
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品です。
エイリックのカバンを持ってハンターギルドへ現れたアーティス。その中にはすべての素材を売っても足りないくらいのエクスが入っていました。そしてアーティスはもう1つ、エイリックから預かっていたものをバークマンへ手渡します。
それはパーティーのエンブレムでした。
エンブレムを返すことはパーティーを抜けるという意思の表れ。
バークマンはエイリックと無理に話をすることはせず、ただ「いつでも大歓迎だ」とアーティスに伝言を頼むだけでした。
実はエイリックは異端審問官と話しているときに、グレイトアースの紋章を見せられ脅されていたのです。
誰も巻き込まないためにとパーティーを抜ける決意をしたエイリックは、1人で薄暗い道を歩いていた時に苛立ちから荷車を破壊してしまいます。
運が悪いことにガラの悪い3人組にバッチリと現場を目撃され、どこか知らない場所へ連れていかれてしまいました。
そして目が覚めた時には、3人組の親玉と思わしき人物に睨みつけられ、言い争いが始まります。
エイリックを殴って怪我をする親玉。騒ぎになるのは嫌だと葛藤するエイリック。
そんな時、集団の後ろから岩山の事を知っている謎のおじいさんが現れ、13話は終わりました。
今回は「異世界剣王生存記」の14話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
異世界剣王生存記の【14話】の考察予想
岩山の事を知っているおじいさんは何者なのでしょうか?
沢山の悪そうな人たちに囲まれていたので、裏社会のボスみたいな存在だったら面白そうですよね!
エイリックは行く当てもなくなってしまったし、このまま謎のおじいさんのお世話になると思うのですが、どんな仕事をさせられてしまうのでしょうか。
変な仕事をさせられて異端審問官に目を付けられなければいいのですが…。
それにしても絶対的に怪しいエイリックを受け入れてくれた謎のおじいさんは懐が深いですね!
これからエイリックの周りはどういう風な展開になっていくのか、とても楽しみです!
異世界剣王生存記【14話】ネタバレあらすじ
今回の14話は、岩山の事を知っているおじいさんが現れて、付いていくことになってから6か月後から始まります。
場面は「オンプロスシティ」城壁東側の住宅街にある、とあるボロボロな家。
そこでは悪人面の集団が金目の物や食器、家具も全部家から運び出していました。
そこに住んでいた奥さんと子供が泣きながら「なんてことを!」と言いますが、悪人面の男は「旦那から聞いとらんのか?今日でおしまいって言ったはず…」と言葉を続けます。
そこに待てー!と剣を持った旦那が合流!
家族を守るために悪人面の集団に対して剣をふるいます。
「家族に触れたらただじゃおかない」と強気な姿勢を見せる旦那ですが、悪人面の男が「ハンマー!出番やで!」と言った瞬間、巨大なハンマーを手に持ったガタイのいい男が現れたのです。
そのハンマーを持った男の正体は以前より雰囲気の変わってしまったエイリックでした。
旦那はエイリックに向かって剣を向けますが、エイリックの鍛えた体は剣が刺さりもしないほど。
驚きで固まっている旦那をよそに、エイリックは家族の家を一振りで破壊してしまったのです。
そして呆然と立ち尽くす家族の前にあったものは、以前よりうんと広くなり、綺麗になった自宅でした。
実は悪人面の集団は、『オンプロス建設協会』に所属している男たちで、その協会では都市の城壁補修と同時に老朽化した住宅を撤去して丈夫な家を提供しているところだったのです。
さらに材料は貴族が城を立てるときに使用する最新の素材で、モンスターや外敵からの侵入も防げる優れもの。
それだけではなく市民避難例が発令されたときには兵士の使用を許可してくれれば無条件で住居権が得られ、住んでいる間は城壁管理費としての支援金も受け取れるという、まさに至れり尽くせり!
