あの悪女には暴君が必要だ ネタバレ13話【ピッコマ漫画】キルのいたずら、再び…。

漫画「あの悪女には暴君が必要だ」は原作Silver Linging先生、漫画8garak先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「あの悪女には暴君が必要だ」13話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

≫≫前話「あの悪女には暴君が必要だ」12話はこちら

 

その行動に、キルはどんな結果を招いてしまうのでしょうか…。

あの悪女には暴君が必要だ13話のネタバレ込みあらすじ

キルによばれたテオバルト。

目の前の傷だらけのキルを見て情けない姿だと思いました。

キルは子供のようにおんぶしてとテオバルトに頼みます。

 

そんなキルを、テオバルトは肩に担ぎ上げ、使用人や執事にチラチラと見られながら治療をしに向かいました。

おんぶってこんな感じだったかなと、キルは思いながら…。

皇太子の居場所

治療を終えたキルは、陛下がメリベルを連れ込んだ理由がわかるかもしれないと、テオバルトに伝えます。

キルが考える、陛下がメリベルを連れ込んだ理由。

それは、生き残った皇太子の居場所を探す道具になるかもしれない、というものでした。

 

なぜこんなにも必死に生き残りの皇太子を探しているのでしょうか…?

フェオフィル帝国は実は2ヶ月前まで、血の海になっていました。

陛下が5人の兄弟全てを排除し、皇帝に上り詰めていたからです。

 

これが皇帝エセレドが暴君たらしめる理由でもあります。

しかし、これは表向きの話です。

実際には本来皇帝になるはずだった長男のバルドウィン・フェオフィルだけは、身を隠しどこかで息を潜めていたのです。

 

これを機に、バルドウィンは隠れて力をつけている可能性もあります…。

先日テオバルトは皇太子の居場所を突き止められずに陛下に剣を突きつけられています。

それでもテオバルトが未だに生きているのは、メリベルという皇太子への道筋が見つかったからだと、キルは思ったのです。

 

ただ、この仮説が本当だったらメリベルは皇宮にとって危険な存在です。

命を落としかけたキルは、もうメリベルとは関わりたくないなと思うのでした。

しかしキルには再び悲劇が訪れます。

キルの悲劇、再来

陛下はキルを宮内部長から宰相へと昇格させました。

宮内部長の仕事は本来皇后の仕事。

ということで、キルは無理矢理昇格させられた上にメリベルの教育をすぐさま始めるように命令されたのです。

その時、潔くやられておけば良かったと、キルは涙を流しながら思うのでした。

エデンベル令嬢は…。

メリベルは機嫌の悪そうなキルに内部の仕事を教えてもらいます。

ちくちくとメリベルへ攻撃的な発言をするキル、それに対してより攻撃的な発言を重ねるメリベル。

書類関係は終わったので、次は宮殿を案内するとキルは話します。

 

キルはメリベルのことをエデンベル令嬢と呼びました。

しかしメリベルはキルに、名前で呼んでと伝えます。

エデンベル令嬢と呼ばれるべきなのは従兄弟の方だから、と…。

 

キルは呼び方に対してはなんの悪意もありませんでした。

ただメリベルの言った理由に笑顔を見せながらも、理解に苦しむと話します。

やはり、どうやっても2人は相容れないようです…。

それでも仕方なく肩を並べて部屋を出ます。

頬に伝う冷や汗…。

キルは宮殿の案内をしながらも、メリベルに対して皇后になってほしくないとはっきり伝えました。

メリベルは私が助けた命なのにと軽口を交えます。

そこでキルは、メリベルがどれだけ鋭いか試そうと思い、演武場に案内しました。

 

メリベルは整理の行き届いた演武場を眺めます。

宮廷だからなのか、武器がとても高価なものばかりだと、メリベルは思います。

しかし…。

 

メリベルは一つの剣をしっかりと握り、その剣先をキルに向けました。

とても勝気な笑みを浮かべながら…。

再び喉元に剣を突きつけられたキルは、状況を飲み込めません。

キルの頬には冷や汗が伝います。