
漫画「皇女スヴェータの政略結婚」は原作たてのよこ先生、漫画雪子・礼先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「皇女スヴェータの政略結婚」38話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇女スヴェータの政略結婚38話の注目ポイント&考察予想
サージェス達が貴族会議の承認手続きで王城にこもってる中、スヴェータ達はトレイヤの夜市を満喫します。
帝国で巨大な港に見慣れてるはずのスヴェータでも感心するほどトレイヤの貿易港は大規模。
ダイヤモンド鉱山はあくまで侵略の口実で真の目的はこの大規模貿易港です。
貿易港を見ていたスヴェータは気になるものを発見し、夜市を1番楽しむルイに仕事を依頼します。
夜市から帰ってきたスヴェータはサージェスが寝室に戻ってくるまで待ち、トレイヤとトーリ王国の間にある国境付近にある修道院に寄りたいとお願いし…。
皇女スヴェータの政略結婚38話の一部ネタバレ込みあらすじ
夜市で
薄汚れた格好の子供が夜更けに大勢で夜なのに必要最低限の明かりしかつけない真っ黒な蒸気船に乗り込んでいきます。
それを見ていた住民達がひそひそ言葉を交わしてました。
スヴェータは夜市を楽しんでいたルイに突然出張旅行と称した仕事の依頼をします。
各国を回る仕事の依頼に驚愕の声を上げるルイは珍しく出張手当がつくことに浮かれ、スヴェータを見るルイは浮かれた心を静めました。
真剣な面持ちで仕事を依頼するスヴェータの気迫から感じられるものを理解し、敬意を払って承ります。
特別な修道院
スヴェータにお願いされて立ち寄ったヴィソーカヤ山山頂にある修道院でサージェス達を歓迎してくれたのは、結婚式でお世話になったルブラン司教です。
ルブラン司教とスヴェータが親しげに話す姿にどういう関係なのか気になります。
席を外す2人に代わってサージェスの対応をしてくれたのは教皇の補佐であり枢機卿のマセラティ。
協会本部の枢機卿と司祭が揃ってこの辺鄙な修道院にいることが不思議で、その答えはマセラティが教えてくれました。
この修道院は聖教会にとって特別な修道院。
特別な修道院になった理由はルブラン司教とスヴェータが深く関わっています。
この大陸では教会と協議会の主導により多くの国が奴隷制度を禁止し、しかし他の大陸ではまだ容認されています。
当時協議会が船を出して奴隷を保護したのはいいものの一文無しで教育を受けてない奴隷難民の受け入れ先が見つからず、困った協議会は聖教会が運営する貧民支援施設『救済院』で保護を命じました。
救済院は貧しい民で新しい施設を作るにも資金がなく、資金をどちらが出すかで揉めて関係が悪化し、それを見事解決してくれたのが大陸協議会で身分を隠し書記官見習いとして働いていたスヴェータ。
スヴェータの掲げた政策で大陸協議会と聖教会は共同の救済院を作り、その最初の救済院がこの修道院でした。
皇女スヴェータの政略結婚38話の感想&次回39話の考察予想
意味もなくスヴェータが奴隷難民を受け入れた最初の救済院である修道院に立ち寄るはずありません。
夜市で見た船に乗り込む子供達は多分奴隷としてどこかに売られる子供なのでしょう…。
奴隷制度を禁止にしてるはずなので奴隷船を出すのも多分アウトなはずです。
まだまだ発展が見込める発展途中のトレイヤが他国から非難される奴隷制度に引っかかる行いをするとは到底思えません。
どこかの馬鹿が政府の目を盗んで奴隷売買を行ってるのでしょう。
ルイを動かしたのは奴隷売買を行う不届き者を洗い出すためと奴隷となった者達を救いに行くためだと思います。
修道院に立ち寄ったのも再び訪れる奴隷難民の受け入れを頼みに来たのかもしれませんね。
まとめ
今回は漫画『皇女スヴェータの政略結婚』38話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 薄汚れた格好の子供が夜更けに大勢で夜なのに必要最低限の明かりしかつけない真っ黒な蒸気船に乗り込んでいくのを見るスヴェータ。
- ルイに各国を回ってほしいと仕事の依頼をするスヴェータ。
- スヴェータの頼みでヴィソーカヤ山山頂にある修道院に寄るサージェス。
- 立ち寄った修道院はスヴェータが解決した大陸協議会と聖教会が共同で作った奴隷難民を受け入れた最初の救済院。