協会の男は旦那に、「以前も説明したのですが…」と言いますが、その時旦那は酔っていたようで話を覚えていなかったのでした。
エイリックに剣まで突き刺してどうお詫びすればよいか…と話す旦那を置いて、エイリックは自分の仕事は終わったんじゃないのかと悪人面の男に言います。
旦那は食事でもどうかと誘いますが、エイリックはそっけなく仕事の報告に行くと立ち去ろうとします。
そんなエイリックに対して協会の男は、「おかしい奴やな」と言いますが、その言葉にエイリックは過剰に反応してしまいます。
子供が笑っている声や、男が話している声、旦那が話している声にすらも過剰に反応してしまい、遊んでいた子供がエイリックに抱き着いた時…。
エイリックの中で「おかしな兄ちゃん」と無邪気に話す子供と、異端審問官が重なってしまい子供を殴りつけようとしてしまうのでした。
恐怖で固まる母親はすみませんと謝る事しか出来ず、エイリックは手をあげようとした自分に驚きを隠せません。
無言で家から出ていくエイリックに旦那は、やはり怒っているようですねと言いますが、それが原因ではないと話し出す協会の男。
エイリックは協会に入ってからたった半年という期間で、1件当たり中級ハンター以上の600エクスを貰って生活していると話します。
エイリックさえいれば1か月かかる仕事も1日で終わり、建設業界でも名も知れているのですが、誰一人エイリックとまともに会話した人はいないようでした。
場面は変わって謎のおじいさんの部屋。
エイリックが仕事の話をするためおじいさんの部屋を訪ねます。
そして「ここにはあんな様式の建物なんてないはず」とおじいさんに問い詰めますが、当然のようにそうだなと返事を返しました。
さっきの家族の為に立てた家は、明らかに異世界のもの。
それに気付いたエイリックはおじいさんを問い詰めていたのです。
「だからお前に投資したんやないか!」と話し出すおじいさん。
その言葉にエイリックは「ふざけるな!」とおじいさんを怒鳴りつけます。
岩山の話をしたときからずっとおじいさんの言うとおりにしてきたエイリックですが、いったい俺に何を求めてるんだとおじいさんに怒鳴りました。
1人で勝手に暴れるエイリックにあきれた様子のおじいさん。
40年前までは自分たちも異世界人も普通に暮らしていたと話し出しました。
エイリックが異世界人だと気付いていたおじいさん。
なおも話は続き、今はまともに寝れないしご飯も落ち着いて食べれない上に、下手な事は話せなくなった理由がわかるかとエイリックに問います。
エイリックは自分が異世界人だからと回答しますが、おじいさんはそれを否定し、周りの人間のように暮らしてないからそうなるんだと答えを言いました。
「異世界人がこの世界に来て40年経った今でも、ハンターより他の職業で働いている人間の方がはるかに多い。
喧嘩もせず大人しく暮らしていけば誰も怪しまない、この仕事が終わればハンターとは関わるな」とおじいさんはエイリックに告げ、次の仕事の依頼を渡しました。
エイリックが確認すると、それはハンターの依頼。
エイリックにとっては何の役にも立たない依頼だと話し出したとき、誰かが扉をノックしました。
おじいさんは、依頼してきた彼はエイリックが絶対に承諾すると言っていたと言い、ノックをした本人を部屋に招きます。
その人物を見てエイリックは驚きで目が点になったところで14話は終わりました。
異世界剣王生存記14話の感想&次回15話の考察予想
今回は冒頭から怪しい雰囲気が出すぎていたので冷や冷やしました!
やっぱり怪しい集団に巻き込まれてしまったのかと思いきや、しているお仕事はとても立派。
1か月かかる仕事がエイリックにかかれば1日で終わるなんて流石ですよね。
ところでエイリックは不思議なくらいに纏っている雰囲気が変わってしまっています。
やっぱり異端審問官に脅されたことが原因なのでしょうか?
おかしいと言われたことに対して過剰に反応しているので、それが原因で揉め事を起こさなければいいのですが。
次の依頼人もこれから登場すると思うので、揉め事にならないよう祈るばかりです!
それにしてもエイリックが絶対に依頼を受ける人と言うのはいったい誰なのでしょうか。
今までの登場人物から考えると限られてくると思いますが、いったい次の話で誰が登場するのかが楽しみです!
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』14話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。