漫画「S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない」は原作Haegang先生、漫画Blue Canna先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない」42話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない42話の注目ポイント＆考察予想
システムの暴挙
ルネにとって真の愛の誓いだなんて曖昧なものは一切理解できませんでした。
今までは元の世界に戻るために頑張ってきましたが、その気合が揺らぎ始めます。
苦手な恋愛に勤しむくらいならもう戻れなくても良いと思い始めたのでした。
しかしシステムはそれを許さず、ひどい暴挙に出たのです。
S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない42話の一部ネタバレ込みあらすじ
人を信じられず
結局ルネはセディンを引き留めることはできませんでした。
彼のことは心配だったものの、それより最悪なこのクエストをどうにかしなければいけなかったからです。
数字などの目に見えるものしか信じないルネにとって、「真の愛の誓い」だなんて理解できません。
守護者たちは早く恋愛の練習でもさせておくべきだったと口々に悔やみ始めます。
こんな時に限ってステータスウィンドウは開けず、好感度の確認ができないのでルネは誰も信用できませんでした。
前世で何度も回帰を繰り返したため、ルネは極度の人間不信に陥っていたのです。
前の人生では味方でも、次はルカを裏切らない保証などありませんでした。
特に前世の黒幕だった魔塔主が、「魂の蚕食」というスキルを使い、指定した人の肉体を生死問わず操ることができたため、周囲への不信感は募る一方…。
誰も信じられないルカが唯一信じられるのは、ステータスウィンドウの中の好感度です。
好感度が高いからといって裏切られない保証はありませんでしたが、好感度が高いほど裏切られることが少ないのは確かで、絶対的な数値でした。
それなのにそれを確認できない上、イーシルの様子もおかしいしセディンともギクシャクしてしまっています。
波はこれを機に人を信じてみてはと勧めますが、ルネは困惑しました。
表情や言葉なんていくらでも取り繕えるからです。
クエスト放棄！？
セディンの言葉を思い出したルネは、真実はあっても永久不変の真実なんてどこにもないと考えます。
真実なんて一時的なものに過ぎないし、他の重大な真実が現れれば消える程度のものです。
永遠の愛の誓いではない分マシだったかもしれないと思いながら、ルネはいっそクエストのクリアを目指さずにこの世界で生きていこうかと考えました。
教主の言う通り帰っても働くだけだし、生活するだけなら貴族暮らしは最高です。
そうすれば面倒もなくなると思いながら、ルネは眠りにつきました。
ウィンドウが現れ、システムが拗ねていてアップデート中という表示が出ますがルネは熟睡していて気付きません。
教主は慌ててルネを起こそうとしますが、システムによってシャットアウトされてしまいます。
波も君主も愕然としました。
翌朝、ルネが目覚めた時にはなぜか教主が1日チャット使用不可という表示になっていて、ルネは首を傾げます。
波と君主も何も言えない様子で、ますます違和感がありました。
さらにアップデート完了が表示されます。
システムは「動機付け」としてクエスト未達成時のペナルティを追加してきて…！？
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S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない42話の感想＆次回43話の考察予想
確かにありとあらゆる裏切りの中で生きてきたら人間不信になるのも当たり前でしょうね。
特に淡々としたルカの態度は周囲から反感を買っていたため、裏切られやすくなっていったでしょう。
人間関係だけで見たらただの悪循環です。
正直結構前からクエストなんか放棄すれば楽なのにな…と思っていたので、ルネの選択は結構当たり前ではないかと思います。
普通に生活するだけなら楽でしょうしね。
ただシステムがクソすぎました。
クエストをやらせたいからと言って後付けで色々変えてきて、いくらハッピーエンドになったとしても胸糞な気がします。
まとめ
今回は漫画『S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない』42話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ルネは真の愛の誓いだなんて信じられず、それどころか極度の人間不信だったためそもそも人を信じることができませんでした。
- 前世の経験もあったため、不確かなクエストに挑むくらいなら元の世界に帰るのを諦めようと思い、ルネは眠ります。
- その夜システムはルネのクエスト放棄を止めようと教主をシャットアウトし、翌朝にはペナルティ追加というアップデートをしてきたのでした。
