
漫画「怪物公爵と契約公女」は原作MinJakk先生、漫画Liaran先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「怪物公爵と契約公女」44話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
公爵の頼み事は4年後の祝福の日でアラベーラの座を目指すことでした。これをクリアすれば本当の家族になれるかもしれないと思ったレスリーは必ずなると誓います。裁判の敗北からスぺラード家は困窮し、エリーはレスリーさえいなければ、と悪だくみを・・・。
怪物公爵と契約公女44話の見どころ・考察予想
エリーはスぺラード家の困窮はすべてレスリーのせいだと逆恨みして、今度こそ生贄にしてやろうと侯爵に持ちかけます。
その頃、レスリーは剣の稽古の為にサルバトール騎士団の演武場へ来ていました。
さっそく剣を握れるのかと楽しみにしていたレスリーですが、まずは体力づくりとマラソンをさせられます。
小さい体で弱音を吐かずに走り切るレスリーに騎士団長のハルトも感心しますが、レスリーにある忠告をします。
それは公爵の様になりたいと思うことへの警告でもありました。
怪物公爵と契約公女44話のネタバレ込みあらすじ
レスリーを火の中に入れて殺してしまえばすべてうまくいくとエリーが侯爵に言います。
今の状況はすべてレスリーが火の中から抜け出したあの日から始まっているのだと・・・。
レスリーをもう一度生贄に・・・
エリーは自分の生贄のために生まれてきたくせに逃げ出しただけでなく自分たちの顔に泥を塗ったと、レスリーを憎悪しているのです。
もう一度レスリーを生贄として差し出せば自分は闇の力を授かることが出来て、帝国唯一の闇使いになれる。
そうなれば皇帝にスぺラード家を立て直してもうらうよう取引すると侯爵に説明するエリー。
レスリーはすでに強大な力を持っているから、半年も待つ必要はないとエリーは考えています。
以前馬車に火をつけたときと同じ様に密室で火を付ければ問題ないと言って、レスリーの力を封じる方法がスぺラード家にはあるはずだと侯爵に尋ねました。
侯爵は「鎖」のことを思い出し、あれを付けて力を封じ込めれば・・・とブツブツ言い始めます。
見てなさいレスリー!と、エリーはほくそ笑むのでした。
サルバトール騎士団に初お披露目
サルバトール公爵家では、レスリーが初めての剣の稽古で演武場に来ていました。
侯爵が騎士たちを相手にウォーミングアップよろしく稽古をつけますが、みんなコテンパンにやられてしまいます。
まだ体を動かしたりない公爵ですが、レスリーに気付き皆に紹介しました。
小さいレスリーを騎士たちは微笑ましく見ています。
騎士団長のハルトがレスリーに挨拶をすると、初めは怖いし緊張しているしで公爵の裾を握っていたレスリーでしたが、その手を離しお会いできて光栄ですと挨拶を返しました。
堂々としていらっしゃる、とハルトが感心します。
ハルトが今度はしゃがみ込んでレスリーと目線を合わせ、ハルト卿とお呼びくださいと言うと、騎士たちがこぞってレスリーに紹介されたいと近寄ってきました。
大人気のレスリー。
公爵に稽古を始めようと言われ、どんなことをするのかとワクワクするレスリーですが…。
言い渡されたのは演武場20周!
公爵のようになりたいと言うレスリーに・・・
ぜぇぜぇと肩で息をして倒れ込んだレスリーにハルトが水を差しだします。
さすがに20周は無理で10週に減らしたものの、こんな小さな体で最後まで走り切ったレスリーにさらに感心するハルト。
ハルトは、レスリーが将来は公爵のようになりたいと思っていることを聞いていたので、本当に公爵のようになれると思っているのですかと聞いてきました。
レスリーは「はい、なります」ときっぱり答えます。
しばしの沈黙の後、そうですかと言った後、無理はしないようにと言うハルトに、レスリーは公爵のようにはなれないと思っているのだろうと尋ねました。
ハルトは正直に「はい」と答えます。
そして、サルバトール一族は人間の域を超えていると切り出し、その中でもアシェラは魔剣使いでサルバトールの中でも群を抜いて強いのだと言いました。
そういう人を目指していることを自覚しているのかとハルト。
レスリーは、ハルトが公爵を慕っているのと同じ様に自分もお母様が大好きですと笑顔を向けました。
ハルトは困惑してそういうことでは・・・と言葉を詰まらせますが、レスリーは自分にはそう聞こえたと言います。
さらに、身の丈に合わない夢を持って途中で心が折れてしまうことを心配しているのだろう、と続けるレスリー。
ハルトはそれだけでないと暗い表情になります。
公爵に憧れた人間は数多いるが、挫折を味わったことでかえって敵になることが多いのだと話し、公爵の頬の傷もそのうちの一人に付けられたものだと言いました。
公爵にとっては、頬の傷よりも心の傷の方が深かっただろうと・・・。
その話を聞いたレスリーは、自分は絶対そんな風にはならないから安心してくださいと断言するのでした。
怪物公爵と契約公女44話の感想&次回45話の考察予想
エリーは相変わらずの鬼畜ぶりをみせつけてくれますね。
侯爵はもうこのまま飲んだくれていて欲しいです。
まぁでも仮にも侯爵家ですから侮れないかもしれません。
レスリーはだんだん自信もついてきて、堂々と振舞えるようになってきましたね。
子どもらしい面がもっとあってもいいのに、とも思います。
ハルト卿はレスリーを心配していることも確かですが、本当に気に病んでいるのは公爵がまた心に傷を負ってしまうんじゃないかということのようです。
公爵がレスリーを可愛がっているのは伝わっているので、将来もしレスリーが公爵を裏切るようなことになったら、と今から心配しているのですねぇ。
それだけ忠誠心が熱いということなのでしょう。
そろそろスぺラードの魔の手がレスリーに伸びてくるような気がします。
公爵たち、しっかりレスリーを守ってほしいと思います。
まとめ
今回は漫画『怪物公爵と契約公女』44話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
『怪物公爵と契約公女』はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、ピッコマで人気が出れば電子書籍化されるので、読めるように応援しましょう!