
漫画「見返りは求めていなかった」は平野あお先生、SORAJIMA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「見返りは求めていなかった」52話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
クロードの様子がおかしいことにレイジュは焦りました。オーラの覚醒かと思いましたが、クロードの顔を見てすぐに違うと悟ります。
見返りは求めていなかった52話の注目ポイント&考察予想
レイジュに語り掛けたのは…
レイジュは不思議な空間で目を覚まし、創造主と対面しました。
創造主はこの世界の創造と黒のオーラ持ちの人間がこれまで担ってきた役割をレイジュに語って聞かせます。
クロードを止めなければいけません。
そのクロードは我を失ったような状態で、皇后に詰め寄っていました。
見返りは求めていなかった52話の一部ネタバレ込みあらすじ
創造主の話
レイジュは誰かの呼びかけで目を覚ましました。
そこは何もない、温かい色の空間です。
目の前に浮かんでいたのは知らない女性なのに、レイジュはどこか懐かしい感覚を覚えました。
その女性はレイジュの予感通り、この世界の創造主だったのです。
自分は死んだのかと混乱するレイジュでしたが創造主は否定し、ここはレイジュの精神の世界でレイジュの身体は生きていると伝えました。
創造主が指差した先には冷たい表情を浮かべたクロードの姿がありました。
アレは今やクロードでありクロードではないと創造主は話します。
慌てて何が起きているのか尋ねるレイジュに、創造主は微笑んで昔話を始めました。
創造主がこの世界を作って以来、人間たちは互いを愛し、憂い、憎み合ってきました。
いつしか世界には憎しみばかりが満ちて澱むようになっていきます。
世界がすっかり澱んだ頃に現れたのが、黒のオーラを持つ人間で、創造主にとっても想定外でした。
しかし黒のオーラ持ちの人間こそが、澱んだ世界を清めに来た存在なのだと悟ったのです。
黒のオーラ持ちは世界の大半とともに澱みを吸収しました。
それ以降世界を作り直しては、黒のオーラ持ちが現れ、世界の澱みを消すという繰り返しになります。
しかし、黒のオーラ持ちは世界を清めた後、自分の存在に絶望して死んでしまうのです。
創造主はもう絶望する彼らを見たくないので、クロードをどうにかして止めなければいけないのだと語ります。
黒のオーラを放つクロード
クロードは怯む皇后に詰め寄り、彼女が自分を憎むのは愛されないからだと告げました。
ずっと愛されることを望んでいた彼女が、この先も愛されることはありません。
皇帝の心は今も、クロードの母ヨハンナのものだからです。
皇后は顔を覆い、クロードの言葉を止めようとしました。
前皇后の死によって新たな皇后になった彼女は、皇帝の心を射止めようと必死になります。
しかし皇帝の心は永遠に前皇后のものでした。
しかし彼女の息子がまだ存在しているため、皇后はクロードを消すべきだと考えるようになります。
クロードは虚ろな目で、皇后の澱みを消してやろうと語り掛けました。
皇后は焦ってレイジュを人質にクロードと距離を取ろうとしますが…!?
続きはピッコマで!
見返りは求めていなかった52話の感想&次回53話の考察予想
黒のオーラ持ちの人物が気の毒ですね。
世界の澱みを浄化したらあとは死んでしまうなんて、悪い部分だけ任されてしまっているようです。
人一倍幸せになってほしい人たちだと思うのですが…。
まぁ創造主にとっても想定外の出現だったのなら力が及ばないのかもしれません。
ただ、創造主がレイジュの味方でいてくれるのは心強いです。
クロードも自力で力の制御ができていないように見えます。
レイジュが仮死状態にあるせいで我を失っているというのも大きいでしょう。
レイジュの力でクロードを元に戻せるのでしょうか…続きも楽しみです!
まとめ
今回は漫画『見返りは求めていなかった』52話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- レイジュは不思議な空間で創造主と会い、創造主はレイジュに世界を創造した後のことについて話して聞かせました。
- 黒のオーラ持ちの人間は世界の澱みを清めた後絶望して死んでしまうため、そうならないようクロードを止めなければいけません。
- 一方クロードは黒のオーラを撒き散らしながら、皇后が永遠に皇帝の心を射止められないことを皇后本人に宣告しました。