
漫画「誰かが私に憑依した」は原作Solar Shin先生、漫画KALTA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「誰かが私に憑依した」43話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
誰かが私に憑依した43話の注目ポイント&考察予想
シルビアンの寝室で目が覚めたカンナ。
シルビアンに使用し、効かなかった睡眠香はなくなっており、脱出できなかったことに腹を立てるカンナは部屋の外で騎士達がカンナをまだ探しているのに気づきます。
出来れば使いたくなかった最終手段を取ろうと目論むカンナは掃除に来たメイドに発見されました。
その頃、ジョセフィンはリリアンヌとティータイム中でその報告がすぐ伝わります。
ジョセフィンはいまだリリアンヌとシルビアンの結婚計画を諦めておらず、リリアンヌもまたシルビアンとの結婚を諦めていませんでした。
リリアンヌがここまでシルビアンとの結婚に強固になっているのには理由があります。
誰かが私に憑依した43話の一部ネタバレ込みあらすじ
リリアンヌの目標
報告を受けたジョセフィンはリリアンヌのいる前で『カンナがシルビアンの寝室に』と失言してしまいます。
皇族の嫁をもらう計画をまだ諦めていないジョセフィンはリリアンヌの機嫌を取ろうとしてまたしても失敗し、怒りを買ってしまったジョセフィンは怒りを鎮めさせるためカンナを呼びつけます。
今回のアメリア毒◯事件でシルビアンがカンナとの離婚を考えると思っていたところでこの騒動。
シルビアン以上の結婚相手なんて存在しないリリアンヌは怒りを募らせていきます。
シルビアンとのことは単純な愛や恋の話ではありません。
シルビアンとの結婚はリリアンヌの勢力を強め、強固なものにする重要な手段。
見ず知らずの外国で暮らしたくないリリアンヌは命尽きるまで、この国で皇女以上の座に留まり続けることが目標です。
アスラン帝国でその目標を叶えるのに適した家門はアディス家、バレンティーノ家、メルシー家の3つだけ。
皇后の家門であるメルシー家は除き、アディス家はすでに複数跡継ぎが存在し、アレクサンドロが壮健な今、2人の後継者に爵位が渡るのはまだ未定。
残るのは名ばかりの夫婦に等しい仲のシルビアン・バレンティーノただ1人だけです。
バレンティーノ公爵夫人となって未来の公爵を産み、足元を固めて権力を手に入れようとリリアンヌは考えています。
調子に乗るジョセフィン
呼びつけたカンナをリリアンヌの前で跪かせ叱りつけるジョセフィン。
リリアンヌの制しの言葉を受け、機嫌が少し上昇したことに気づいたジョセフィンは更にリリアンヌを喜ばせようとカンナに鋭い視線を向けました。
シルビアンの寝室にいた理由を問い詰めてくるジョセフィンにカンナはリリアンヌの存在を視線の端で確認し、寝室で寝たからだと事実を告げます。
シルビアン自らカンナをベッドに横たえて布団もかけてくれたと話すカンナに怒りと動揺で否定の言葉を発するリリアンヌにあえて誤解されるよう誇張しながらも事実だけを話しました。
誰かが私に憑依した43話の感想&次回44話の考察予想
リリアンヌがシルビアンと結婚してもカンナ同様、上手くいかなかったと思います。
シルビアンがカンナを拒むのは偏見とか関係なく女性全般に及んでいます。
リリアンヌはバレンティーノ公爵夫人になって次期公爵を産んで権力を手に入れようと考えていますが、そもそもシルビアンが女性全般を拒んでいる以上、辿る道はカンナと同じです。
むしろ権力を手にと考え、後釜として充てがわれたリリアンヌのが余程惨めな思いをすることは予想がつきます。
離婚離婚と今騒いでいるカンナよりもリリアンヌのほうがシルビアンにとって面倒な女でしかないと思います。
まとめ
今回は漫画『誰かが私に憑依した』43話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- シルビアン以上の相手はいないとするリリアンヌはカンナがシルビアンの寝室にいると知り、怒りを募らせていきます。
- シルビアンとの結婚はリリアンヌの勢力を強め、強固なものにする重要な手段と捉え、皇女以上の座に留まり続けることを目標としています。
- ジョセフィンに跪かせられて叱られているカンナを見て機嫌を少しよくするリリアンヌとリリアンヌの機嫌をもっとよくしようとするジョセフィン。
- シルビアンの寝室で寝たと認めるカンナ。