
漫画「史上最幸の嫁入り」は原作yunbaekrim先生、漫画STUIO INUS先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「史上最幸の嫁入り」56話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
史上最幸の嫁入り56話の注目ポイント&考察予想
セミナーの発表題目は主に魔石について。
呪文の研究をすればするほど魔法の究極的な原理である魔石に魔法師達は注目していきました。
魔法の威力は魔法師の資質と魔石にこもった魔力量に左右されます。
大量の魔力がこもった魔石を持つ魔法師ほど強力な呪文を使うことができます。
強力な呪文には◯傷能力の高い魔法も含まれるため、大陸の情勢が安定しているにも関わらず魔法師の中には戦場だけを駆け回り攻撃型魔法を磨く者達もいるらしく、ロイアムはそれを嫌っていました。
今は幸い、魔法師協会が◯傷魔法の研究に消極的ですがその意向がいつ変わるかもわかりません。
史上最幸の嫁入り56話の一部ネタバレ込みあらすじ
魔石が必要ないローエル
ロイアムとの授業では魔石の存在はいつも除外されていました。
最初はその意向の意味がわかりませんでしたがシロイアンの森に行ってからその意味に気がつきました。
タリシャ達が魔石なしで魔法が自由に使えるように魔獣の血が流れるローエルも魔石は必要ありません。
魔石なしで魔法を使うと変に思われるというロイアムの配慮で魔石をかたどったネックレスを代わりにもらい、誰かにネックレスについて聞かれても答えてはいけないと注意喚起されていました。
レキアンの発表
参加者リストに名がなかったレキアンは協会長の招待を受けて最後の発表者として壇上へ。
レキアンが発表したものは彼が発見した新種の魔石。
参観席で見ていたアスランは思わず席を立ち上がりました。
新種の魔石
レキアンが発表した新種の魔石はヒカルエルが供給している魔石ではありません。
売買されている魔石は全てヒカルエルが供給しています。
魔物に関する真実をヒカルエル以外に漏らさないため魔石の流通も厳しく統制していて、魔法師達も魔石の供給者がヒカルエル家だと信じて疑っていません。
新種の魔石と発表されたそれは最上級魔獣の心臓。
理性を失い、森の外れまで出てくる魔獣達は知能も魔力も低い下級魔獣。
魔獣狩りで最上級魔獣に出くわすことはほとんどありません。
新種の魔石の色味も気になる点。
魔石は心臓を宿していた体が生きた長さによって明度が変化し、新種の魔石はとても澄んでいます。
新種の魔石は生まれて間もない魔獣の命をレキアンが奪い、手に入れたものでした。
史上最幸の嫁入り56話の感想&次回57話の考察予想
魔獣に関する真実を秘匿しておきたいヒカルエルとしてはレキアンが発表した新種の魔石はヒカルエル全体に喧嘩を売る行為同然です。
ローエルは魔獣の血が流れているから魔石は必要ないことまでは把握できていても、魔石が魔獣の心臓であることは知らないと思います。
真実を知ったとき、次期魔獣王にと望まれているローエルが生まれて間もない魔獣の命を奪い、魔石を手に入れたレキアンを許すはずがありません。
ローエル以外のことではそう表情が変わらないアスランもレキアンのこの行為に憤りを感じている様子です。
セミナーで発表したことで最も恐れるべきはヒカルエルで供給される魔石ではなく、いたずらに命を奪い、魔石を手に入れたレキアンに魔石流通を頼むことです。
倫理観が欠如しているレキアンは喜んで魔石流通のために生まれて間もない魔獣の命を奪い続けるでしょう。
そしてその魔の手は必ずローエルへ向くと思います。
まとめ
今回は漫画『史上最幸の嫁入り』56話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 魔獣の血が流れているローエルは魔石なしで魔法が使えます。
- 最後の発表者レキアンが発表したものは新種の魔石。
- 売買されている魔石はヒカルエルが供給しているものでレキアンが発表した魔石はヒカルエルが供給したものではありません。
- 新種の魔石と発表されたそれは最上級魔獣の心臓。
- レキアンは生まれて間もない魔獣の命を奪って新種の魔石を手に入れていました。