
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida先生の作品です。
前回は、マーシャ達とがジュローやシュナイダー大公の悪口大会で盛り上がっていたにもかかわらず、エボニーは人の悪口を言わず、人の良いところを見つける素敵な一面が発覚しました。
そして、シュナイダー大公に、馬に乗るために片手でひょいっと持ち上げられた時のエボニーの胸のドキドキや赤面から、二人の恋が始まるのではないかと期待してしまいました。
そんな中、着いたのはなんと、ロマンティックのかけらもない、おどおどした雰囲気の、スぺス監獄でした。
今回は「エボニー」の11話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
エボニー【11話】の考察予想
なぜシュナイダー大公っはエボニーをスぺス監獄に連れてきたのか?
前回は、エボニーがシュナイダー大公を初めて意識したレアなシーンがありましたが、それにもかかわらず着いたのはなんとスぺス監獄という不吉感漂う場所でした。
シュナイダー大公はなぜこんな所に連れてきたののでしょうか。
勝手ながら私の予想では、このスぺス監獄に、なにか重要なカギを握るキーパーソンがいてその人に会わせたいのか、それとも、魔女になりスパイ作戦をするエボニーが、今後つかまって監獄に入れられるときの為に脱獄ルートを教えておくなどの為に連れてきたのか、などと予想しています。
エボニーとシュナイダー大公の恋の行方は?
今までエボニーとシュナイダー大公は、恋愛とは結び付かないような関係でしたが、前回は、初めて恋愛になるかも?という、記念すべき展開になりましたね。
エボニーはドキドキしていましたが、ただ男性に体を軽々と持ち上げられてドキドキしたのか、それともシュナイダー大公を意識始めたのか、今回はテーマが監獄なので、あまり恋愛要素は期待できませんが、それでも不たちが今後どうなるのか興味深くいていきたいと思います。
エボニー【11話】ネタバレあらすじ
スぺス監獄、そこはなんと、エボニーが死刑宣告され、5年間服役した、首都ランセン郊外にある女性刑務所だったのです。
そしてそこには、国中の魔女が服役しているのです。
実はカルカスに死刑制度はあるのですが、廃止すべきだという意見も多く、最近は死刑は執行されていませんでした。
しかし、ここ4日ほど連続で煙が上がっているようなのです。
それは、火葬場が稼働していることを意味します。
エボニーが言うには、火葬場で死体処理自体は行われていたようなのですが、それは、死刑執行ではなく、監獄の中で病死したり、暴行などに耐えられず亡くなった人に限るというのです。
こんな夜中に火葬場が稼働していることは一度もなかったのです。
そこでエボニーは、釈放後2か月後の現在、エボニー釈放が引き金になり、その2か月で、スぺス監獄内部での死刑執行承認がされたのではないかと思います。
しかも、死刑執行の理由が、エボニーをはじめ何人かが釈放されると、看守たちが復讐されることを恐れてのためだというのです。
なぜならエボニーたちは看守たちにひどい暴行を受けていたからです。
サシャー、ベアトリーチェ、モニーク、、、。
エボニーは囚人仲間たちを思い出しますが、涙は流しません。
彼女たちは、エボニーが釈放されて監獄を出るときに、絶対にあきらめるな、後ろを振り向かずに生きていれば、何だってできると、励ましてくれたのです。
みんなの分まで生きると、そして、昔にとらわれて後悔をするような人生だけは送らないと、すべて忘れて生きること、同情は死んだ後にすればいいことだから、今は絶対に同情しあったりしないと、囚人仲間と約束をしたからです。
エボニーは、なぜシュナイダー大公がスぺス監獄に自分を連れてきたのか、すべて分かっていました。
それは、エボニーの気持ちが揺らがないかを見極めるためだということを。
エボニーが今後戦う相手は数えきれないほどの大物だらけで、もしかすると国全体を敵に回すかもしれないということ、だからシュナイダー大公は心配していたのです。
でも、強い意志を持ったエボニーに、そんな心配はいりません。
エボニーは、絶対に後悔しないし恐れもしないと、シュナイダー大公に忠実を誓います。
そんな強いエボニーを見て、シュナイダー大公はエボニーの冷たい手を握り、エボニーを絶対に勝たせると、心の中で誓います。
夜の女神。
シュナイダー大公には、エボニーがそう見えたのです。
そして、夜明けに二人が屋敷に帰ると、ジュローが、エボニーがお嬢様になる手目の品々が届きました、とお出迎えします。
そうです。
いよいよ、エボニーが残酷で、それでいて無限な女性ん生まれ変わるときが来たのです。
エボニー11話の感想&次回12話の考察予想
今回私の予想は外れてしまいましたが、今回、エボニーが服役していた時の生活や、囚人仲間を見ることができて、11話は結構貴重な回だなと思いました。
個人的に気になったのは、囚人仲間たちですが、4日連続で火葬場が稼働していることにより死刑執行がされているような形跡の中、今も無事に生きているのかどうか気になります。
また、引っかかったのが、国中の魔女たちが収容されているということです。
魔女狩りって、魔女でも何でもなく罪もない人が、難癖をつけられ、罪をかぶせられ拷問されたり殺されていた過去がありますよね、
人を見た目で判断してはいけないのはわかっているのですが、囚人仲間の一人、モニークは、いかにも聖人のような見た目の女性です。
この女性は冤罪ではないのか、そもそも、エボニーはとても意志が強く、人間的にも優れた女性なのに、本当に過去殺人を犯したのか、犯したとしてもそれは正義感からとか、何か大きな隠された理由があるのではないか、などいろいろ考え込んで予想してしまいます。
だって、エボニーを読むほど、エボニーの人間的な魅力に惹かれ、どんどんエボニーが好きになってきたし、魅力をとても感じてきたんですよ。
多分それは、シュナイダー大公も同じでしょうね。
だって、シュナイダー大公がエボニーを夜の女神と表しているシーンがあるんですが、普通、リスペクトしていないと女神なんて言葉、頭によぎりませんよね。
冷たいといって手を両手で握るシーンも、彼女を人として尊敬している、そして応援したいという表れだと思います。
しかし、恋愛ムードにはまだならなそうですね。
ドレスや装飾品も届いたようで、いよいよ次回からお嬢様計画が始まります。
ますますエボニーに女に磨きがかかり、魅力的になるのでしょうね、どんないい女になるか今から楽しみです。
そして、シュナイダー大公は、美しく生まれ変わったエボニーにどんな反応をするのでしょうか?
次回もとても楽しみで待ちきれません。
まとめ
今回は漫画エボニー11話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。