漫画「真実が見える赤ちゃん皇女様」は原作YURISOMSATANG生、脚色ROJI先生、作画seori先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「真実が見える赤ちゃん皇女様」8話〜9話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
真実が見える赤ちゃん皇女様8話〜9話の注目ポイント＆考察予想
セルビアンは、前世で自分の身の回りに起きた悲劇を繰り返さないために、今度の人生では事前に対策を取ろうと考えます。
まずは、侍女のエリーの家族を助けるため、庭園にあるものを探しにやって来ました。
真実が見える赤ちゃん皇女様8話〜9話の一部ネタバレ込みあらすじ
天才的な魔法師
セルビアンが鉢合わせた少年は、将来、最年少で魔塔主となるカルメンでした。
前世では、カルメンに会うたびに嫌な顔をされていたため、嫌われていると思っていたセルビアン。
ところが、まだ幼いカルメンからは軽蔑ではなく、好意が伝わってきます。
セルビアンの一挙手一投足を、心の中で「可愛い」とべた惚れの様子のカルメン。
照れ隠しからか、口では意地悪なことを言いつつも、セルビアンと仲良くなりたいと思っているようです。
前世ではカルメンに無口で不愛想という印象があったセルビアンは、カルメンの真逆の言動に驚きます。
そして、庭園にやって来た目的を果たすため、セルビアンは“とある花”が咲く場所をカルメンに尋ねました。
キャーシャの花の効能
カルメンからキャーシャの花が咲いている場所を教えてもらったセルビアンは、根っこごと引き抜こうとしゃがみこみます。
すると、セルビアンの手が汚れることを心配したカルメンが、魔法で手伝ってくれました。
どうして花の根まで必要なのかと聞かれたセルビアンは、正直に「薬」として使うと答えます。
現時点では、解熱効果が“少し”あるとしか明らかになっていないキャーシャですが…。
将来的には、子供の間で流行している熱病に効果があると実証されることになっているのです。
子供の熱病については、エリーの家族も感染者の一人。
セルビアンの前世では、キャーシャの効能が判明されたのはエリーが家族を失った後のことでした。
だからこそ、今回はキャーシャをエリーに渡して、彼女の家族を救いたいと思っているのです。
魔法と約束
カルメンは、気になっていたこととして、セルビアンがどうして魔法の授業を受けないのかと尋ねてきました。
セルビアンからマナの香りを強く感じるため、魔法を使うのに向いているというのです。
前世では、魔法の才能がないと思って諦めていたセルビアン。
カルメンの話が本当なら、ずっと憧れだった魔法を習ってみても良いのかもしれないと考えます。
セルビアンは残飯事件を未然に防ぐため、皇宮からどのようにしてゴミが運び出されるのか知らないかと、カルメンに聞いてみました。
貧民街に住んでいた時に、皇宮からの荷物が運搬されているところを見たことがあると話すカルメン。
口に出してから、自分が貧民街出身だとバレたと焦ります。
しかし、セルビアンは、カルメンの出身を軽蔑するどころか、物知りなカルメンを褒め称え…。
セルビアンから羨望の眼差しを受けたカルメンは頬を染めるのでした。
別れ際、ここで会ったことを内緒にして欲しいとお願いするセルビアン。
するとカルメンは、秘密を守る条件として、セルビアンに魔法の授業を受けるようにと勧めてきます。
セルビアンが魔法を習うようになれば、また会えるかもしれないと思ってのことでした。
真実が見える赤ちゃん皇女様8話〜9話の感想＆次回10話の考察予想
貧民街の出身から、魔塔で魔法師見習いになったカルメン。
将来的に魔塔のトップにまでなる天才ですが、今は天の邪鬼な少年といった感じです。
セルビアンの前世の最期に、赤い宝石のようなものを差し出してきたのもカルメンでした。
もしも彼が前世からセルビアンに対して好意があり、前世でも最後までセルビアンを救おうとしたのなら…、カルメンの魔法がセルビアンの逆行に関与しているのかもしれません。
まとめ
今回は漫画『真実が見える赤ちゃん皇女様』8話〜9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 夜の庭園でカルメンと出会うセルビアン。
- 前世でのセルビアンの印象とは対照的に、セルビアンを見てカルメンはドキドキしている様子。
- セルビアンはキャーシャの花を摘み、エリーの家族の病気を治すのに役立てようとする。
- カルメンは、またセルビアンに会いたい一心で、セルビアンに魔法の授業を受けるように勧めて来た。
