
漫画「俺だけレベルアップな件〜外伝〜」は原作Chugong先生、漫画DISCIPLES先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「俺だけレベルアップな件〜外伝〜」9話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
イグリットは旬の騎士であり、彼の剣であり、主君の戦場こそ我が戦場だと自負していました。たとえそれが勉強であっても、自分の栄光の日々もしばらくは続きそうだと嬉しく思います。
俺だけレベルアップな件〜外伝〜9話の注目ポイント&考察予想
父親としての決意
潤一郎は旬には言いませんでしたが、過去の記憶がありました。
旬が自分一人の胸に抱え込んでいる姿を見て覚悟を決めたのです。
自分が何も覚えていないことを息子が望んでいるのなら…と、何も知らないふりをしていたのでした。
支配者の代理人に会った潤一郎は、代理人にある頼みを伝えます。
俺だけレベルアップな件〜外伝〜9話の一部ネタバレ込みあらすじ
潤一郎の思い
旬の父親、潤一郎は、実は過去の記憶を覚えていました。
今の世界でまだ幼い旬が家で自分の姿を見た時涙を流し、悪い夢を見たのだと呟いた時、潤一郎は苦笑してみせます。
しかし本当は旬の想いが伝わって来て胸がいっぱいで、新聞で顔を隠すのが精一杯だったのでした。
支配者の代理人とカフェでコーヒーを飲む潤一郎。
彼の話から旬がここに残ると決めたこと、この世界を大切に思う気持ちを知ります。
自分が何も覚えていないことを旬が願っているので、旬にはこのまま黙っているつもりでした。
この父ありてこの子ありだと代理人は苦笑します。
支配者の代理人は、自分がここを去れば支配者の介入はなくなるので、これで本当にお別れだと伝えました。
支配者たちは旬にも潤一郎にも感謝していたので、何か手伝えることはないかと代理人は尋ねます。
潤一郎は少し迷い、以前の時間帯の自分の記憶を消してほしいと頼みました。
勘の鋭い息子の前で何も知らないことを装うのも大変だからです。
それに彼自身、息子の心配をする普通の父親でありたいと思っていました。
潤一郎にとって旬は影の君主ではなく大切な息子です。
代理人は承諾し、彼の記憶を消すことにしたのでした。
旬は賢太の先輩に
一方諸菱賢太は入学した大学の新入生歓迎会で緊張して固まっていました。
なぜだか初めて来た焼肉の店を妙に懐かしく感じます。
そこへ酔っぱらった先輩が絡み、一人だけ気を付けるべき先輩がいると伝えました。
カリスマ的オーラがあり、少し前に陸上界のアイドルと騒がれていた向坂雫の恋人だという話です。
ちょうど旬が来たのでみんな挨拶をしました。
旬は迷わず賢太の前に座り、他にいくらでも席はあるのに…と賢太は焦ります。
絡んできた先輩は薄情にも挨拶回りを理由に逃げ出しました。
焼酎ストレートを差し出された賢太は旬に怯えつつ、腹をくくって飲みます。
しかしそれはサイダーでした。
彼が酒に弱いことを知っていた旬の配慮です。
驚く賢太に旬は先輩ではなくさん付けで呼ぶよう促しました。
水篠さん、という呼び方が自然に口から出てきたこと、そして自己紹介をする前から彼が自分を知っていたことに戸惑いながらも、賢太は笑顔で旬と乾杯します。
大学病院で…
一方旬は大学病院を訪れていました。
看護学科に通う観月絵里が旬とすれ違い、絵里は慌てて旬を呼び止めます。
どこかで会ったことがあるかと聞かれた旬は口元に笑みを浮かべて否定し、その場を立ち去りました。
絵里は不思議そうに旬の後ろ姿を見送りますが、知らない人に声をかけた自分に気付いて慌てて立ち去ります。
旬がここに来たのはボディーガード付きの個室に入院している後藤会長に会うためで…!?
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俺だけレベルアップな件〜外伝〜9話の感想&次回10話の考察予想
父親に過去の記憶が残っていたことが衝撃的でした。
本編で中学生として戻って来た旬を迎えた潤一郎に、まさかそんな裏話があったとは…。
せっかく旬と過去の世界のことで共感できる貴重で身近な相手だったのに、記憶をなくしてしまったのはちょっと残念です。
潤一郎としては旬を君主や仲間としてではなく、一人の息子として大事にしたかったのでしょうね。
改めて今度こそ親子の時間を大切にしてほしいです。
ちなみに小説版では潤一郎の思いがもっと鮮明に描かれているのでこちらも必見ですよ!
賢太との再会も微笑ましいものでした。
旬は本当にカリスマに溢れているので確かに圧倒されそうです。
そして絵里、さらに後藤会長との再会…懐かしい顔ぶればかりでほっこりします。
まとめ
今回は漫画『俺だけレベルアップな件〜外伝〜』9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 潤一郎には過去の記憶がありましたが、父親が何も覚えていないことを望む旬のために、そしてこれから親子として過ごしていくために、支配者の代理人に記憶を消してもらうことを選びました。
- 新入生歓迎会の場に来た賢太は旬と出会い、自分を知っている様子の旬に首を傾げつつ先輩である彼をさん付けで呼ぶことにします。
- 別の日、旬は後藤会長に会うためにやって来た大学病院で絵里とすれ違いました。