
漫画「見返りは求めていなかった」は平野あお先生、SORAJIMA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「見返りは求めていなかった」53話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
レイジュはずっと捜していた「自分の生まれた意味」を理解しました。クロードと出会うために産まれてきたのだと確信し、クロードを抱き締めます。
見返りは求めていなかった53話の注目ポイント&考察予想
苦しんだ二人の未来
レイジュが色なしと呼ばれ、辛い思いをしたことを創造主は知っていました。
創造主の力を使うための弊害だったのです。
そして黒のオーラ持ちのせいで苦しむクロードとレイジュの未来を創造主は祈りました。
憂いのない世界で幸せになるようにと手を握り合って眠る二人を見つめます。
見返りは求めていなかった53話の一部ネタバレ込みあらすじ
創造主の願い
レイジュは金のオーラを放ちながらクロードを抱き締めて、やがてその意識はレイジュの身体に戻りました。
レイジュのオーラが消えると同時にクロードは倒れ込み、レイジュの手を縛っていた縄が解けます。
クロードが目を開けると、涙を流して微笑むレイジュの姿がありました。
クロードはそっと手を伸ばし、レイジュを抱き寄せます。
レイジュも微笑みながらクロードに身を寄せて、二人は唇を重ねました。
その様子を眺めていた創造主は、間に合って良かったと考えます。
黒のオーラを持つ人間は、18歳前後でオーラを暴走させることが多く、クロードは時期が早かったため焦りました。
しかし終わりよければ全て良し…です。
創造主は、今回こそ黒のオーラ持ちの力を利用しない世界を作ると決めていました。
そのためには彼らの代わりに、日常的に世界を清めてくれる存在が必要だったのです。
そうして生まれたのがレイジュでした。
創造主の力を人間が使えるようにするというのは初の試みで、レイジュが力を使えるようになるまで時間がかかってしまい、レイジュに辛い思いをさせてしまったことを創造主は悔やみます。
だからこそこれからレイジュには憂いのない世界で生きてほしいと願いました。
皇后へのとどめ
皇后の指先がピクリと反応しましたが、創造主は自分の出る幕ではないと判断して姿を消します。
代わりに駆けつけてきたのはニクラウスとデオンでした。
皇后は強い憎悪を抱いて、クロードとレイジュの近くへ這い寄ります。
叫びながらナイフを振り上げる皇后でしたが、その瞬間赤いオーラが弾けるように皇后を包み、皇后は愕然とした様子で倒れました。
最後まで諦めないその執念だけは尊敬すると笑うのはニクラウス。
なぜ…と驚愕する皇后に、つまり彼女に味方はいなかったのだとニクラウスは笑って答えます。
倒れて力尽きた皇后を背に、ニクラウスは倒れている二人を見つめました。
二人を救出しなければと急いできたのですが、二人は気を失いながらもしっかりと手を繋いでいて、どうやら必要なさそうだとニクラウスは微笑みます。
事件から三日後、皇帝はクロードとレイジュに頭を下げ、皇后を野放しにした自分の非を認めて謝罪していました。
皇族である以上大々的に断罪することはできませんが、蟄居を命じたため一生外に出ることはないと皇帝は伝えます。
皇后に向き合おうとしない皇帝の姿勢がこの状況を作ったのだとクロードは指摘しました。
さらに自分を嫌っているのかと尋ねて…!?
続きはピッコマで!
見返りは求めていなかった53話の感想&次回54話の考察予想
どうなることかと思いましたが、ひとまず無事に一件落着したので安心しました!
愛する人のために生まれてきたと心から思えるのは素敵ですね。
皇后に引導を渡したのが二クラウスというのも感慨深いです。
きっと色々と思うところがあったでしょうに…。
なんだかんだ、二クラウスもしっかり皇族らしく責任感のある男でした。
そして皇帝とクロードとレイジュの話をしているシーンも、これまでにない描写です。
皇帝がしっかりと頭を下げて謝罪したのは意外でしたが、これでよかったのだと思います。
まとめ
今回は漫画『見返りは求めていなかった』53話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 手を伸ばして互いを求め、キスをするクロードとレイジュを見て、創造主は安堵しながらこれまでのことを思い、レイジュの幸せを願いました。
- 皇后が執念でクロードへナイフを刺そうとした瞬間、ニクラウスとデオンが駆けつけて皇后を止め、ニクラウスは手を握って倒れている二人を見て安心します。
- 事件から三日後、クロードとレイジュは皇帝の謝罪を受けていました。