
漫画「悪役なのに愛されすぎています」は原作RYU HEON先生、漫画Chira先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪役なのに愛されすぎています」62話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
手錠に繋がれた女性はウェインを見て笑みを浮かべました。自分はやっと死ねるのかと尋ねます。
悪役なのに愛されすぎています62話の注目ポイント&考察予想
苦しみ
女性は死を心待ちにしていました。
ウェインに○してもらえると思い、安堵の表情を浮かべます。
ウェインは女性を諭しますが、女性は泣きながら慈悲を与えてほしいと懇願しました。
その苦しみに亡き妻の姿を重ね、ウェインは言葉を呑み込みます。
悪役なのに愛されすぎています62話の一部ネタバレ込みあらすじ
病の苦しさ
女性が先に質問したことに兵士は驚き、ウェインに謝りました。
ウェインは気にせず、女性に残された道が死だけではないことを伝えます。
これまでの研究によると、ある条件を満たせば力の影響下でも安定を図ることができるらしいと伝えたのでした。
女性の前に屈むウェインの後ろで、ピアスが他の魔法士と目配せをしています。
ピアスが手をかざすと女性の下の魔法陣が赤く光りました。
この魔法陣の結界と似た役割を果たすものが存在し、まだはっきり分かっていませんが必ず突き止めるとウェインは説明します。
女性は力が暴発しそうになったら誰もいない場所へ逃げればいいと思っていた時のことを話しました。
窒息しそうな自然の力が全身を満たし、手足さえ動かせず、息もまともにできなくなります。
まるで自分が消え、力のための媒介になったような感覚で、あんな経験は二度としたくないと女性は恐怖に震えながら訴えました。
ウェインは胸を痛めます。
もしこの残酷な病について答えを突き止めてくれる者がいたら、愛する妻も死なずに済んだかもしれません。
当分結界を維持できる魔法士をつけるので生きているようウェインは伝えました。
人間扱いされない病
しかしその言葉に女性は絶望したようです。
どうやって、いつまで生きればいいのかと女性は俯きました。
皇帝がピシスをバケモノと称し、人間扱いさえしてもらえないということは国中の人が知っています。
バケモノ呼ばわりをされたら本人はもちろん、その家族までも一生後ろ指を指されて生きていくことになるのです。
治療法などなく、死ねば終わる呪いだと女性は呟きました。
この忌々しい呪いから逃れられるよう情けをかけてくれと女性は泣きながら懇願します。
ウェインは手を握りしめて立ち上がり、心の準備が必要だからと彼女にメイドをつけるよう兵士に命じました。
死刑の前に身体を綺麗に整えてくれる者がいるはずです。
バケモノにそんな情けなど必要ないのでは…と兵士は困惑しましたが、ウェインに鋭く睨まれ、慌てて従います。
それからウェインは、神殿に連絡して司祭を呼ぶよう命じました。
村で発見されたあの赤子には親だと名乗り出る者がいないらしいというウェインの言葉に女性はビクッとします。
女性は真っ青になって自分の子ではないと否定し、ウェインに土下座して今すぐ慈悲を与えてほしいと伝えました。
子供のために他人のふりをしていたのだと察したウェインは胸を痛めます。
子供に苦しみを受け継がせたくないからでしょう。
ウェインは女性の願いを聞き入れましたが…!?
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悪役なのに愛されすぎています62話の感想&次回63話の考察予想
この病気の詳細は分かりませんが、とてもつらい病気だということだけは伝わってきます。
公爵夫人もこの病気だったようですね。
誰にも言わずに一人で家を出てロレッタを産んだ理由がやっとわかった気がします。
言いたくても愛する家族のために言うわけにいかなかったと思うと切ないです。
ウェインがピシスの研究を支援しているのは、妻の影響が大きいのでしょう。
そしてラストではジェレミアが出てきます!
やっぱり子供ながらにつらい仕事をしていますが、すごく重要な仕事をしてくれていました。
まとめ
今回は漫画『悪役なのに愛されすぎています』62話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ウェインは女性に死ぬ必要はないことを伝えましたが、女性自身は死を望んでいました。
- 強力な力に支配される感覚と、皇帝をはじめ周囲から人間扱いされなくなり、家族まで迫害されるこの病を女性は恐れ、ウェインに○してほしいと懇願します。
- ウェインは亡き妻を思い出しつつ、女性が我が子のために赤子と無関係だと言い張っていたことを察して胸を痛めました。