漫画「悪女は今日も楽しい」は原作Niniyang先生、文SWE先生、絵stew.J先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は今日も楽しい」73話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
仲良くしろというレイリンの笑顔に、ベラッドとハビエルは赤面しました。レイリンが二人の両肩を抱き、三人で笑い合います。
悪女は今日も楽しい73話の注目ポイント＆考察予想
アイリスの恨み
アイリスがレイリンに対して抱く憎悪には、ある理由がありました。
アイリスにとっては深刻な問題です。
カンドミオン家の侍女時代、アイリスはレイリンに褒められて舞い上がりました。
ところがしばらく経って出会ったレイリンは、アイリスのことを覚えていなかったのです。
悪女は今日も楽しい73話の一部ネタバレ込みあらすじ
アイリスの過去
ユエランの邸宅の前では、アイリスが門番に来訪を断られていました。
門の奥ではユエランが他の令嬢たちとその様子を嘲笑っています。
アイリスは黙ったまま踵を返し、このくらい平気だと心の中で自分に言い聞かせます。
少なくともユエランは自分のことをちゃんと覚えているし、自分の存在を意識しているのだとアイリスは考えました。
あの日レイリンが自分のことを覚えてさえいれば…とアイリスは過去を思い出します。
アイリスは貴族でしたが、お金がなく苦しい生活をしていました。
見栄っ張りでみすぼらしい生活に嫌気が差したアイリスは、お金を貯めて自分のビジネスを始めようと決意します。
しかし推薦状を持たないアイリスを侍女として雇ってくれるところなどなく、やっとのことでカンドミオン家の侍女として働くことができました。
下働きをしているアイリスは他の侍女たちにいじめられますが、アイリスは自分が貴族であるというプライドの高さで彼女たちに立ち向かいます。
豹変したレイリン
誰にも分かってもらえなくても平気だと思いながら働いていたアイリスに、ある日レイリンが声をかけたのです。
佇まいが綺麗で上品だとある日レイリンが褒めてくれたのでした。
慌ててお礼を伝えたアイリスの言葉遣いまで褒めてくれて、名前まで尋ねます。
戸惑いながらアイリスが名乗ると、レイリンは素敵な名前だと褒めて笑顔を見せ、立ち去りました。
数多くの侍女から自分だけに声をかけてくれたという事実に、アイリスは天にも昇る心地になります。
次に会ったらもっと貴族らしく挨拶をしようと挨拶を練習するアイリス。
そうすればレイリンがアイリスを気に入って近くに置いてくれるかもしれません。
レイリンに信頼される侍女になれれば今よりずっとマシな暮らしができるでしょう。
パーティーにお供したり、美味しいスイーツを一緒に食べたりする、誰もが憧れる華やかな暮らしも夢ではありません。
だからアイリスはレイリンに気に入られることだけに集中していました。
自分もレイリンみたいになれるかもしれないと夢見たアイリスは、近くをレイリンが通りがかったことに気付き、急いで部屋を飛び出して恭しく挨拶します。
貴族の令嬢のようにカーテシーをして笑顔を見せるアイリスを見た侍女は困惑し、レイリンに知り合いかと小声で囁きました。
レイリンはさっさと顔を背け、誰かしらと呟いたのです。
アイリスは愕然として…！？
続きはピッコマで！
悪女は今日も楽しい73話の感想＆次回74話の考察予想
これだけ見るとアイリスが可哀想になってくるようなエピソードですね。
でもところどころアイリスに狂気が垣間見えるので、純粋に同情できません…。
なかなかどこでも雇ってもらえない中で雇ってもらえたのがカンドミオン公爵家という大物の家門であることもなかなか謎でした。
やっぱりちょっとアイリスは怖いです。
ただこれが本当ならレイリンもなかなかひどいですね。
レイリンに憑依したタイミングだったのでしょうか。
レイリンに取り入ろうとしていたアイリスからすればショックだったのは間違いありません。
ただアイリスの目的への執着心の高さを改めて感じる回でした。
まとめ
今回は漫画『悪女は今日も楽しい』73話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- アイリスはユエランに冷遇されながらも心折れることなく、過去のレイリンの仕打ちを思い出していました。
- カンドミオン家の侍女として下働きをしていたアイリスは、侍女たちの嫌がらせに負けずに働いていたのです。
- そんな中でレイリンが声をかけ、褒めてくれたためアイリスは喜びましたが、その少し後に会ったレイリンはアイリスのことを覚えていなかったのでした。
