
漫画「悪役なのに愛されすぎています」は原作RYU HEON先生、漫画Chira先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪役なのに愛されすぎています」73話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪役なのに愛されすぎています73話の注目ポイント&考察予想
一喜一憂
クロードは皇宮の書庫で、オーガストを探す手がかりを探していました。
メロディは彼が自分の話を信じてくれていることを嬉しく思います。
ただ、試験を終えて帰る時にはそれほど上手くいかなかったことを思い落ち込んでしまいました。
そんなメロディに、クロードがそれぞれの問題の意図を推測して説明します。
悪役なのに愛されすぎています73話の一部ネタバレ込みあらすじ
オーガストの捜索
哀れな男主人公オーガストは、ロレッタに救われるまでずっと皇宮の隅でたった一人で生きてきました。
皇帝がオーガストを見つける時期が分からず、皇帝よりも先に見つけなければとメロディは心配します。
存在を隠されている人物を探し当てるのは難しい上、自分たちのせいで彼の存在がバレないように注意しなければいけません。
それでもクロードは妹を救ってくれる唯一の存在なので必ず見つけ出すと約束しました。
メロディは彼が自分の話を信じていることから、信用されているのだと実感し、嬉しく思います。
クロードはメロディが自分の顔を見つめていたことをからかい、メロディは赤面して否定しながら今調べていたことを尋ねました。
クロードは笑いながら、サミュエルと恋に落ちたメイドだと答えます。
しかし彼女は出産後、皇帝から逃れるために自分だけ隠れたため、現地に派遣されたメイドとしかメロディも知りません。
彼女がいたら確かにオーガストを見つけるのにも役立ちそうですが、皇帝を恐れて夫と子供を捨てて逃げた人なので、父子を傷つけることを懸念してメロディは表情を曇らせます。
クロードはメロディの表情を見て、自分には優しさが足りないのだと謝りました。
大切な人以外は傷ついても構わないのですが、それがメロディを困らせていると気付いたのです。
メロディは否定して、クロードのやり方が間違っているわけではないのでそんなことを言わないでほしいと真剣に答えます。
クロードは嬉しそうに微笑み、お礼を伝えました。
試験の意図
試験を終えたメロディは、試験官から冬になる前に試験結果を通知するので、それまで問題を起こさないよう忠告されていました。
優秀な人材を逃したくないと伝えて微笑む試験官は、帰りに南門を通ることを指摘して見送ります。
帰りの馬車の中で、クロードはメロディに元気がないことを心配しました。
優秀な人材と言われるほど試験の出来が良くなくて、自分の頭の悪さを実感したメロディ。
合格基準がよく分からないとぼやくメロディに、クロードは最初の試験はおそらく書体の確認ではないかと伝えました。
大量の問題で最低8問解けという設問は、知識の量よりも読めないほど汚い字を書く悪い習慣がないか、字の大きさは適切かを確認するための試験だったからだろうと推測したのです。
立派な記録官になるためには、一定の文字を維持することも重要だからだと聞いて、メロディは納得しました。
たくさん問題を解いたらどうしても字が汚くなるので、問題を多く解いた方が不利だったのでしょう。
さらには南門にある鷹の彫像については、10年ほど前に設置されていて今は移動してここにないということが判明します。
二次試験は他人の言動に惑わされず、自分の目と耳に忠実な人間であるかどうかの試験だったのだとメロディは気付いて…!?
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悪役なのに愛されすぎています73話の感想&次回74話の考察予想
オーガストの捜索は難航しそうですね。
サミュエルを見つけて彼の味方だと伝えられたら良いのですが、それもバレれば反逆罪になりかねません。
原作と違った流れにすることでサミュエルとロレッタの関係性が変わらなければいいなと思います。
そしてクロードの視点はさすがでした。
一見意味の分からない問題でも、意図は必ずあるはずです。
メロディは8問解いたということだったので無事に通過したのでしょう。
二次試験も正直に書いたのが良かったようです。
ただ、その他にも助手をつけずに一人で挑んだことを評価してくれてもいいのにな…と思います。
まとめ
今回は漫画『悪役なのに愛されすぎています』73話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- クロードはメロディの話を信じてオーガストを見つけることを誓い、メロディは彼が信用してくれていることを嬉しく思いました。
- 試験を終えたメロディを試験官は温かく見送りますが、メロディは自信が持てず浮かない表情です。
- そんなメロディをクロードが励まし、彼の言葉と南門を通過したことで、メロディは二次試験まで通過した理由を悟ったのでした。