
漫画「皇女スヴェータの政略結婚」は原作たてのよこ先生、漫画雪子・礼先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「皇女スヴェータの政略結婚」30話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇女スヴェータの政略結婚30話の注目ポイント&考察予想
サージェス達に新婚旅行で王宮を空けさせたクラリスはデニス公爵と計画していた通りに貴族会議を招集し、戦争を推し進めます。
クラリスは国王に今回議題に上げた戦争について国王に一言も相談なく、許可ももらっていない状態で挑みました。
国王の説得を後回しにしてまず貴族会議で貴族の賛成を得ようとしますが…。
皇女スヴェータの政略結婚30話の一部ネタバレ込みあらすじ
トレイヤ国との紛争について
クラリスが貴族達を臨時会議に招集した理由は隣国であるトレイヤ国との紛争について。
2年前に起こった山岳地方での悲惨な洪水の影響もあって現在トーリ王国の経済状況は決していいとは言えません。
トーリ王国の希望となるのがトレイヤ国との国境線上のダイヤモンド鉱山。
トレイヤ国は国境線上にあるダイヤモンド鉱山を我が物にしようと主張しています。
トーリ王国の希望となってるダイヤモンド鉱山を奪う行為は到底受け入れられません。
ダイヤモンド鉱山の権利をかけて戦争を起こすことがクラリスの目的でした。
クラリスの熱弁による演説で貴族達もクラリスの主張に同調している今、国王の説得より貴族の合意をまず得ようと考えます。
鉱山を入手した際に発生する雇用、戦争に勝利した際に生まれる賠償金、様々な点で国益になることを説明。
発言権を得たデニス公爵のクラリスの発言全てに同意することで貴族達の反応はまたクラリスの意見になびき始めます。
長期海外留学で知見を広めてきたデニス公爵のトーリ王国の軍事力が他国に決して引けを取らないこと、トーリ王国はトレイヤ国に必ず勝利できると断言しました。
説得力ある意見、戦争賛成を明言したことでより貴族達の意見は戦争賛成派に傾き始め‥。
レヴォン公爵は戦争反対
会議の状況はクラリスが思い描いていた通りに進み、満足そうにするクラリスに水を差してきたのは宰相のレヴォン公爵です。
目の上のたんこぶであるレヴォン公爵はデニス公爵の意見を否定せず、しかし戦争で起こる負荷、そして負荷に見合った賠償金を確実に得られる保証がないと戦争を反対します。
レヴォン公爵の発言でクラリスはより貴族達を奮起させ、確実に会議の雰囲気は戦争賛成派に傾きました。
しかしクラリスの予想外なことが起こります。
貴族達をここまで焚き付けたのにこれまで沈黙を貫いていた国王がこの件を保留と通達。
説得を試みますが国王の意思は固く、トレイヤ国との紛争について保留になり…。
皇女スヴェータの政略結婚30話の感想&次回31話の考察予想
クラリスとデニス公爵の計画通り会議が順調に進んだのでヒヤヒヤしました。
国王が保留にしなければきっとこの会議は推し進められていたでしょう。
不確実な賠償金で国益を潤わせようとするクラリスの短慮さを理解できていない貴族達の多さに辟易しました。
戦争に負ける可能性すら考えていないバカばかりです。
国王が保留にしたから会議は一旦ここで終了にできましたが2度はきっとありません。
早くサージェスとスヴェータには帰ってきてバカなクラリスを止めてほしいです。
まとめ
今回は漫画『皇女スヴェータの政略結婚』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- クラリスが貴族達を臨時会議に招集した理由は隣国であるトレイヤ国との紛争について。
- デニス公爵のクラリスの発言全てに同意し、戦争を賛成する理由を話します。
- クラリスと敵対関係にある宰相のレヴォン公爵は戦争に反対。
- 国王はトレイヤ国との紛争について保留の意志を明言。