
漫画「悪党の母になりました」は原作Yulji先生、漫画Iro先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党の母になりました」1話~3話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪党の息子に殺される未来を変えるため継母が義理の息子に愛を注ぐ恋愛ファンタジーです。
保育士の奈希は普段通り小説を読みながら寝ていると、目覚めたときには小説の中にいて悪党の継母になっていました。
未来を変えるため、悪党になる前に息子と良好な関係を築こうと決意します。
悪党の母になりました1話~3話の見どころ・考察予想
目が覚めたら小説の中、悪党の継母になっていて・・・?
保育士の奈希は、夜いつも通り小説を読んで眠りに付きます。
目覚めたときには小説の中で、悪党であるアインスパナ・チェイドに殺される継母のロゼリアになっていました。
今のアインは可愛らしくてまるで天使のような子供です。
悪党になる前に本当の母親のような関係を築こうと決意します。
ところがアインを放置する実の父親チェイド公爵(カシウス)が監視してくるのです。
原作ではロゼリアに興味を示していなかったはずなのに、と不思議に思います。
奈希の知らない小説の設定があるのでしょうか。
悪党の母親として生きているのか不安でいっぱいです。
悪党の母になりました1話~3話のネタバレ込みあらすじ
天使のような息子が悪党になるのを防ぐために
普通の27歳で保育士の西川奈希は目覚めると小説の中の登場人物、悪党の母親になっていました。
チェイド家は長く続く悪の一族で、帝国内で起きる事件はチェイド家が関与しています。
特にカシウス・チェイドはチェイド家最強の悪党です。
奈希は彼の妻であるロゼリア・チェイドに転生しました。
ロゼリアは結婚して子供がいる設定です。
いつものように小説を読んでいただけなのにどうして小説の中に入っているのかとパニックです。
そんなとき母上、と部屋に入って来たのはアインスパナ・チェイド。
前カシウス公爵夫人のたった1人の息子で、最後の黒幕になります。
アインが大人になり悪党になったきっかけはロゼリアです。
チェイド家に不満を持っていたロゼリアはアインを虐待します。
その後アインの手でロゼリアは殺されるのです。
こんなに可愛いアインを虐待するなんてありえません。
転生後のロゼリアの運命を変えるため、アインに愛情を注いで悪党になるのを防ぐことを決意します。
ロゼリアは笑顔でアインに挨拶をし、頰に触れました。
アインはビクッとします。
ロゼリアは怖がらせているのかと心配しますが、アインは自分からこの部屋に入って来ました。
部屋から出ようとするアインはモジモジしながらロゼリアをチラッと見ます。
ロゼリアはアインに朝食を一緒に取ろうと誘いました。
アインは嬉しそうな表情を見せます。
一緒に過ごす時間を増やしてアインを仲良くなろうと思うロゼリアです。
楽そうに食事をするアインを見て感動するロゼリアは、毎朝一緒に朝食を取ろうと思います。
使用人がデザートを持って来ました。
アインだけ桃がありません。
使用人がアインを差別しているのだと感じます。
アインに桃を食べるかと尋ねると、モグモグと食べてくれました。
明日も一緒に朝食をしようと誘うと嬉しそうに返事をするアイン。
もっと会話をしたかったのですがアインの習い事のため別れます。
翌朝、アインが朝食の場にいません。
使用人に何があったのかと尋ねると、アインがまだ眠っていると答えました。
怪しいと思い、ロゼリアはアインの部屋を向かいます。
使用人たちは慌てました。
小説ではロゼリアがアインをいじめても見ぬふりをしていたのに様子が変です。
アインはベッドで寝ています。
体に湿疹が出ていました。
弱点がないはずのアインが桃アレルギー
アインが桃アレルギーです。
そのことをロゼリアは知りません。
設定上、アインに弱点はありませんでした。
ロゼリアが嫌がらせで食べさせたと思われているかもしれません。
なぜ桃を食べたのか尋ねます。
アインは謝りました。
仲良くなりたかっただけなのになぜこうなったのかと後悔するロゼリア。
