
漫画「俺だけレベルアップな件〜外伝〜」は原作Chugong先生、漫画DISCIPLES先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「俺だけレベルアップな件〜外伝〜」1話~2話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
俺だけレベルアップな件〜外伝〜1話~2話の注目ポイント&考察予想
高校生の旬、刑事の犬飼
待望の外伝は犬飼視点からのスタートです♪
あの世界の記憶が一切ない状態で、影の兵士を目の当たりにした犬飼たちはどんな反応をするのか?
そして高校生になった旬はどんな学校生活を送るのか?
大注目の外伝が始まります!
俺だけレベルアップな件〜外伝〜1話~2話の一部ネタバレ込みあらすじ
犬飼刑事の悩み
捜査一課強行犯係4年目の刑事、犬飼晃。
犬飼は時々謎の喪失感に襲われることがありました。
何か大切なことを忘れているかのような…思い当たることはないのに、考えれば考えるほど胸の奥のむなしさが膨らむばかりです。
浮かない表情の犬飼を部下が心配しますが、犬飼は気持ちを切り替えて仕事に集中することにします。
警察署内には大勢の男たちが震えながら詰めかけて来ていて、犬飼は困惑しました。
皆口々に影の化け物に脅されたと口にしています。
24時間以内に自首しなければ生きていることを後悔させてやるという言葉を震えながら話し、男たちは留置所に入れてくれと懇願しました。
犬飼はどう報告したものかと悩みながら、呼ばれるがままに会議室へ向かいます。
上司は自首してきた犯人たちを、刑事の監視下において24時間泳がせると説明しました。
どうせクスリでもやったんだろうと犬飼は懐疑的でしたが、薬物反応はなかったそうです。
それに互いに何の関係もない犯罪者たちが一斉に同じ幻覚を見て自首してくるなんてどう考えても説明がつきません。
上から原因の報告を求められていることもあり、彼らを利用することにしたのでした。
上司たちは影の化け物なんて言葉を本気にはしていないので、ただ彼らの言葉が虚言だということを突き止めるためのつもりのようです。
ひと気のない倉庫に連れて行ってどうなるか試すということで、犬飼も同行することにしました。
陰の化け物
手錠に繋がれたまま倉庫に連れてこられた犯人たちは、〇されると発狂しています。
犬飼の上司は呆れた様子で男たちをなだめました。
24時間まであと10分ほど…。
犬飼は何かいつもと違う空気を感じて緊張します。
ついに24時間のタイムリミットを迎えましたが、何も起こりません。
犯人たちは戸惑い、犬飼の上司は呆れた様子で男を問いただしました。
男が弁解しようとした時、犬飼はハッとして離れるよう叫びます。
床から現れた影が容赦なく犯人たちを襲い、犬飼は絶句しました。
本当に影の化け物が…しかも三体も出てきたのです。
悲鳴を上げる犯人たちを影の兵士たちはいたぶるように〇し、アリが犬飼を見て小さく笑いました。
犬飼はアリが笑ったことと、さらにそれが分かった自分に混乱します。
まるでこんな状況に身を置いていたことがあったかのように…。
結局犯人たちを死なせてしまったこと、そして上司たちも怪我を負ったことで、その上の上司からこってりと絞られることになりました。
犬飼は影の化け物について気になり、自分で調べ始めます。
犬飼たちの管轄以外にも影の化け物の影響で自首してきた犯人が複数いるようで、犬飼の後輩はデータを見ながら3月末から4月上旬は少ないと指摘しました。
後輩はこの時期は入学シーズンで学生相手の売上が落ちると話していたというおばの話をして、犬飼は考え込みます。
参考になったかもしれないと犬飼は小さく笑いました。
問題児、水篠旬!
