漫画「史上最幸の嫁入り」は原作yunbaekrim先生、漫画STUIO INUS先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「史上最幸の嫁入り」48話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
史上最幸の嫁入り48話の注目ポイント&考察予想
時間は遡り、ローエルが水を汲んで帰り、タリシャに呼ばれた部屋に入った際に交わされた話から始まります。
タリシャが行わせたかったのはローエルにただ井戸の水を汲ませに行かせたわけではありません。
井戸があるあの森は『鏡の森』と呼ばれる、忘れた本当の『自分』を見られる場所。
ローエルは自分が『何者』なのかタリシャの思惑通りわかり、それゆえにアスランに捨ててほしいと頼んだのです。
史上最幸の嫁入り48話の一部ネタバレ込みあらすじ
ローエルの正体
ローエルの父は魔獣王でした。
ローエルは魔獣と人間の間に生まれた存在。
古代語が読めたのもタリシャがローエルの頭の中に語りかけてくる声が聞こえたのも全部、ローエルが人間ではないからです。
真っ向から人間ではないと肯定するタリシャにどこか納得する自分もいました。
父の所在を尋ねると亡くなっていると思うとガルアンがはっきり言います。
言いづらそうに父につけていた召喚獣が戻ってきたことをタリシャは説明してくれました。
継承の証
実は大きな問題が残っていました。
魔獣王は代々亡くなる前に次の後継者を決めておきます。
しかし後継者が魔獣王から受け取る継承の証を今回は誰ももらっていません。
だから魔獣達が玉座を狙い暴れる事態に陥っています。
魔獣王が亡くなったとわかってから魔獣達は大きく2つに分かれました。
平和のために盟約を守ろうとする側とべロードのように盟約を破って大陸の征服を目論む側。
時期魔獣王としてタリシャが推すのはローエルです。
今の魔獣達に必要なのは中立的な王とタリシャは考えています。
公爵城へ帰るローエル達
アスランはどのような存在でも構わないと公爵城へ帰ることを望んでくれました。
ローエルを失ってからもう1度会えたらなんでもできると思っていたのに再会したときはこの世の全てを手にしたような気分になりました。
ローエルを求める自分のためなのだと切実に訴えます。
公爵城に帰ると決めたローエル達を公爵城の森の近くまで送ると申し出たタリシャはわざとローエルにプレッシャーを与えるようにシロイアンの墓がある道を選んで案内してきました。
安定を求める種族のシロイアンが一刻も早く時期魔獣王を決めたい心持ちでローエルをその座に座らせようとするのも、それが種族のためという思惑をアスランは見抜きます。
ローエルがどのような選択をしても尊重するつもりですがこれからは以前と同じではいられないのは想像できました。
史上最幸の嫁入り48話の感想&次回49話の考察予想
連載再開に伴って表紙も変わりました。
ローエルが手にしているのは継承の証と思われる冠が描かれています。
この時点ではローエルはまだ時期魔獣王になる選択を決めていません。
しかし表紙の冠を見る限り、今後の展開としてローエルが時期魔獣王になる選択をすることになるのでしょう。
公爵城でようやく人らしい生活を送れるようになったのに今度は魔獣を束ねる時期魔獣王になる選択を迫られる究極の事態に追い込まれています。
どのような経緯を辿ってローエルが時期魔獣王の座に就くのか今後の展開も見逃せません。
まとめ
今回は漫画『史上最幸の嫁入り』48話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ローエルの父は魔獣王で、ローエルは魔獣と人間の間に生まれた存在。
- 魔獣王は代々亡くなる前に後継者を決めておく習わしですが後継者が受け取る継承の証を誰も受け取っていません。
- タリシャが時期魔獣王に推すのはローエル。
- ローエルを求めるアスランのために公爵城に一緒に帰ってほしいと望まれました。
- タリシャは一刻も早くローエルを玉座に座らせるため、シロイアンの墓がある道を選んで案内してきました。