苦しそうなアインの様子を見て心が痛くなります。
ロゼリアは涙を流しながら謝りました。
アインはロゼリアは悪くないと言ってくれました。
また一緒に食事をしたいと言われたロゼリアは嬉しく思います。
今後食べられない物を必ず覚えると約束しました。
愛情が不足していたアインは、ロゼリアに嫌われたくないので桃を食べたのだと思います。
もうこんなことが起きないように自分がアインを守ると心に決めました。
ロゼリアはアインの部屋を出ると、乳母のレニシャにアインのアレルギーについて尋ねます。
レニシャは答えてくれません。
アインは弱点がない大人になるため、ロゼリアは知らなくて良いと言うのです。
ひどい言い方に腹を立てたロゼリア。
小説の設定ではロゼリアは悪女です。
このままではいけないと思います。
レニシャはロゼリアの表情を察し謝罪しました。
しかしチェイド家の教育なのでロゼリアの命令を聞くことはできないと言います。
その後ロゼリアがアインにしてあげられることは薬を塗ったり肌に効果のあるお茶を飲んだりと看病するだけでした。
おかげでアインは元気になり、再び朝食を一緒にすることができます。
一安心ですが、使用人たちは相変わらずの冷たい表情です。
ロゼリアを疑っているのでしょう。
小説のアインは弱点がありませんでした。
弱点がないよう成長させるためこんな教育をしているのかと怒るロゼリア。
ロゼリアの様子を心配したアインが声を掛けます。
天使のようなアインを見て笑顔になるロゼリア。
奈希は施設で育ち、気付いた頃には子供に囲まれていました。
だから保育士になったのです。
家族に憧れていた奈希は、1人でいる部屋がいつも寂しかった記憶があります。
楽しみは小説でした。
その小説の中で家族ができるとは思っていませんでしたが、これから初めての自分の子供を守るため頑張ろうと思います。
アインと別れ、1つ気付いたことがありました。
悪党はもう1人います。
それは最恐の悪党でロゼリアの夫、カシウス・チェイドです。
悪党の息子も悪党
カシウスが現れ、ロゼリアに声を掛けます。
綺麗な顔はアインとそっくりです。
アインが成長したらイケメンになると想像できます。
カシウスはロゼリアに何をしていたのかと聞いてきました。
ロゼリアは、アインと朝食を取っていたことを伝えます。
カシウスは何か企んでいることがあるのかと尋ねました。
親子だから当たり前のことだと話すと、沈黙が続きます。
そして母親を気取っているのかと言われました。
実はロゼリアは、結婚式でチェイド家とは関わりたくないと言っていたのです。
確かに急に親子関係を築こうとするのはおかしい話です。
しかしもう決めたことなので、可愛くて優しいアインに親として愛情を注ぐと伝えます。
カシウスはなぜそう思ったのか理解できませんが興味深いと言いました。
そこへ旦那様、とカシウスに声を掛ける者がいます。
血の付いた布で巻かれた何かを抱えていました。
カシウスと共に去っていきます。
生きた人間かもしれないと怯えるロゼリア。
余計なことをすれば同じようになると忠告をされているように思います。
チェイド家が悪党と言われる理由を理解しました。
カシウスは別室でロゼリアの言葉を思い出します。
アインのことを可愛いと思っているのは本当なのかと疑問です。
その頃アインは使用人たちの前にいます。
乳母のレニシャにロゼリアとのことを尋ねていました。
もう2度と勝手なことをしないと土下座するレニシャ。
アインは冷たい表情で母であるロゼリアに優しくするよう命令します。
悪党の母になりました1~3話の感想&次回4話の考察予想
アインは可愛くて天使のような少年だと思っていたらかなり怖そうな子供です。
生まれながらの悪党なのかもしれません。
それを知らないロゼリア、このままでは小説通りアインに殺される運命が待っています。
ロゼリアの愛情でアインが悪党になることを防ぐことができることができるのでしょうか。
悪党の母親の悲劇的な未来の回避方法に期待大です!
まとめ
今回は漫画『悪党の母になりました』1~3話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。