
漫画「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」は原作Kin先生、漫画Juniljus先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」12話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
11話では、カシスはロクサナが貰ってきた花から、毒の匂いがすることに気が付いていました。
そして、ロクサナから毒の匂いがすることにも…。
ロクサナはラントとの会話で、死んだ兄アシルのことについて屈辱的なことを言われます。
しかし心を殺してロクサナは終始ラントの話に合わせるのでした。
それから西の境界付近に派遣していた毒蝶が帰ると、ロクサナはデオンがカシスを捜索していたペデリアン一族を一掃したことを知ります。
そしてそのデオンがもうじき帰ってくることに焦るのでした…。
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ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~12話の見どころ・考察予想
デオンとはどういった人物なのでしょうか…?
ラントに誰よりも期待され、マリアにも好かれ、月間評価で毎回1位を取っているいわば真のアグリチェ…。
そんなデオンが帰ってくることに、ロクサナは気を張っているような感じがします。
シャーロットとは仲が悪く、ジェレミーとは仲が良かったロクサナ。
デオンとはどうなのでしょうか?
ロクサナはデオンをあまり好いてはいないようですが…。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~12話のネタバレ込みあらすじ
ロクサナがいつものように毒蝶の温室から屋敷に帰ろうとすると、雨が降り出しました。
デオンとロクサナ
引き返して自分の部屋に戻ろうとしたとき、背後に気配が…。
ロクサナが振り向くと、そこには派遣から帰ってきたデオンが居ました。
デオンはロクサナの左腕の傷を見て、これはどうしたのだと聞きました。
ロクサナは毒蝶に自分の血を与えるため、定期的に自分の腕を刃物で傷つけていました。
ついさっき帰ってきたというデオンは、ロクサナの腕を強く握りしめ、まだ孵化していない卵がひとつあると聞いたと言います。
そして、カシス・ペデリアンがロクサナのオモチャになったことも…。
ロクサナは、戻ってきたばかりなのにそんなに知っているなんて、それだけ自分のオモチャが有名ということかしらとデオンに言います。
しかしデオンは、自分はロクサナに興味があるだけだと言いました。
ロクサナはくだらないと笑って、そのままデオンを置いて歩き出しました。
カシスのいる部屋では、鎖につながれたままカシスが片手で腕立てをしていました。
身体もだいぶ回復してきたようで、この家から脱出できるのもそう遠くはなさそうです。
ロクサナはデオンが何を考えているのか分からず混乱していました。
常に冷めたような態度で、人情味を感じたことのないデオン…そんな人間の心を動かせるものなどあるのか…。
外からもう音がしないことに、デオンはもういないのか、それとも息をひそめて自分が出てくるのを待っているのか…。
カシスが警戒心を緩めてきた理由
ロクサナが考えていると首の鎖ぎりぎりまでロクサナに近づいたカシスが、手を伸ばしながら名前を呼びました。
その時初めてロクサナは自分の部屋ではなく、カシスの部屋に来ていたことに気が付きました。
カシスは先ほどデオンが強く握ったせいで傷口が開いた左腕を見て、止血をしろと言いました。
ロクサナは自分の部屋に戻ろうかと考えます。
しかし、扉を開けてまでそこにデオンが居たら…そう考えてやはりまだ出ていきたくないと思いました。
カシスはロクサナにベットに座って拭くように言いました。
ロクサナがカシスの横に座ると、カシスがジーッと見てきます。
ロクサナがキョトンとしていると、カシスはこれを着ていろと服を渡しました。
雨でロクサナの服が透けていたからです。
ロクサナは少し透けているだけなのに、耳を赤くしているカシスを見て、照れてかわいいと思うのでした。
カシスは自分が包帯をまいてやると言い、ロクサナの腕をつかみます。
そしてロクサナの傷を見て、これは刃物で切った傷跡だろうと言いました。
ロクサナは最近のカシスがどんどん優しくなっていることに疑問を感じていました。
カシスの自分への警戒心が和らいだ理由は何なのか…。
カシスはかなり家族思いで、その中でも特に妹のシルビアとの仲の良さは小説を読んでいても格別でした。
きっとカシスの心を動かす要因は、ロクサナも誰かの妹だという事…。
ロクサナは確信しました。
そして、カシスを見ていると兄を思い出すとカシスに言いました。
そう言った時のカシスの反応を見て、ロクサナはこの弱点を今後利用していくことを決めたのでした。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~12話の感想&次回13話の考察予想
ロクサナはデオンとはかかわりたくない様子…。
しかしデオンの方は、ロクサナともっと話したいように見えました。
興味があるというのはどういう意味なのでしょう…?
頭のいいデオンですから、ロクサナがアシルが死んでから変わったことや新しいオモチャを持ったことに対してそう言っている可能性もあります。
いつも気丈に振舞っているロクサナが間違えてカシスの部屋に来てしまうほど、デオンに嫌悪感を抱いているのがわかります。
また、部屋から出てまだデオンがいたら…と考えまだ出たくないと思ったのは…ロクサナはデオンが怖いのでしょうか…。
カシスの部屋に来たロクサナに、ぎりぎりまで近づいて手を伸ばしたカシス。
そのシーンはとても感動しました。
初めは何を企んでいるんだとロクサナを信用しようとしていませんでしたが、今はかなり気を許しているように見えます。
それはやはり、自分にも妹がいて、ロクサナにも死んだ兄がいたということが大きいのでしょう。
カシスの部屋にはロクサナしか入らないようですが、デオンがもし入れたとしたら…。
傷もなく体力の回復したカシスを見て、デオンは何をするのでしょうか…。
そうなる前に早く、脱出をしてほしいです。
まとめ
今回は漫画『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
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