
漫画「その悪女に気をつけてください」は原作Soda Ice先生、作画Blue Canna先生、脚色Berry先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「その悪女に気をつけてください」40話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
初めてゲームに挑戦したイアンですが、さすが主人公だけあってすぐに高得点をたたき出しました。
しかしメリッサはそれをはるかに上回っていて、すべてのゲームで圧勝したのです。
その悪女に気をつけてください40話の見どころ・考察予想
メリッサの圧勝
すぐにゲームのコツをつかんだイアンはもぐらたたきで新記録を出しました。
しかし達人の域にたっしているメリッサは、イアンの得点を遥かに上回る記録を出したのです。
何をしてもメリッサの圧勝で、ゲーム対決はメリッサの勝利で終わりました。
景品もたくさんゲットして、ナインとユーリが腕に抱えるほどです。
もう一つの景品
このお祭りのもう一つの景品、多くのゲームで新記録を出したものが貰える商品を受け取りに行ったメリッサ。
主催者側がメリッサの記録に慌てたのは、まさかそんな記録が出るとは思っていなかったのでしょう。
1位の景品「紅真珠の指輪」をゲットしたいところですが、受付係の男の様子から景品は用意されていないのではないかと予想します。
ここでメリッサが手に入れる商品によってまたなにか物語が動くのではないでしょうか。
その悪女に気をつけてください40話のネタバレ込みあらすじ
ティアラの使い道
多くの新記録をだしたメリッサはスタンプカードを受付の男に差し出しました。
1等賞はお祭りには出てくるはずのない、とても高価な魔法アイテムでした。
小説で知っているメリッサはその指輪を狙っています。
お祭り委員会はまさかそんな記録を出す人がいるわけがないと踏んで「紅真珠の指輪」を掲げていたのでしょう。
もしかしたら用意もされていないかもしれません。
すぐには信じない受付の男は関係者に確認に行きました。
確かにメリッサ一人で全部取ったと言う話に動揺する男。
メリッサのプレッシャーに、指輪の在庫が見つからないと言い訳を始めます。
小説でもイアンに同じ言い訳をしていましたが、メリッサが脅しの微笑みを見せると慌てて代わりの物を差し出しました。
男が差し出したのはティアラです。
メリッサが小説で読んだときはネックレスでした。
本来は花火を見ながらイアンがネックレスをユーリに渡して告白するという流れ。
それがメリッサが割り込んだせいでここでも小説のストーリーが変わってしまったのでしょうか。
差し出されたティアラは安っぽいものでした。
この世界ではお姫様も中身のない空っぽな存在とされているから、このティアラが象徴のようで複雑な気分です。
このティアラをどうするか考えていたメリッサは、ふとイアンの頭に乗せました。
イアンの気持ち
このなかで一番お姫様の存在に近いのはイアンだからと。
すると放心していたイアンは突然真っ赤になって泣き出しました。
まさか泣き出すとは思っていなかった一同は驚きます。
それは一等賞だからと取り繕うメリッサですが、イアンは泣き止みません。
皇太子なのにお姫様のティアラをかぶせたから気分を悪くしたのでしょうか。
イアンはメリッサに、どうしてそんなに私を嫌うのかと聞きました。
こんなに侮辱を浴びせるほどに嫌う理由がイアンにはわからないのです。
これまでなにを言っても自分を愛しているのだろうという発想をしていたイアンが、嫌われていることに気づいたのでしょうか。
イアンはメリッサが婚約の破談を持ち掛けたのもイアンの気を惹くためだと思っていたのです。
メリッサはあきれてものも言えません。
はたから見れば罪のないイアンをメリッサがイジメているように見えるではありませんか。
ようやく妄想から脱したと思ったら、今度は被害者ヅラで頭にくるメリッサです。
皇帝になる男
メリッサはイアンにいい質問だと言いました。
メリッサがイアンを嫌う理由、それは良心のかけらもないところだと答えました。
破談も成立していないのに他の女性、しかも嫌がる相手にアタックするところ。
浮気を隠す気すらない、人の心を持っていないところだと。
本当にユーリに思いを寄せているならまず先にメリッサとの婚約を破談にするべきです。
イアンは男が浮気をするのは当たり前で、愛と政治を両立する義務があるのだと言い訳しました。
ユーリが軽蔑のまなざしで見ています。
イアンがメリッサとの破談を拒む理由は、やはりポジェブラト家の力が必要だったからなのでしょう。
メリッサがイアンを嫌うもう一つの理由、それは行動と考え方があさましいからだと言い切りました。
同じ人間である女性に対して、人を物のように扱っておきながら皇太子だからと許されると思うなと。
この男は今、メリッサのいる国の皇帝になる男です。
この物語が終わってからも続くここでの生活のためにも、慎重に考えるべきことなのです。
その悪女に気をつけてください40話の感想&次回41話の考察予想
メリッサが積極的にかかわり始めてから、この世界でのストーリーが少しずつ動き始めていました。
ここでも景品が変わっていましたね。
メリッサは自分が確かに存在するこの世界が、自分を含んだまま続いていくことに気づいたようです。
小説はそのストーリーが終わればおしまいです。
しかし今ここにこの生活がある以上、この世界は終わらないのです。
このポンコツ皇太子が皇帝になってしまったら…と考えると、メリッサでなくても不安になりますね。
ここでつき離してしまうのは簡単でしょう。
でもこの世界で生きていく覚悟を決めたのなら、もしかしたらメリッサのイアンに対する対応が変わってくるのではないでしょうか。
まだまだ40話。
この先の展開が早く知りたいです。
まとめ
今回は漫画『その悪女に気をつけてください』40話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
突然泣き出したイアン。
メリッサの説明はイアンに通じるのでしょうか。