漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は変化する」49話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化する49話の見どころ・考察予想
皇子皇女がアマリリスに帰る前日、最後の舟遊びでラシアがエルザを陥れようと、自作自演で湖に落ちました。
エルザに対する非難を期待していたラシアですが、誰も共感してくれないばかりか大公妃がそんなことをするわけがないし、理由もないと相手にされません。
腹の虫がおさまらないラシアは、こっそりレンを呼び出そうとしますが・・・。
そこへ現れたのはアナスターシャ皇女でした。
レンに送った手紙を持って。
どうやら皇子たちは最初からエルザに対するラシアの邪心をわかっていたようです。
それでも嫌味くらいならと放っておいたのでしょう。
ところが、今回はやりすぎです。
皇族と大公家はラシアが思っている以上に政治的な意味で連携が必要。
今回は、避暑という名目ではあるけれど、将来皇帝になるニコライ皇太子とウィンターナイトの当主であるレンとの和解の場でもあったのです。
ラシアはアナスターシャにこてんぱんにやっつけられてしまいます。
そして、皇族たちが城を後にして久しぶりの穏やかな日が戻ってきたレンとエルザ。
今回も仲睦まじい2人の様子が描かれます。
悪女は変化する49話のネタバレ込みあらすじ
レンを手紙で呼び出そうとしたラシアは、夜の庭園で一人待っていました。
しかしそこへ現れたのはアナスターシャでした。
レンに送った手紙をラシアに見せ、レンを待っていたのではないかと言うアナスターシャ・・・。
アナスターシャの警告
中身を読んだアナスターシャは、レンにそんなに会いたかったのかと訊ねます。
居たたまれなくなって顔を赤くするラシアに、アナスターシャはさらに追い打ちをかけました。
ラシアがボートの上でエルザに刺した時につかった指輪を見せます。
あなたのではないかと聞かれ、ラシアは否定しますがアナスターシャは確信を持っている様子。
しかし、今日は誤解が多い日ね、と笑いました。
次の瞬間、手紙を切り裂きなんて身の程知らずなのとラシアに冷たい言葉を投げかけるアナスターシャ。
ラシアは言い逃れようとしますが、逆にどうして身の丈を超えたことをしようとするのかと言われてしまいます。
言葉が過ぎるとラシアが声を荒げました。
アナスターシャは大きなため息をつき、ラシアの浅はかさをあげつらいます。
バラディミールもアナスターシャも、ラシアがエルザにしてきたことはお見通しだったと言いました。
それでも放っておいたのはラシアが一線を超えなかったからだと。
でも今日はその一線を超えてしまった、冷たく言い放ちました。
ラシアはちゃんと説明すると弁解しようとしますが、アナスターシャはその手を振り払い冷徹な目を向けます。
バラディミールにラシアを紹介したのはアナスターシャでした。
欲に満ちた目でガツガツしている姿が面白かったから近くで見ていたかったのだと言います。
調子に乗りすぎだと諌め、バラディミールもうんざりしているかもしれないと警告します。
あの人は自分のことを愛しているからそんなはずないとラシアは言いますが、本当にそう思っているのかとアナスターシャは小バカにした返答をしました。
エルザが寛容じゃなかったら今頃どうなっていたかわからないと・・・。
ラシアは大公妃がそんなに素晴らしい人なのか、結局はエルザだってアナスターシャのお気に入りの人形なのだろうと口にしました。
エルザは高貴な大公妃だと、アナスターシャは呆れたようにため息をつきました。
付け足すように、将来皇帝になるニコライにとってレンはなくてはならない存在だと言います。
アナスターシャはラシアの針のついた指輪を地面に落とし、皇子の妃になりたければ行動に気をつけることだと再度警告しました。
今までのラシアの言動を見たら、命の保証すら危ういと・・・。
バルお兄様は本気で怒ったらすごく怖いんだから、と言い残してアナスターシャは立ち去りました。
ラシアはその場でガクリと膝を落とすのでした。
翌日、別れの挨拶をする皇子たち。
アナスターシャはエルザにとびきりの笑顔を向けます。
アナスターシャに挨拶を促されたラシアは震えながら丁寧にエルザにお礼の言葉を述べました。
すっかり怖気づいているラシアに、エルザはまた会いましょうと声をかけます。
レンもニコライと固い握手を交わし、皇族たちは帰っていきました。
レンとエルザののんびり時間
皇子たちを見送ったレンは、やっとエルザを独り占めできると抱きしめます。
2人でゆっくり過ごしたいという希望通り、遠乗りにでかけたレンとエルザ。
水辺で休憩していると、レンが皇族たちの避暑のもてなしに対してエルザを労います。
ラシアのことで気分を害したのではと気になっていたとレンが謝りました。
今回ラシアのことはレンのせいではないから謝らないでいいとエルザは答えます。
それに、ラシアのような人はロベリアにもいたし、もっとひどい人も。
でも、そういう人たちに傷つけられることなんてなかったと平然と話します。
そんなエルザに、本当に強い人だと関心するレン。
エルザも素直にありがとうと言いました。
しばらくすると急に雨が降り出し、近くの小屋で雨宿りをすることに。
濡れた着衣を脱ぎ、小屋に置いてあったレンの洋服に着替えたエルザを見て、レンは赤面します。
レンのズボンは大きすぎて履けなかったと言うエルザは膝から下は素足!
レンは照れながらお茶を勧めました。
暖炉の前でレンはエルザの髪を拭いてくれます。
エルザが、客人がいるときはわからなかってけれど、こうして2人きりでいると胸がいっぱいだとつぶやき、そっとレンの手に触れ幸せだと言いました。
僕もですよ、とレンも優しく応えるのでした。
悪女は変化する49話の感想&次回50話の考察予想
まさかの伏兵登場でした。
アナスターシャがラシアを諭すために出てくるとは予想外でしたが、さすが皇族と言うか・・・。
ただ明るくて人懐こい皇女というわけではなかったのですね。
逆に怖い・・・。
ラシアは確かに調子に乗りすぎでしたね。
バラディミールは正直うんざりしていましたし。
アナスターシャの言う通り、ラシアはエルザに感謝するべきかもしれません。
やっと夫婦水入らずの時間を持てるようにって、レンは愛情ダダ漏れです。
エルザの方が普段は冷静に見えるけど、レンと2人きりになるとやっぱり可愛い女性になりますね。
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』49話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。