漫画「エボニー」は原作Neida先生、REDICE STUDUIO先生、漫画kakaopage先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「エボニー」56話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
目の前に現れたエボニーに、ジリアンは恐怖を覚えますが、それ以上に、エボニーが大変な時に自分を助けてくれたことに感謝します。
そして、ジリアンはなぜかレイブンの仮面を被って二人で書類を届けに行きました。
そんな中、シュナイダー大公はマーカス・シェドルの裁判の場にいたのです。
エボニー56話の見どころ・考察予想
シュナイダー大公の言うチャンスって?マーカス・シェドルはどうなるのか?
前回、シュナイダー大公が冷たい目で、しかしマーカス・シェドルにチャンスをやるといっていたのが気になります。
シュナイダー大公はどうするつもりなのでしょうか。
マーカス・シェドルの命を見逃すつもりなのでしょうか?
正直、マーカス・シェドルはサイコパスっぽいので、生かしておいたらまた罪を犯しそうな気もして心配です。
しかし、あのシュナイダー大公の冷たい目に、生かしておくという選択肢があるとも思えず、先が読めません。
今回も見逃せない重要な話になりそうですね。
エボニー56話のネタバレ込みあらすじ
シュナイダー大公のいう、最後のチャンスとは?そして、マーカス・シェドルの運命やいかに?
シュナイダー大公は、マーカス・シェドルに対し、計95名の兵と騎士団が、マーカス・シェドルがシュナイダー大公を消そうとしていたことを証言しているといいました。
そして、伝統にしたがい、マーカス・シェドルは反逆罪となり絞首刑になり、家紋は消滅するだろうと言い放ったのです。
処刑台の前で、泣いてガタガタ震えながら、マーカス・シェドルは命だけは助けてほしいと命乞いします。
そんなマーカスに、シュナイダー大公は、最後のチャンスを与えるといったのです。
祖のチャンスとは。マーカスがすべての罪を自白すれば、家族の命は助けるというものでした。
それを聞いたマーカスは、自分の罪をぽつぽつと話し始めました。
一番上の兄、アルバート・シェドルの落馬事故、そして、エボニーの父、ボニャーク伯爵の殺害もエボニーの仕業ではなく自分が殺し屋を雇ったこと、そうすると観客者はざわつき始めます。
そして、マイスターゲームで勝ちたいがために殺し屋を雇ったこと、社交クラブの収益はわいろとして使ったこと、そして、シュナイダー大公をも殺そうとしたことを証言したのです。
しかし、自分の子供たちには罪がないから、助けてほしい、罰を受けるのは自分だけだとお願いするのでした。
シュナイダー大公は、反逆者のくせに、かわいそうな父親のふりをするマーカスにむかつきすぎて吐き気を催していました。
そして、家族は見逃すといい、マーカスへの刑を執行するよう言ったのです。
マーカスが頭に袋をかぶせられる瞬間、一羽のカラスを見たのです。
そして、それでレイブンの仮面を思い出し、血の通わない目でカラスをにらみました。
すべてが終わった後のエボニーは、一体この件をどう感じているのか?
エボニーが馬車に乗り換えると、そこにはシュナイダー大公が待っていました。
シュナイダー大公は、マーカスが自分の人生を後悔しているように見えたこと、しかしその謝罪は自分にだけで、エボニーに謝罪したり許しを請うことはなかったと告げます。
エボニーは、いずれにしてもマーカスを許すことはできないといい、自分が苦しんだ分だけ苦しめてやりたいと思ったことを告げました。
しかし、そんなのは不可能で、自分が死ぬまで、マーカスを許すことはないであろうとつぶやいたのです。
そして、エボニーはシュナイダー大公に、人を簡単に許せるほうかという質問をしました。
シュナイダー大公は、たぶんそうはできないと答えます。
エボニーは、ジリアンの家から、処刑の鐘をきいて、それで初めて緊張がほぐれたこと、そしていまだに手が冷たくて震えていることを告げます。
そんなエボニーに、シュナイダー大公は、手を貸すようにいい、なんとエボニーの冷たい手を両手で握ったのです。
エボニーは、心の中でシュナイダー大公に語り掛けていました。
シュナイダー大公がこのように自分との距離が近くなるたび、エボニーは、どのくらいの距離まで近づくことが許されるのか、想像をしてしまうこと、そして、どんどん余計な欲が出てくることです。
シュナイダー大公は、エボニーを回復させてくれるのです。
そして、エボニーは、もう少し手を握っていてほしいと、シュナイダー大公にお願いをしたのでした。
そして、世間の反応と新聞の一面記事
シュナイダー大公の帰国記念パーティー当日、新聞では、マーカス・シェドルとエボニーの事件が一面になっていました。
そして、エボニーは、首都内ではエボニーの同情票が集まり、ことを荒立てたくない司法部は、ボニャーク領地はエボニーに返還されるだろうと、説明を受けていました。
保釈金はマーカス・シェドルの現金資産前部になる可能性が高いことなども説明を受けると、王位継承者からの反発もあり得ないことではないとエボニーは考え、聞きました。
すると、第一王子側は反発はなかったものの、第二王子側からは反発があったということを使えられたのです。
エボニーは、陛下の判断は賢明だといいながら、実の息子ですら信用できないのかというと、王は自分の息子すら信用できず、いまだに後継人を決めかねてるという返事が返ってきました。
そして、それよりもエボニーにとって大切な話があるといわれ、新聞を渡されました。
そこには、マイスターアカデミーがエボニーに渡ったということが書いてあり、それは、そのことが世間にひろまりはじめたということだったのです。
エボニー56話の感想&次回57話の考察予想
今回は、とにかくすごく怖かったです。
マーカス・シェドルの死を前にした怯えかた、マーカス・シェドルの恐怖がダイレクトに伝わるような絵の書き方がすごくうまく、見えていてこちらまで恐怖を覚えました。
マーカス・シェドルのやった罪は重すぎて、やはりマーカスは人生が終わってしまいましたね。
最初のころの、エボニーに仮面以外脱げというマーカスを思い出し、なんだか同一人物だなんて信じられない気持ちです。
それでもエボニーが許せないというのは、当然ですよね。
世の中にはたくさんの事件があり、そこに被害者家族がいて、常に極刑を求めていますが、犯人が終身刑になったからといって、犯人を許すことはできないのだろうなと納得させられました。
なんだか色々なことを考えさせられる回でした。
そんな中でも、恋の力はおおきいですね、回復、まさにぴったりの言葉です。
次回ですが、世間にエボニーにマイスターアカデミーが渡ったということが知られて何かまずいことがあるのでしょうか?
やはり反感を買う者たちがいるのでしょうか。
次回も、楽しみにしたいと思います。
まとめ
今回は漫画『エボニー』56話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
シュナイダー大公の最後のチャンスとは、マーカス・シェドルのすべての罪を話せば、マーカス・シェドルの家族の命は助けるということでした。
そんなマーカスはすべての罪を話し、人生の幕を下ろしたのです。
しかし、それでもエボニーの気持ちが晴れることはありませんでした。
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