怪物公爵と契約公女ネタバレ38話(ピッコマ)&感想!スペラード侯爵を追い詰める証人とは!?スペラード侯爵の性分が明らかに!

漫画「怪物公爵と契約公女」は原作MinJakk先生、漫画Liaran先生の作品です。

今回は「怪物公爵と契約公女」の38話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。

 

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怪物公爵と契約公女の【38話】の考察予想

ゴジさん
怪物公爵と契約公女【38話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。

 

幸せになるために12歳の少女が精一杯生き抜いていくお話です。

ある日、一人の少女が橋の上を引きずられ、その先の建物へと押し込められてしまいました。

両親や姉に必死で助けを乞いますが、彼らは冷めた視線を向け、父に至っては早く火をつけろと怒鳴り絶望的な状況の中、無慈悲にも建物に火をつけられてしまいます。

死の恐怖を覚えた少女はしかし、闇の中から沢山の子供の恨みの声や助けを求める声に気づいて更に恐怖をあおられますが、その闇の声の主が少女を生かそうと無理やり建物の外へと放り出したのでした。

 

その少女は、スペラード侯爵家の次女であるレスリー・スペラード。

火傷と傷を簡単に治療されて目が覚めたレスリーは、自分の傍に建物の中で感じた闇がいることに気づきます。

そして、屋敷内を歩くうちに、自分が生贄として生まれてきたこと、失敗しても姉のエリーの侍女として教育されていくことを知り、家族としての愛は得られることはないと、絶望を覚えたのでした。

 

レスリーは生贄にされた経緯を調べました。

このスペラード侯爵家は闇の力を持つ家として今の地位を得ていましたが、実は遠い昔より闇の力を持つ子どもが生まれる確率が減っており、衰退の一途を辿っているのです。

その危機を補うため、1000年も続く儀式が受け継がれていたのです。

それが、長子が金髪、次子が銀髪の時に生贄にすると長子に闇の力が宿る、という恐ろしいものでした。

改めて自分がここにいても幸せになれるわけがないと悟ったレスリーは、「全ての子供は親の保護下で育つ」という国の法律を破らずに家を出る方法を考えました。

 

このルーカディウス帝国には、皇室よりも先に存在していた、最強と言われる怪物一家、サルバトール公爵家が存在しています。

彼らならば、条件次第では養女にしてくれるかもしれないと、身一つでサルバトール公爵に交渉をしに向かいました。

サルバトール公爵は、レスリーの令嬢にしては粗末な服にボロボロの小さな体、そして恨みと怒りを秘めた瞳を見て、そして彼女が得た闇の力を体感し、養女にするという契約を結んだのでした。

 

養女にする手続きなどのため、一度自宅に戻ったレスリーですが、当然家族の愛などは得られません。

更に後日、レスリーに闇の力が宿ったことに気づいたスペラード侯爵はレスリーの力の確認と共に死亡しても構わないとレスリーを馬車に閉じ込め火をつけたのです。

 

儀式の時より火を怖がるようになってしまったレスリーはパニックを起こして助けを求た時、偶然通りかかったサルバトール公爵の長男、ベスランと彼が率いるリンツェ騎士団の人たちが救出し無事にサルバトール公爵家で保護されることになりました。

その間、傷を癒して貰い、沢山の愛情を貰い、令嬢としての作法や勉強を教えて貰えているレスリーですが、彼女は今のままでは結局スペラードの名を捨てられておらず、更にスペラード侯爵への不安も募り、眠れない日々を過ごしていました。

 

そのスペラード侯爵は、娘が誘拐されたとうそぶき、サルバトール公爵家に乗り込みますが、当然返り討ちに合います。

あのサルバトール公爵家に乗り込んだと貴族たちの間で白い目で見られるようになり、彼は誘拐された、軟禁されていると憐れな父を演じて、自分に傷を負わせたサルバトール公爵家に打撃を与えたいと、貴族裁判を起こすことを願い始めたのです。

 

スペラード侯爵はマディア太后に裁判の開廷を願い、そして娘のエリーには婚約者であるアーレンド王子に頼むように指示をします。

仕方なく元々サルバトール公爵と交流のあった皇帝陛下は直接本人に状況と裁判の意志を確認しました。

そこで、虐待や殺害未遂の事実を知り、サルバトール公爵の裁判開廷を了承する意見を尊重し、貴族裁判を起こす決断をしたのでした。

 

裁判当日、サルバトール公爵とスペラード侯爵は互いに神と家紋に誓って嘘の発言をしないと宣言し、貴族裁判が開廷されました。

早速開廷を申請したスペラード侯爵から発言を許されたのですが、予想通り、嘘の発言と偽造ばかり。

しかも、馬車の火事はサルバトール公爵が仕組んだ罠であり、自分たちはレスリーを盾に脅されていた、また、レスリーは魔法師である次男のルーエンティの魔法で洗脳されている、というストーリーを作り上げていたのです。

 

彼の発する言葉は魔法使いの館を敵に回すような発言であり、更に祝福の名というミドルネームをレスリーに与えなかったことを問われると自分の妻の流産さえもでっち上げたのでした。

魔法師たちを敵に回し、妻を傷つけても勝訴にこだわるスペラード侯爵は、最後の手を出します。

 

