
漫画「推しの執着心を舐めていた」は原作・脚本 平野あお先生、制作 SORAJIMA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「推しの執着心を舐めていた」134話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
推しの執着心を舐めていた134話の注目ポイント&考察予想
シニルの治癒魔法とその限界
今回最大の注目ポイントは、シニルがすぐさまエステファニアに治癒魔法をかけたにもかかわらず、彼女が目を覚まさないという衝撃の展開です。
外傷は治癒できても、脳の機能そのものが停止しているという診断は、これまでのシニルの万能感を完全に覆すものでした。
最強の大魔法使いであるシニルにも救えない領域があるのかという問いが、物語に重くのしかかります。
ユチの「やるべきこと」とは何か
ユチがシニルの様子を見て静かに決意を固める場面も見逃せません。
マスターであるシニルがエステファニアのそばを動かなくなった状況を把握した上で、自分なりにファニーを救う方法を模索し始めます。
ユチの背中に浮かんだ緑色の魔法陣が何を意味するのか、彼の正体や能力に関わる重要な伏線と考えられます。
アンジェリカの感情の爆発
これまで比較的冷静だった双子の妹・アンジェリカが、姉の危機に感情を爆発させる場面も印象的です。
魔法使いたちの冷静さに対して怒りをぶつける姿は、アンジェリカがエステファニアをどれほど大切に思っていたかを改めて示しています。
推しの執着心を舐めていた134話の一部ネタバレ込みあらすじ
一瞬の出来事――倒れるエステファニア
物語は、マグダレーナに操られた人物によってエステファニアが攻撃を受ける場面から始まります。
それは本当に一瞬の出来事でした。
地面に倒れたエステファニアを見て、シニルやロドルフォ、そして仲間たちが駆けつけます。
シニルは即座にエステファニアに駆け寄り、治癒魔法の使用について確認を求める声が飛びますが、シニルは返事すら待たずに行動に移します。
治癒魔法で傷は治るが、目覚めない
シニルの強力な治癒魔法により、エステファニアの体の傷は光に包まれて回復していきます。
しかし、傷が癒えたはずなのに、彼女は一向に目を覚ましません。
シニルは彼女を抱きかかえ、必死に呼びかけますが、反応はありません。
場面が変わり、エステファニアはベッドに寝かされ、妹のアンジェリカをはじめとする周囲の人々が見守る中、侍医による診察が行われます。
衝撃の診断――脳全体の機能停止
侍医の診断結果は残酷なものでした。
体に異常はなく、自発的な呼吸もできている。
しかし、脳全体の機能が停止しているというのです。
その言葉を聞いたシニルの表情は凍りつき、ユチもその意味をすぐに理解します。
いわゆる脳死の状態であり、ただ体だけが生きている――そんな絶望的な状況が告げられます。
全員退室の命令――シニルの孤独な決意
アンジェリカは姉の状態に泣き崩れ、自分を責める言葉を繰り返します。
そんな中、シニルは静かに全員に部屋から出るよう命じます。
仲間たちはその指示に従い、部屋を後にしますが、ユチだけはシニルの異変に気づきます。
半日が経過して様子を見に行ったユチの目に映ったのは、エステファニアのベッドのそばで微動だにしなくなったシニルの姿でした。
ユチの気づきと行動開始
ユチはシニルに休むよう声をかけますが、シニルはそのまま眠りに落ちてしまいます。
しかしユチは異変を感じ取ります。
マスターの呼吸が止まっているのではないかと。
ファニーの後を追って自らも命を絶とうとしたのかと一瞬疑うものの、すぐにその考えを否定し、シニルがシニルなりの方法でエステファニアを救おうとしているのだと悟ります。
そしてユチもまた、自分にできることを見つけ出そうと動き始めます。
アンジェリカの涙とロドルフォの皮肉
一方、別室ではアンジェリカが泣き続けていました。
ユチが声をかけると、アンジェリカは涙を堪えられるわけがないと反発し、逆に冷静でいられる魔法使いたちに怒りをぶつけます。
しかしその怒りは本気のものではなく、すぐに冗談だと撤回します。
ロドルフォは、シニルが部屋から全員を追い出したきり全く動かなくなっていることを指摘し、誰かが寝室に連れていってはどうかと提案しますが、それは無理だと一蹴されます。
なぜなら――あの男はもう死んでいるのだから、と。
最後のコマには、暗い部屋の中で椅子に座ったまま動かないシニルの姿が描かれ、134話は幕を閉じます。
推しの執着心を舐めていた134話の感想&次回134話の考察予想
134話、読んでいて胸が締めつけられるような回でした。
これまでずっと圧倒的な力でエステファニアを守ってきたシニルが、今回ばかりはどうにもできないという無力感。
あの冷徹で最強の大魔法使いが、たった一人の女性のベッドサイドで動けなくなってしまう姿は、彼のエステファニアへの想いの深さを痛烈に物語っていました。
特に印象的だったのは、ユチがシニルの呼吸が止まっていることに気づくシーンです。
まさかシニルまで――と思わせておいて、実はシニル自身も何らかの方法でエステファニアの意識の中に入り込もうとしているのではないかという展開は、まさに「推しの執着心」の真骨頂。
どこまでもエステファニアを手放さないシニルの執念に、タイトルの意味を改めて噛みしめました。
アンジェリカが感情を爆発させるシーンも素晴らしかったです。
これまで姉妹の関係は複雑に描かれてきましたが、ここにきてアンジェリカの本音の愛情が溢れ出す描写は胸に刺さりました。
魔法使いたちに対する怒りも、すぐに冗談だと引っ込める可愛らしさも、彼女の人間味が感じられてグッときます。
そしてユチ。
緑色の魔法陣を背中に展開していた場面は、彼がこれからシニルとは別のアプローチでファニーを救おうとしていることを示唆しています。
ユチの正体や隠された力がこの危機をきっかけに明らかになる可能性が高く、次回以降の展開がとても楽しみです。
ラストのロドルフォの言葉も衝撃的でした。
シニルが「死んでいる」という発言は、文字通りの意味なのか、それとも比喩なのか。
シニルが自らの命を危険にさらしてまでエステファニアを救おうとしているのだとすれば、次回は二人の運命がかかった最大の山場になるかもしれません。
次回135話では、シニルがエステファニアの意識の中に入り込む展開が予想されます。
脳死状態のファニーの意識がどこにあるのか、そしてシニルがそこに到達できるのか。
また、ユチが独自に動き出した行動の結果も気になります。
二人の力が合わさってファニーを取り戻す展開になるのか、それとも新たな代償が待ち受けているのか――来週の更新が待ちきれません!
まとめ
今回は漫画『推しの執着心を舐めていた』134話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- マグダレーナに操られた人物の攻撃でエステファニアが倒れ、シニルの治癒魔法で傷は治るも目覚めず、脳全体の機能停止(脳死状態)と診断される
- シニルはエステファニアのそばから離れず、やがて自身も呼吸が止まった状態に――自らの命をかけてファニーを救おうとしている可能性が浮上
- ユチが独自の魔法でファニー救出に動き出し、アンジェリカは姉への想いを涙ながらに吐露する