漫画「ママにする?パパにする?」は原作Digital Shokunin Inc.先生、漫画MaruByeol先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ママにする?パパにする?」50話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ディアナが家族と笑い合っている裏で、セニールはオーフリードへの復讐を誓っていました。
ママにする?パパにする?50話の注目ポイント&考察予想
ノヒバーデンの役目
これまで帝国を守る役目としてノヒバーデンが表に立ってきました。
しかし本来、ノヒバーデンは北部の大公であり、北部の国境を守る義務があるだけです。
北部以外の場所が侵略されても助けてやる義務はありません。
いつの間にかノヒバーデンの役目をはき違えている皇帝と貴族たちに、テセビッツははっきりと線引きしました。
ママにする?パパにする?50話の一部ネタバレ込みあらすじ
軍事会議
テセビッツは補佐官と話し合いをしながらハイムバルデン宮殿を訪れていました。
通りがかったジグフィルトに二人は挨拶をしますが、ジグフィルトはテセビッツを睨み、無言で去ってしまいます。
ジグフィルトは謹慎が解けたばかりで、バンデラス伯爵家を一文無しにしておいて自分は一週間の謹慎だけという厚顔無恥ぶりに補佐官は呆れました。
しかしこの傲慢さがいつまで続くか見ものだと補佐官は笑います。
この平和と安泰が誰のおかげで維持できているのか、今日明らかになるのです。
その後軍事会議室では皇帝と貴族たちが集まり、空席になっている西部の総司令官の座について議論しました。
ジャクラン伯爵が適任だろうと推薦する貴族に、伯爵に戦闘経験が全くないためエスカル男爵が反対します。
しかし他の貴族らは、アカデミーの次席だったというジャクラン伯爵を推し、伯爵自身もまんざらではない様子です。
皇帝は他の貴族らの推薦通りジャクラン伯爵を任命し、テセビッツは絶句しているエスカル男爵の様子を眺めました。
戦闘経験を持つエスカル男爵は全ての貴族が逃げ出した西部で最後まで残り、戦い続けた人物です。
しかしジャクラン伯爵は典型的な文官で、剣を握ったことすらありません。
ジャクラン伯爵を推薦した貴族は、そもそも討伐はノヒバーデンの役目だろうとテセビッツに水を向けました。
ノヒバーデンの義務
いつ頃領地に戻るのかと尋ねる貴族たちに、テセビッツは訴訟が終わっていないので領地には戻らないと宣言します。
まさかの発言に貴族たちはざわつき、一斉にテセビッツを責めました。
訴訟は時間がかかり、テセビッツが討伐に参加しないならまた北西部で甚大な被害が起きるのが明白だからです。
テセビッツは北部には問題がないことを告げ、西部は新たに就任した総司令官の役目だろうと指摘しました。
ジャクラン伯爵は驚愕します。
皇帝は怒って声を荒らげ、今すぐ領地に戻って討伐を行うよう命じました。
しかしテセビッツは、ノヒバーデンの義務は北部領の国境を守ることで、国境を超える魔物の数を減らす討伐は本来ノヒバーデンの義務ではないと指摘します。
愕然とする皇帝と貴族たちに、元々ノヒバーデンが帝国全土を守る義務など初めからなかったのだとテセビッツは宣告しました。
その話をヘルマンから聞かされたディアナは驚愕し、帝国の命運が自分の親権をめぐる訴訟にかかっていることに頭を抱えます。
世界塔に戻る前に会いたいと頼んだディアナをヘルマンは心配しましたが…!?
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ママにする?パパにする?50話の感想&次回51話の考察予想
テセビッツが自らの義務についてきっちり反論したのはスカッとしました。
ノヒバーデンに頼りっぱなしで、自分たちで何とかする気がないから文官を総司令官に指名したりするのでしょう。
名ばかりの大役とは気楽なものですよね。
軍事会議を何だと思っているんだと皇帝がテセビッツに怒鳴っていましたが、素人を総司令官に指名する軍事会議をやっておいて何を言っているんだという気分です。
元々の義務を主張しただけなので、テセビッツが反逆に問われることもないと思います。
エスカル男爵はまともなようなので、彼には報われてもらいたいです。
西部が気の毒ですが、これまで楽をしてきたツケを払う時が来たのだと思います。
まとめ
今回は漫画『ママにする?パパにする?』50話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- テセビッツは補佐官とともに宮殿を訪れ、補佐官はテセビッツを無視する謹慎明けのジグフィルトの態度に呆れました。
- その後軍事会議で、西部の総司令官に文官のジャクラン伯爵が推薦され、エスカル男爵の反対の中皇帝が伯爵を任命します。
- テセビッツは当面領地に戻らず、討伐に参加しないことを宣言して周囲を驚愕させましたが、そもそも北部に帝国全土を守る義務がないことを告げました。