レスリーに魔法を使われているという証拠に魔法を使われていたら神力を弾くと言い、高位司祭を呼び何か細工を施しレスリーが神力を弾くようにし、無理やりそれを証拠にして結論を求めますが、当然サルバトール公爵家の意見も聞いていないと皇帝に跳ねのけられ、裁判は一時休廷となったのでした。

 

混乱するレスリーを慰め力づけてくれたのは、ルーエンティの友人であり、神学の講師でもあるコンラッド卿でした。

あなたを守る、という優しく力強い言葉に送り出され、レスリーは再び裁判の場へと戻るのでした。

 

サルバトール公爵家の発言はルーエンティが立ちました。

そこで、馬車の火事の映像を見せ、更にスペラード侯爵に利用され捨てられた使用人とレスリーを救助した騎士団の騎士から証言をしてもらい、事実とスペラード侯爵の証言の齟齬を一つずつ明かしていくのでした。

虐待に殺害未遂に、更には妻のプライドまで平気でへし折るスペラード侯爵。

これから裁判は彼の嘘を暴き、悪事も暴かれていくのでしょう。

レスリーに何かをした司祭も気になるところですが、無事に裁判に勝ってスぺラードの姓から逃れられるように願うばかりです。

早くレスリーが幸せになれますように!

次回もまだまだ裁判中!今後も楽しみです!

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怪物公爵と契約公女【38話】最新話ネタバレあらすじ

ルーエンティが選んだ重要な証人とは!?

ルーエンティが火事の現場の映像を映し出した魔法具である映像石を偽造と意見をするスペラード侯爵。

魔法使いの館はすでにルーエンティの手中に落ちていると更に罵る侯爵に、しかし、ルーエンティは涼しい顔で言い返します。

 

この映像石は神殿と開発したと証言したはずであり、この発言は神殿を疑うことになる、という言葉に流石にスペラード侯爵は言葉を詰まらせます。更に、魔法使いの館がルーエンティの手中に落ちたという発言も10人以上の魔法使いを前に同じことが言えるか、と問います。

 

ざわめく会場を、ルーエンティは手を叩き、注目を得ます。

 

本題である、なぜ、スペラード侯爵は娘であるレスリーの乗る馬車に火をつけたかのかを説明し始めます。

それは、スペラード侯爵の生まれ持った性分であり、人に暴力を振るうことで怒りを静める人間がおり、自分の家族をも地下倉庫に閉じ込め自分の娘の馬車に火をつける人間が存在するのだと。

 

虚言だと言い張るスペラード侯爵に、ルーエンティは一人の証言者を呼び込みました。

それは、まるで貴族には見えない風体の男性、先代侯爵の三男、テロン・スぺラードでした。

 

死んだはずの男の登場に流石にスペラード侯爵も動揺し、彼が誰かと問う妻にまで怒鳴り突き飛ばすという愚行を晒してしまいます。

一気にルーエンティの言葉に信ぴょう性を持つ人々の前で泣き崩れるスペラード侯爵夫人を退室させ、証言は続けられます。

 

兄であるスペラード侯爵は、暴力を振るうことに快楽を感じる性分であり、今も体にはその時の傷が残っていること。

少しのミスで食事も水も与えられずに屋根裏部屋に閉じ込められ、それは父も同様だったこと。

 

そして、ある日、理由は分からないが起きたら兄とテロンは、窓もドアも塞がれた馬車に乗せられ数日走り続け、事故に合い、テロン以外の人間は即死でした。テロンも重症を負い、今の妻に助けられ現在は西部の炭鉱地で働いている、と証言したのです。

 

炭鉱地も辛い仕事だけれど、嘗ての屋敷にいる時よりは遥かにマシで、首都に来ることに抵抗もあったけれど、姪も同じ目に合ってると聞いて勇気を出して証言に立つことを決めたと涙を流しました。

兄から逃げ出した姪の未来を救って欲しい、と告げたテロンは自分の名を呼ぶスペラード侯爵に会釈をして去っていきました。

更に何かを言おうとした侯爵の耳にも、会場の貴族たちの彼を侮蔑し非難する声が届き口を噤みました。

 

しかし、スペラード侯爵にはまだ、追及する最後の手が残っていました。それは、レスリーにかけられた神力を弾くという原因不明の出来事。流石にルーエンティもその原因が分からず、言葉を詰まらせたのでした。

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怪物公爵と契約公女38話の感想&次回39話の考察予想

親子で暴力で快楽を得られたスペラード侯爵家の実態が露に!

三兄弟の中で有能な現スペラード侯爵以外の兄弟を馬車の事故で亡くそうとしたスペラード侯爵の父もまた最悪な人間だと判明した三男の証言によって、どんどんスペラード侯爵の実態が明らかになっていきましたね。

しかも、彼の証言はレスリーが叫んだ言葉と同じもの。

貴族裁判で名誉を取り戻してサルバトール公爵家に一泡吹かせてやろうと思っていたスペラード侯爵。

しかし、自分の残虐な部分が露呈して、色々敵に回して、裁判がどんな結果になっても社交界ではもう駄目ですよね。

 

最後の一手、レスリーの神力弾く件も、きっと何とか解決するんだろうな、と期待しています!

そろそろ裁判もクライマックスですね。

 

そろそろレスリーの笑顔が見たいところです!

続きがとっても楽しみです!

まとめ

今回は漫画『怪物公爵と契約公女』38話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

≫≫怪物公爵と契約公女の39話のネタバレはこちら

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