
漫画「乙女ゲームのバッドエンディング」は原作Golden eyed bird先生、漫画Cheongwont先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「乙女ゲームのバッドエンディング」59話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
乙女ゲームのバッドエンディング59話の注目ポイント&考察予想
前回に引き続き、ありし日のオフィリアとレアティスの過去回想編。
レアティスがウィンドローゼ侯爵家で過ごすようになった理由、婚約者だったオフィリアをレアティスはどう思っていたのか判明します。
レアティス同様、ウィンドローゼ侯爵家で過ごすエミリアについて当時どのように思い、見ていたのかも明らかになり…。
乙女ゲームのバッドエンディング59話の一部ネタバレ込みあらすじ
レアティスの家庭環境とオフィリアのこと
レアティスの母はレアティスを産んだとき、ひどい陣痛の末うつ病になりました。
ネガティブな感情はレアティスに向けられ、レアティスが成長し兄より頭角を現すや嫌がらせはさらに露骨になってエスカレートしていきます。
幼いレアティスの身体にはあざが絶えず、父親は結局問題を正面から解決せずに避ける選択をし、レアティスを家族から引き離すことをしました。
引き取られた先のウィンドローゼ侯爵夫妻は優しく、そして本能的に実の両親に捨てられた自分にとって最後のチャンスと気づきます。
彼らは自らの目的を果たすために温情を施すがいずれ借りを返さなければいけない立場にいるレアティスが引き合わされたのがオフィリア。
レアティスとオフィリアは互いを友達や許嫁でなく同士と考えるようになりました。
エミリアという存在
居場所が必要だったレアティスはエミリアの存在が不思議でした。
ウィンドローゼ侯爵夫妻に溺愛されるオフィリアのわがままを叱り、対等に言い合う姿は日常茶飯事。
ありのままの自分の気持ちをぶつけるエミリアはいつも堂々としてます。
しかしエミリアの強情な目もレアティスの前では違う色──欲望の目に染まります。
レアティスはエミリアの視線に気づきながらもいつかエミリアから話しに来るだろうと思ったのに、その日は訪れることがありませんでした。
幼い少女は立派な女性に育ち、すでに全て整理し終わった様子でレアティスの前で立つようになったのです。
乙女ゲームのバッドエンディング59話の感想&次回60話の考察予想
ゲームの中で1番つまらないキャラ、まともなエンディングルートが用意されているのはレアティスは誰にも執着しない男だからです。
その性格がある意味エルディを救うルートになり得る一方、1番残酷だと思いました。
エミリアが向けてくる視線に気づいてもその視線の意味までは理解できず、話してくるのを待ち、その日が来なかったことに勝手に落胆してる乙女心を弄ぶクソ野郎です。
罵倒してきたりマウントをとってくるだけの男だったらエミリアも容赦なく反撃したでしょう。
エミリアはウィンドローゼ侯爵家にいる間ずっとレアティスに思わせぶりな態度を取られ続け、結ばれることはないと最初からわかっていたから余計に気持ちを無理矢理昇華させたのです。
それなのにレアティスはまたエミリアに思わせぶりな態度を取ってます。
レアティスがエルディとの婚約を義務として受け入れているとしてもエミリアからしたら2度に渡って乙女心を踏みにじられる行為だと理解してほしいです。
まとめ
今回は漫画『乙女ゲームのバッドエンディング』59話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ひどい陣痛の末うつ病になった母と折り合いが悪く、父も問題を正面から解決せずにレアティスをウィンドローゼ侯爵家に引き取ってもらいます。
- レアティスとオフィリアは互いを友達や許嫁でなく同士と考えるようになりました。
- 居場所が必要だったレアティスはオフィリア相手にもありのままの気持ちをぶつけるエミリアが不思議でした。
- エミリアの視線に気づいていたレアティスは話に来るのを待ち、しかしその日は訪れることがなかったのです。