
漫画「リリエンの処世術」は原作Na Yoohye先生、漫画Na gyeom先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「リリエンの処世術」43話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
リリエンの処世術43話の注目ポイント&考察予想
ルッフェンバイン家には1世代おきにとんでもない裏切者が現れます。
1世代おきに現れるとんでもない裏切者こそが次男のクロード。
先帝イドエルの番犬と名を馳せた末の弟、ダミアンに比べてクロードについてはあまり知られていませんでした。
そのクロードは皇位を簒奪しただけでは止まりませんでした。
リリエンの処世術43話の一部ネタバレ込みあらすじ
ルッフェンバイン家の兄弟と裏切者
先帝イドエルは柔らかい春の日差しのような皇帝でした。
目を見張るような特別な業績はありませんでしたがイドエルの治世の間は平和でした。
穏やかなイドエルが紛争を収束できたのはダミアンの存在によるもの。
短期間のうちに総司令官になったダミアンの圧倒的な力は確実にイドエルを後押しする武器になりました。
ダミアンがいる限り誰もイドエルに歯向かうことはできませんでした。
皇帝の番犬として名を馳せるダミアンに比べ、クロードについてはあまり知られていません。
イドエルが逝去し、クロードが皇位に就いたときは人々は戸惑い、帝国の誰もがクロードではなくダミアンを疑いました。
クロードは皇位を簒奪しただけでなく兄嫁である皇后と結婚。
即位したものの民の怒りにさらされた新たな皇帝クロードは強硬な手段で選帝侯のうち、3人抱き込んで1人を亡き者にし、それ以外にも無数の血を流させました。
愛妾兼策士のレイチェル
呼び出されたレイチェルはクロードの問いかけを聞き、愛妾ではなく策士の顔が必要と判断。
レイチェルは『ダミアンは結婚できない』と進言してました。
策士としての顔を被って得意げに発言をしながら、結婚阻止できなかったレイチェルをクロードは殴りつけます。
許しを請うレイチェルに失態に対する策について問うクロードへ必死に言い募り、クロードの脅威は去りました。
1ヵ月の間にリリエンとダミアンがお互い忌み嫌うようにしろとレイチェルは命じられます。
リリエンの処世術43話の感想&次回44話の考察予想
無名に近かったクロードの反逆、蛮行は貴族達だけでなく民からの反感が相当数あったはずです。
反感さえもクロードは圧倒的な権力で黙らせ、時には命を奪ってきたのでしょう。
レイチェルはクロードに忠誠を誓っているように見えますが、尻馬に乗っている愛妾兼参謀役というイメージがあります。
クロードになにかあったとしてもレイチェルは心中するよりも逃げ出すはずです。
これもただの印象にすぎないんですが、クロードは1人ではなにもできないタイプな気がします。
権力で威張り散らしているだけでクロードが手にしたものは先帝イドエルが先に手にしていたものです。
参謀兼愛妾としてレイチェルを侍らせていてもクロードが策を練っているわけではありません。
策を練って実行するのはレイチェルなのでクロードがしたことはそう多くないように感じました。
意に沿わない相手の命を奪うだけの奪略者にすぎません。
まとめ
今回は漫画『リリエンの処世術』43話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ルッフェンバイン家は1世代おきにとんでもない裏切者が出る家系。
- 1世代おきの裏切者であるクロードは皇位を簒奪、先代皇帝と結婚、選帝侯3人を抱き込み、1人を亡き者にし、それ以外にも無数の血を流させせました。
- 愛妾の仮面ではなく策士の仮面をつけてクロードと会うレイチェル。
- 1ヵ月の間にリリエンとダミアンを互いに忌み嫌う関係にするよう命じられるレイチェル。