
漫画「皇女スヴェータの政略結婚」は原作たてのよこ先生、漫画雪子・礼先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「皇女スヴェータの政略結婚」39話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇女スヴェータの政略結婚39話の注目ポイント&考察予想
マセラティ枢機卿から辺鄙な修道院が聖教会にとって特別な修道院と呼ばれる所以にスヴェータとルブラン司祭が深く関わってるとサージェスに教えていた頃。
スヴェータはルイを各国に差し向けている状況をルブラン司祭に説明し、協力に応じてもらってました。
兄やルイからは評判が悪いサージェスをスヴェータと同じ見立て、良き王、王の器を持ってると高く評価してくれるルブラン司祭。
トーリ王国だけでなく、誰かに救ってもらいたいと思ってないスヴェータのことも救う人だと言われ…。
皇女スヴェータの政略結婚39話の一部ネタバレ込みあらすじ
告白
夜の散歩にスヴェータと一緒に出てきたサージェスはマセラティ枢機卿から聞いた話をし、幼かったスヴェータを称賛する一方心配もしました。
子供らしく生きることを許されなかったスヴェータは常に人の言葉の裏を読み先手を取ろうと手回しし、心が休まらなかったはずです。
そしてサージェスのことも100%信頼していないのも理解し、それでもサージェスはスヴェータの傍を離れず支え続けることを決めました。
まるで愛の告白だと思える言葉の数々はスヴェータを愛するサージェスの本心。
スヴェータにとってサージェスがただの『駒』であってもサージェスにとってスヴェータは唯一無二の大切な人。
スヴェータに利用し尽くされる覚悟はすでにできているのでサージェスの好意を利用していいと許容してきます。
スヴェータがサージェスを信頼できなくてもサージェスはスヴェータに心を捧げ続けるので愛されることを怖がらないでほしいと言われ…。
告白を聞いたスヴェータは…
サージェスの愛の告白に体が動かず、ただただ鼓動がうるさく鳴り響いてました。
散歩を終えて部屋まで送ってもらったスヴェータは室内で呆然と立ち尽くし、苦しさを感じます。
サージェスとの結婚は完璧な政略結婚のはずでした。
最初に会ったとき、影が薄く控えめで王太子のスペアに過ぎない第2王子だと思っていたのに、知れば知るほど真っ直ぐな心根に驚かされました。
裏表がなく真面目で誠実、私利私欲に無縁でただ国のために尽くそうとする『日陰の王子』。
うまく補佐すればきっと名君になると確信し、サージェスのことは思いがけない拾い物、スヴェータにとって予想外に有用な人物、ただそれだけの存在だったはずなのに…。
皇女スヴェータの政略結婚39話の感想&次回40話の考察予想
スヴェータは自分を守るためにガチガチに鎧を着てこれまで生きてきたのでしょうね。
スヴェータが心から信頼し、心を許している相手はこの世に存在しないかもしれません。
人脈がどれだけ広くてもスヴェータの心はきっと空虚だったと思います。
利用される前に利用し、使えるものは使う、そんな精神で生きてきたスヴェータにとってサージェスの実直すぎるあり方はきっとまぶしすぎます。
ただの政略結婚になるはずだったのにサージェスはスヴェータのひととなりを知って愛してくれました。
兄弟にすら心を許してないだろうスヴェータがサージェスの愛の告白に心を乱されている姿はようやく見えたスヴェータの人らしさです。
2人の関係がどのように変化していくのか次回から楽しみです。
まとめ
今回は漫画『皇女スヴェータの政略結婚』39話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 100%信頼されてないと理解しながらスヴェータの隣にいつづけると愛の告白をするサージェス。
- スヴェータにとってサージェスが『駒』でもサージェスにとってスヴェータは大切な人。
- サージェスの愛の告白を聞いていたスヴェータは体が動かず、ただ鼓動がうるさく鳴ってました。