
漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Saeha先生、漫画Han Jinseo先生の作品です。
人生をやり直す機会を得て、早速、婚約者であるガスパル男爵やいとこのトリスタンに復讐の刃を向けたイヴォナですが、人が変わってしまったかのようなイヴォナの振る舞いに戸惑い、振り回されるばかりのガスパルとトリスタンでした。
前世の記憶があるイヴォナとイヴォナに何もバレてないと思っている二人では勝負になるはずありません。
しかし事態はこのままイヴォナの思い通りに運ぶのでしょうか?それとも更なる苦戦を強いられるのでしょうか?
今回は「かりそめの公爵夫人」の6話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介します。
かりそめの公爵夫人【6話】の考察予想

失意のどん底から一転、1年前に転生して人生やり直せることになり、今度こそ幸せな人生を掴もうと努力中のイヴォナですが、幸せはそんなに簡単には実現しないと思います。
きっとガスパルとトリスタンにも手を焼くし、父親の扱いも考えなければならないし、失敗を繰り返さないだけではダメです。
それに戦争も近いみたいな記憶もあるので、やらなければいけないことが山積みです。
前世の記憶をフル活用して、考えが一歩先行くことは可能でしょうけど、それを実現するとなると簡単ではありません。
誰か味方になってくれそうな人物が現れるといいのですが。
それとイヴォナを利用しようとするガスパルと優しいいとこの仮面をかぶったトリスタンに対する復讐も忘れてはいけません。
でももし、イヴォナが幸せになれたのなら、その時は、ガスパルとトリスタンの二人の幸せを許してあげると女っぷりがあがると思います。
もしかしたら、人が変わったようなイヴォナをガスパルがいつのまにか本当に好きになってトリスタンと別れてしまうという展開もありです。
女性の恨みは深いから、そんな簡単には許せはしないかもしれません。
自分のダークな心を明るく変えてくれるような人に出会えるといいですね。
かりそめの公爵夫人【第6話】ネタバレあらすじ
前世の記憶を元に、魔力を上昇させる効果があるという試薬を作るため、材料となるキリダンの実を町まで買い出しにきていたイヴォナは偶然ガスパル男爵とトリスタンにばったり出会います。
イヴォナはすかさず神獣「ハスラート」を召喚し先手を打ちます。さすがです、すきは見せません!
巷ではハスラートはガスパルの神獣として評判ですから、自分の神獣ではなく、イヴォナの神獣だとばれるのを恐れたガスパル男爵は大慌てです。とうとう下手に出てイヴォナに話し合おうと言い出します。
イヴォナの機嫌を取るためとはいえ、トリスタンをぞんざいに扱ってしまうガスパルですが、これには、イヴォナにやさしいふりをしているだけのトリスタンもさすがに傷ついてしまいます。
そんなこと一向に気にしないイヴォナは面白がってエスカレートするばかり。
ガスパルに愛していると証明しろと詰め寄ります。
ウルウルするトリスタンを気にするガスパルは、人前で愛を語るのはよそうと提案しますが、イヴォナも簡単には引き下がりません。
いつもは自分は中立でいると言うトリスタンは、イヴォナにばれているはずはないと自分に言い聞かせ、ガスパルをうながしその場を収めようとします。
とうとう説得に負けたガスパルはイヴォナに愛を告げますが、それでもイヴォナのわがままは止まりません。
お願いしても到底無理と思われるお願いをガスパルに切り出します。
そんなイヴォナは無理難題を言うだけ言ったら、さっさと神獣に乗って走り去ってしまいます。
イヴォナに欲しいとお願いされた宝石は、かつて皇帝陛下にいただいた大切なものです。
そしてその宝石はすでに愛するトリスタンに贈ってしまっていて、とてもイヴォナにあげるわけにはいかないと思っているガスパルは
これまで以上の贈り物をしてきました。これにはイヴォナの父親もびっくりです。
そんな無理難題も、人前での愛の告白も、すべては婚約破棄を言い渡させるためのイヴォナの策略だったのですがどうにもうまくいきません。
試薬作りでも思ったような成果が出ないイヴォナは悩みます。
そんなときふと思い出しました。
キリダンの実がふんだんに流通する地を治める聖剣の持ち主クロード・アゼンタインの存在を。
かりそめの公爵夫人6話の感想&次回7話の考察予想
イヴォナが憎きガスパルとトリスタンに復讐するのは読んでてスカッとします。
今回のお話はドロッとした感じがあまりなくコミカルに話が進み全体的に明るい印象でした。
作戦とは言え、イヴォナが余りにも傍若無人に振る舞っていると、「大丈夫なの?」と心配になったりもします。
そんなことをしていたのでは、素敵な人に出会ったときに、その人の目にはどう映るのでしょうか。
できれば二度目の人生は幸せになって欲しいと思っているのですが、人の不幸を願う人間が幸せを掴むというのは
復讐の連鎖の予感しかしません。
前世での仕打ちを思えば、相手を怨む気持ちは仕方の無い感情なのかもしれません。
方向性はともかく、何にしても、イヴォナは努力を惜しまないという点にはとても好感が持てますね。
いよいよ次話は噂のあの人「クロード・アザンタイン」が本格的に登場しそうです。
どんな男性なのか楽しみです。
私的には俺様的な男性像だと素敵な話になると思っているんですが。
もちろんガスパルもある意味俺様的ではあるんですけど、あんなに子供っぽくないタイプで強引さも兼ね備えてたらベストです♪
トリスタンのような煮え切らないタイプは論外です。
新しい出会いが待ち受けてる予感十分のラストでしたから今後の展開を大きく左右すること間違いなしです。
恋愛物ですから胸キュンな展開を大いに期待します。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』6話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。