一方とある高校では、問題児を一人受け入れることになったと校長が一人の教師、荻原に話をしていました。
荻原は渡された書類に目を通します。
父親が消防士、母親が主婦、成績良好…しかし小学校卒業後、中1から中2にかけて家出していたという少年でした。
毒蛇という異名を持つ荻原はニヤリと笑い、自分がしっかり教育してやると校長に約束します。
朝礼の場で、荻原はさっそく例の問題児…水篠旬を見つけました。
どんな生徒でも大人しくさせる自信があった荻原は、旬が黒い手袋をしていることに気付き、すかさず校則違反だと怒鳴りつけます。
しかし旬が振り向いた瞬間、荻原はゾッとしました。
彼の全身から何か黒いオーラが滲み出ているのが見えたのです。
大慌てでUターンして他の生徒を怒鳴りに行く荻原。
べリオンと話をした旬は、おそらく影の兵士たちが見えたのだろうと察します。
これも自分がこの世界に及ぼす影響の一つなのかと考えずにはいられませんでした。
不良たちを一掃
賑やかな教室で、一人の少年…桜井学が旬に話しかけます。
中1の時同じクラスだったのです。
しかし学を押しのけて、不良たちが旬に絡みます。
片手だけ手袋をしている旬を中二病かとからかい、当然ベルは憤りました。
一言命じてもらえれば瞬時にこいつらの四肢を裂くと奮起するベルを旬はなだめます。
旬は彼らの前で手袋を外しました。
竜帝アンタレスに負わされた傷跡で、これだけはどうしても治らなかったのです。
凄まじい傷を目にした不良たちは黙り込み、捨て台詞を吐いて去っていきます。
ベルは彼らに攻撃しようとしますが、旬はベルを止め、自ら影の力で不良たちを派手に転ばせました。
きょとんとするベルに、ご愛嬌だと旬は小さく笑います。
学は旬が以前の雰囲気と全く違うことに驚いていました。
死ぬほどトレーニングはしたと聞いて、運動部に入るかと尋ねます。
旬はもう、入りたい部活を決めていました。
入部希望者
やってきたのは陸上部。
部長の尾崎大志は怪訝な表情で話を聞きます。
ここの陸上部はスポーツ特待生しか入れず自ら入部を希望する一年生がいなかったため、他の先輩たちはいい根性しているじゃないかとバカにしたように笑いました。
未経験にもかかわらず入部を希望する旬を門前払いにしようとしますが、旬は大会で会いたい人がいるのだと伝えます。
もちろん向坂雫のことです。
彼女はまだ中学生のはずですが、上級ハンターになって夢を諦めるまでは立派な陸上選手だったので、都大会に出場する実力はあるはずでした。
中高合同の大会に出れば自然な形で彼女に会えるだろうと考えたのです。
大志は陸上部の補欠の2年生より速く走れれば入部を認めると条件を出しました。
補欠とは言え、実は去年の都大会3位の実力者です。
勝ったら陸上部に入部、負けたら1ヶ月掃除洗濯のボランティアという賭けを提案し、旬はあっさり承知しました。
一方一服しながら休憩していた荻原は、窓からトラックを猛スピードで走る旬の姿を見て驚きます。
陸上部の顧問は旬が凄まじく速く、逸材だと嬉しそうに話しますが…!?
続きはピッコマで!
俺だけレベルアップな件〜外伝〜1話~2話の感想&次回3話の考察予想
DUBU先生の逝去は本当にショックだったので、まさか外伝が出るとは思いませんでした!
1話の最後にはDUBU氏への言葉も綴られていて、製作チーム内が一丸となって作品を作り上げていることが分かり、胸が締め付けられます。
改めて感謝を込めて読んでいきたいですね。
絵は似ているので読みやすいです。
犬飼が刑事というのが似合いすぎましたが、過去の記憶がないのがもどかしくなってしまいます。
それに対して高校生の旬…違和感しかありません。
本編では中学生の姿が最後だったので、それに比べればまだマシかもしれませんが…。
そのへんの不良レベルは旬にとって虫けらみたいなものでしょうね。
雫との再会に向けて陸上部に入るというのは胸熱で、今から再会の日が楽しみです。
まとめ
今回は漫画『俺だけレベルアップな件〜外伝〜』1話~2話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 陰の化け物に脅迫されたとして次々に犯人が自首する前代未聞の事態に困惑する犬飼刑事。
- 実際に影の化け物が現れたのを目の当たりにした犬飼はどこか見覚えを感じ、独自に調べることにしました。
- 一方旬は高校に入学し、毒蛇という異名を持つ教師荻原に目をつけられますが、荻原は影が見えて慌てふためきます。
- 左手だけ手袋をつけている旬を不良たちがバカにしますが、旬は返り討ちにしました。
- その後旬は雫と自然な形で再会するため、陸上部への入部を希望し、陸上部部長の大志とある賭けをして勝利します。