漫画「悪党から愛を迫られています」は原作Omijacheong先生、漫画Shinmallang先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党から愛を迫られています」21話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
湖の中に何かがいたようにセニヤは思いました。
突然湖面に近付いた男性の使用人の足元から水が大きくせり上がり、波のように男性に襲いかかります。
悪党から愛を迫られています21話の注目ポイント＆考察予想
魔物の襲撃！
セニヤとセレンディアは、テサルがつけた護衛たちとともに湖の畔でピクニックを楽しんでいました。
しかしその楽しい時間は一瞬で崩れ去ってしまいました。
湖から魔物が大量に現れたのです。
悪党から愛を迫られています21話のネタバレ込みあらすじ
自分の無力さを責めながら逃げるセニヤは…！？
ミナの悲鳴が響き渡ります。
セニヤも急いで立ち上がりました。
突然、湖から何体もの魔物が現れたのです。
使用人たちはそのへんにあった木の枝や棒をつかみ、セニヤに逃げるよう指示しました。
自分だけ逃げるなんてできないとセニヤは叫びます。
しかし使用人たちも必死です。
早く逃げるよう叫び、自分たちも後から行くからと急かしました。
涙目のセレンディアが怯えてセニヤにしがみつきました。
セレンディアまで危険に晒すわけにはいかないとセニヤは思います。
人を呼んでくるからあなたたちも早く逃げてと叫びました。
急いでセレンディアを馬の背に押し上げて、自分もその背に飛び乗ります。
人のような形をした魔物は次々と湖から陸地へ上がってきていました。
セニヤは青ざめてその様子を見つめ、テサルがすぐに来てくれたらと考えます。
しかしすぐにその思いを打ち消しました。
今すぐにこの場にテサルが現れるなんてありえないことです。
悔しさを噛み締めながらセニヤは馬を駆り、セレンディアを連れてその場を離れます。
できることが何もありません。
逃げることしか、誰かが助けに来てくれるのを待つことしかできません。
セニヤにとっては耐え難いことでした。
対抗できる力がないことを思い知らされたのです。
必死でしがみつくセレンディアを抱えながら、セニヤは懸命に馬を走らせました。
自分自身も皆も守ることが出来ないと自分を責め続けながら走り去ります。
テサルが受け取った知らせ
その頃テサルは別の場所に現れたドラゴンのような魔物の首を一瞬で切り落としていました。
魔物も騎士たちも呆気にとられてその様子を見守っています。
テサルの全身と剣からは黒いオーラが放たれていました。
進軍しろという命令のもと、騎士たちが魔物討伐へ勢いよく走り出します。
日が暮れる頃にもなると、魔物の死体が積み重なっていました。
今回はこれで終わりかとバエルがテサルに声を掛けます。
終わりのはずだとテサルは答えました。
曖昧な返事にバエルは苦笑いを浮かべます。
確信を持てないなんてどうしたんだとテサルに話しかけました。
テサルは無言のままでした。
本来ならここで終わらなければならないのです。
ただ、今回の戦いには毎度思いも寄らないハプニングが生じてきました。
魔物の登場時間も変わり、時間の順序と状態が食い違って狂ってしまったとテサルは考えます。
今までセニヤの安全を保証できていたのは、その後に起きる未来の方向性をテサルが知っていたからでした。
しかしもしもテサルの予想と違っていたら、セニヤが危険に晒されてしまうことになるかもしれません。
テサルは先に戻ると告げ、残りはお前が処理してこいとバエルに伝えて踵を返しました。
突然の帰還に、バエルが焦ったように声を上げます。
騎士たちの耳目を気にしながら、今回は何が問題なんだとバエルはテサルを追いかけました。
しかしすぐにテサルは驚いたように足を止めます。
バエルもその前方を見てあっと声を上げました。
灰色の髪の男の姿がうっすらと浮かび上がっていたのです。
彼の姿を見たテサルは顔面蒼白になりました。
男は、彼女に問題が起きたとテサルに告げました。
その頃のセニヤは…！？
続きはピッコマで！
悪党から愛を迫られています21話の感想＆次回22話の考察予想
セニヤが乗馬できる人で本当によかったですね！
もし馬で逃げられなかったらと思うとゾッとします。
何もできないと悔やみながらも、セレンディアを連れて守っている時点で十分なのではないかと思いました。
むしろ普通の公爵夫人は何も出来ないほうが一般的なのではないでしょうか？
セニヤにはあまり自分を責めてほしくないと思います。
まとめ
今回は漫画『悪党から愛を迫られています』21話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 湖から複数の魔物が現れ、使用人たちはセニヤに逃げるよう伝えました。
- セレンディアを危険に晒すわけにはいかないと思ったセニヤはセレンディアとともにその場を離れますが、自分の無力さを痛感しています。
- その頃、別の場所で魔物を倒したテサルの元にある知らせが届きました。
