードでした。
一瞬、取引サイトに上げることも考えましたがステータスが高すぎて扱える人がいないことを考え、行政官の提示する金額を受けることにしました。
これで高級車やブランド服を買って同窓会に行けます。
そして初恋の有紗に再度告白することを夢見て人生の春を感じているグリードです。
行政官からは誠意として、貴重な鉱石・青いオリハルコンが送られました。
クエストが完了し、「ウィンストーンの貴人」の地位を手に入れます。
ウィンストーンの領地では税金が免除される上に商品価値が認められるという領主認定された証の地位です。
大儲けで最高気分でログアウトするグリードは両親に報告するために急いで家へ向かいます。
グリードである長嶺巧、この時点で実は大損失を出していることを知りません。
今は無我境地の剣を使えるユーザーがいないのですが、数ヶ月する上級ソードマスタリー習得ユーザーが多く登場する予定なのです。
アイテムの供給量を考えると、その頃にはレジェンダリーアイテムの価値は数億にもなります。
それに気付かず心軽やかに帰宅する巧。
巧は家族に報告しようとしますが、両親は俯き暗い雰囲気でいます。
なんと、父が借金の保証人で8千万円を返済しないといけないというのです。
テムパル〜アイテムの力〜33話の感想&次回34話の考察予想
やっとレジェンダリーアイテムを製作することができました!
剣が高値で売れたし、免税の地位も手に入れたし順風満帆♪
運が良いですね。
と思いきや実はもっと高値で売れたなんてショックですね。
更に家族のとんでもない額の借金まで発覚し、喜びも一瞬じゃないですか。
この事実を知ったときグリードはどうするのでしょう。
次回、打開策に期待です!
まとめ
今回は漫画『テムパル〜アイテムの力〜』33話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
『テムパル〜アイテムの力〜』はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、ピッコマで人気が出れば電子書籍化されるので、読めるように応援しましょう!