漫画「カラスはキラキラしたものがお好き」は原作SSISSI先生、漫画MIZU先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「カラスはキラキラしたものがお好き」17話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
チェイシャはサハラを呼び止めました。ここで脱げと命じます。
カラスはキラキラしたものがお好き17話の注目ポイント&考察予想
黒い感情
チェイシャはサハラの言葉にショックと怒りを覚えていました。
一晩をともにしても自分のことを何とも思っていない上、あくまで皇太子としてしか自分のことを見ていない彼女の言葉にショックを受けたのです。
チェイシャ自身がサハラにのめりこんでいたから尚更でした。
黒い感情がチェイシャの心を覆います。
カラスはキラキラしたものがお好き17話のネタバレ込みあらすじ
態度を急変させたチェイシャ
彼ほど輝いている人には初めて出会ったとサハラは思っていました。
あんなに眩しい人は見たことがありません。
惹かれないはずがありませんでした。
それでも、サハラは本心とは真逆のことを口にしました。
自分が忠誠を誓う皇家の一員で、これから自分がお守りする方だと告げたのです。
それに対してチェイシャは冷たい瞳で脱げと宣言しました。
突然の命令にサハラは動揺しますが、早く脱げと急かされ、震える手で服を脱ぎます。
ガタガタ震えているサハラに、チェイシャはこっちを見ないで跪けと命じました。
サハラは黙って震えながら命令に従います。
チェイシャは意図的にサハラを傷つける言葉を連発しました。
脱げと言えば脱ぎ、開けと言えば開く、昨日までお前が処女だったなんて誰も信じないだろうと嘲笑ったのです。
さらに、皇帝やエリックが同じ命令を下しても従うんだろうと告げました。
皇族の命令とあらばこんな屈辱的な姿をすぐ晒すんだろう、何とか言えとサハラを貶めます。
サハラは泣きそうになりながら言葉の暴力に耐えていました。
やがてチェイシャはシャツを着て背を向けます。
皇帝はチェイシャに何度も、サハラに無礼なマネをするなと注意していました。
その言葉を伝えながら、俺はお前を良く思っていないとチェイシャは冷たく吐き捨てます。
会いたくないから本城に基地を移せと告げました。
裸で蹲ったままのサハラを置いて、チェイシャはスタスタと部屋を出ていきます。
サハラは一人、胸の痛みを抱えながら取り残されました。
ウィルソンの勘違い
その頃、ウィルソンは皇太子館の廊下を歩いていました。
昼間の出来事はウィルソンも見ていたので、チェイシャの様子のことを思い出していたのです。
剣を素手で受け止めるほど一人の女性に惚れ込まれたのは、殿下にお仕えして初めてのことだと思い、ウィルソンは微笑みました。
やっぱり自分の勘は当たったなと喜ばしい気持ちで歩いています。
そこへちょうど、廊下でチェイシャと出くわしました。
ウィルソンは笑顔で挨拶し、昼食はどうするかと尋ねます。
お二人で召し上がるなら寝室にお運びしようかと気を利かせて提案しました。
さっきまでの出来事を知らないので当然ですが、チェイシャとの温度差が激しいことに、ウィルソンは気付きません。
軽くお茶菓子も準備して届けようかと伝えようとしたウィルソンでしたが、チェイシャのつま先が外を向いたことに気付きます。
不思議に思い、どこか行かれるのかとチェイシャに尋ねました。
チェイシャはウィルソンの名を呼ぶと、サハラの荷物の整理を手伝ってやってくれと告げます。
抜かりなく、と真顔で念を押しました。
ウィルソンは一瞬戸惑ったものの、すぐに承諾し笑顔を浮かべます。
忙しくなりそうだと思い、スキップ混じりで踵を返しました。
この皇太子館にもついにご婦人が住まわれそうだと思っていたのです。
その頃、取り残されたサハラは一人胸を痛めていました。
個人的な感情がないなんて、当然嘘でした。
それでも、いつのまにか彼に特別な、不穏な感情を抱くようになった事実を、チェイシャ本人には知られたくなかったのです。
チェイシャはもうとっくに、サハラの中で特別な人でした。
カラスはキラキラしたものがお好き17話の感想&次回18話の考察予想
サハラの発言の裏側が分かって安心しました!
サハラの性格と立場を考えれば素直にチェイシャに告白なんてできそうにない気がします。
それにしてもチェイシャの仕打ちはあんまりです…。
サハラの気持ちを思うと胸が苦しくなります。
まとめ
今回は漫画『カラスはキラキラしたものがお好き』17話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- チェイシャは態度を一変し、チェイシャに冷たく当たりました。
- しまいには会いたくないから本城に移れと命じ、サハラは胸を痛めます。
- そうとは知らないウィルソンは、ついに皇太子館に女性が住むことになりそうだと浮かれていました。