
漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女のペット」62話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
夜会の準備をしているレベッカは、自分に無関心な父と浮気性のヨハネスのことを思うと嫌気がさします。
夜会の会場につくとレベッカは夜会の中心人物であり、令嬢たちも口々に褒めました。
しかし令嬢たちは、ヨハネスが堂々と浮気している様を話題にあげ、レベッカを笑いものにし、結果レベッカの逆鱗に触れてしまいます。
疲れ切ったレベッカに見知らぬピンク髪の令嬢シャシャが目に留まりました。
その可愛らしい笑顔に一瞬で心をつかまれたレベッカは…!
悪女のペットタイトル名62話の見どころ・考察予想
今回は前回からのレベッカの回想編の続きになります。
シャシャに出会ったことで、少しレベッカにも変化が訪れ、この先の展開を知っていても少し幸せな気持ちになれます。
しかし、ここからさらにレベッカは過去を回想し、ヨハネスとの出会いと互いの10代のころの思い出を振り返ることになるのです。
夜会でのヨハネスの浮気性ぶりを見ると、10代のヨハネスの性格もとてもよかったとは考えづらいのですが…。
幼いころ、10代、最近、といろんな時間軸から描かれる登場人物たちの性格をしっかりとらえながら、話を読み進めていきたいと思います。
悪女のペットタイトル名62話のネタバレ込みあらすじ
シャシャをお茶会に誘うレベッカ
皇太子の婚約者で公爵家の一人娘のレベッカと、無名貴族の娘シャシャは明らかに不釣り合いでした。
しかし、人を笑顔で裏切るような社交界で、貴族令嬢を魅了したシャシャの笑顔にレベッカも惹かれます。
そして、その場でシャシャを自分のお茶会に誘うレベッカ。
レベッカは自然な笑顔に変わり、ヨハネスが浮気をしていることへの悲しみもいつの間にか忘れていました。
そこへレベッカの父である公爵がやってきて、レベッカがうれしそうな顔をしていることを指摘します。
そしてぽつりと、母エリーナの笑顔にそっくりだ、と言うのです。
これまでレベッカに無関心すぎたことを急に悔いる公爵。
レベッカの手を取り、公爵は晩餐会を去ることにしたのでした。
レベッカは急に父親に、母親との出会いの宮殿のパーティーについて質問しました。
その時の気持ちはどんなものだったのか?
父親は母エリーナは明るい笑顔が素敵で一目で恋に落ち、それが運命ならいいのにと思った、と答えました。
その話を聞いてなぜかシャシャの顔を思いだすレベッカ。
そして、レベッカは父が話す母との出会いを聞きながら、自分とヨハネスの出会いを思い出すのでした。
レベッカの回想、ヨハネスとの出会い
初対面の時のヨハネスのことを、今でもはっきりと思い出すことのできるレベッカ。
サラサラの金髪に青い瞳で屈託のない笑顔のヨハネスがそこにいました。
ヨハネスはレベッカに婚約者として紹介される場面だと言うのに、マナーを守らず、中庭を走り回っていました。
しかも、その様子を見ても、皇帝も皇后も叱るそぶりすら見せません。
そして、レベッカの頭をなでて、小さいのに落ちついていて、ヨハネスを支えてくれる良き皇后になれそうだとほめてくれます。
一通り庭を駆け回って戻ってきたヨハネスは両親に花を渡し、喜んだ母親はますますヨハネスを甘やかします。
レベッカは自分の家では決して許されないことが、笑顔で許され、愛されていることに驚きを隠せません。
レベッカの父親は常に厳しく、屋敷も冷たい空気が漂っていました。
でも甘やかされ自由奔放に、幸せに愛されて育ったヨハネスと一緒なら、自分も幸せになれるかもしれないと期待するレベッカ。
レベッカは自分はヨハネスのように笑うことができないけれど、そばでヨハネスの笑顔を見守ることはできると考えました。
この暖かな人たちの輪の中で、自分も幸せになれるはずと思い、ますます努力を重ねる幼き日のレベッカ。
しかしその思いは徐々に裏切られていくのです。
成長したレベッカと奔放になっていくヨハネス
時間は進み、出会いから10年ほどたったころ。
今日は皇后が茶会を主催し、明日はレベッカが茶会を行う予定です。
ヨハネスも来るレベッカの茶会をぬかりなくやるように、注意する父親。
それ以外は目立った会話のない、冷たい食卓にレベッカは息が詰まってしまいます。
早く自分の家から抜け出して、ヨハネスと結婚したいと願う純粋なレベッカ。
そんなレベッカにヨハネスは堂々と、自分は奔放だからレベッカだけを特別視できないと伝えています。
それでも、結婚したらレベッカだけを愛すると約束してくれました。
レベッカはこの約束を信じて、今のヨハネスの奔放さを我慢していました。
皇帝の体調も悪いため、自分たちの結婚はより早く進められるだろうし、ヨハネスと結婚して、自分の家を出られる日も近いはず!
自分のことを大切に思ってくれる優しい人たちとの幸せな生活を夢見るレベッカ。
しかしそんなレベッカのもとに悲しい知らせが来るのでした。
レベッカのところにドレスを届けに来た者が、昨日ヨハネスがほかの令嬢を連れて店を訪れたというのです。
悪女のペットタイトル名62話の感想&次回63話の考察予想
ヨハネスがレベッカが彼をよりどころとする気持ちを知っていながら、堂々と浮気宣言するところは、ムカッと来ますね。
結婚後の不倫は圧倒的に独身時代から浮気性の人に多いらしいので、こんなヨハネス相手に結婚への希望を持ち続けていたレベッカは、初心だったのでしょう。
勉強はできるレベッカも、幼い日には人を見極めるのはまだまだ未熟で、ヨハネスへの期待が高まりすぎたことがこの後の不幸をより深くしてしまったように思えます。
話の最後に具体的なヨハネスの浮気がはじまったので、次回の話もレベッカが傷つきそうで心配です。
早くシャシャに癒されるシーンが訪れることを祈りたいです。
まとめ
今回は漫画『悪女のペットタイトル名』62話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。