
漫画「ある継母のメルヘン」は原作ORKA先生、漫画Spice&Kitty先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある継母のメルヘン」172話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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ある継母のメルヘン172話の注目ポイント&考察予想
ノラとジェレミーは、かつてシュリーの世話をしていたグレタから衝撃的な話を聞きます。
それはシュリーが前侯爵から虐待を受けて心身共に傷つき、助けを求めていたという内容でした。
あまりの内容に、ジェレミーはノラの前で涙を零します。
ある継母のメルヘン172話の一部ネタバレ込みあらすじ
グレタが打ち明けるシュリーの悲惨な過去
グレタは、老いのせいかはたまた緊張のせいか、震える声で語り始めました。
ノイヴァンシュタイン前公爵に引き取られたシュリーは、ある日突然、実母のもとを訪れたことがあります。
裁判での実母の証言は、まったくの嘘ではなかったのです。
その日は寒い夜でした。
訪ないの連絡も護衛も無く、シュリーは身ひとつでやってきました。
シュリーの足は血で汚れ、手首に痛ましい痣がついています。
それは明らかに虐待を受けた姿で、シュリーはとても怯えて泣いていました。
シュリーは実母に助けを求めますが、拒絶されて放心します。
やがてノイヴァンシュタイン家の者が、シュリーを迎えに来ました。
まるで荷物のように、シュリーを馬車に乗せてしまいます。
その際、シュリーは恐怖のあまり瞳孔が開いた目でグレタを見ました。
そして一言だけ、侯爵に恐怖する心情を吐露したのです。
衝撃を受けて涙するジェレミー
気がつけば、草原は夕暮れの色に染まっていました。
茜色に輝く大地で、ノラとジェレミーは腰を下ろします。
ジェレミーはグレタの話があまりにも衝撃的で、ノラが見ているにも関わらず涙を零しました。
シュリーの幼馴染
そんな2人に声をかける人物がいます。
シュリーの幼馴染でした。
幼馴染の女性は、シュリーは信じるものがあればあらゆる苦難も乗り越える人だと笑います。
その幼馴染の温かな家でもてなしを受け、泊まることになったノラとジェレミー。
シュリーの真実を知り一度は心が砕けたジェレミーでしたが、幼馴染の言葉で気持ちを持ち直していました。
ジェレミー達と家族になり幸せになれると信じたシュリーを、支えたいと思ったのです。
ある継母のメルヘン172話の感想&次回173話の考察予想
この原作者は本当に地獄を作るのがお上手なんですよね。
地獄の沼を作り出し、その沼の上で読者を踊らせるんです。
読者は気がついたらずぶずぶに沈んでいるんですよ。
ただの地獄沼だと思っていたのにやだこの地獄、闇が深すぎ……!って思って抜けようと足掻くじゃないですか。
真っ暗闇の中にちらちらと希望の光が輝くんですよね。
ハッピーエンドかもしれないっていうそのわずかな光を求めて、再び沼の中に潜り込み地獄に堪えるのが我らです。
今回もそのような感じの展開でした。
ジェレミーが敬愛していた前侯爵が、実はシュリーを虐待していたのです。
しかもジェレミーは、そのことを知らずシュリーを蔑ろにしていました。
しかし、ジェレミーが皇太子を殴ったときも、教会との裁判のときも、シュリーは身を挺して庇ってくれます。
前侯爵にもジェレミーにも酷い目に遭わされたのに、シュリーは彼らの名誉を守ったのです。
これってシュリーの献身が美しいとか、そんな単純な感想では済みません。
シュリーは虐待の末に、命に代えても家門を守る精神構造にされてしまったんです。
その上で、シュリーはジェレミー達と幸せになれるのだと、一種目がぐるぐる状態で信じているわけなんですよね。
これを地獄と言わずに何と言うのでしょう。
本人は正気で冷静なつもりでいるから、たちが悪い。
けれどもジェレミーがそんなシュリーに寄り添い、幸せになる道を探そうとしてくれるようです。
地獄の沼の底にあるのは、本当に搾りかすのような希望の光だったのです。
まとめ
今回は漫画『ある継母のメルヘン』172話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 裁判で証言をした実母は、まったくの虚言をしていたわけではありませんでした。
- シュリーは前侯爵からの虐待に堪えかねて、侯爵家を抜け出し実母に助けを求めた過去があります。
- シュリーの過去を知り、ジェレミーは涙を零しました。