
漫画「悪党から愛を迫られています」は原作Omijacheong先生、漫画Shinmallang先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党から愛を迫られています」17話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
死んだものとして生きたいというのは母が望んだことなのだとテサルは話しました。
セニヤは驚いて目を見開きます。
悪党から愛を迫られています17話の注目ポイント&考察予想
テサルがセレンディアに嫌われている理由
テサルが家族を殺したため、妹のセレンディアは彼を恨んでいます。
しかし実際のところ、彼らの母親は生きていました。
それを話せばセレンディアの誤解は解けるでしょう。
テサルがそうしないのには理由がありました。
悪党から愛を迫られています17話のネタバレ込みあらすじ
テサルがセレンディアの誤解を解かないのは…
聞けない願いでもなかったから聞いてあげたのだとテサルはこともなげに話しました。
セニヤは驚いてベッドから身体を起こしました。
たとえそうだったとしても、あなたがセレンディアに嫌われる必要はなかったんじゃないのかとセニヤは悲しそうに尋ねます。
テサルはそんなセニヤの姿をじっと見つめました。
二つのストーリーがあるのだと呟きます。
兄が両親を殺したというお話と、母親が父親を殺したという事実は、どちらがより苦しいと思うだろうかとセニヤに尋ねました。
セニヤは驚いて言葉に詰まります。
そんなセニヤの姿を見て、テサルは小さく微笑みました。
テサルはそっとセニヤの髪に指を絡ませます。
そういうことなのだと告げました。
自分が選択したのが前者だっただけだというのです。
俺はすでに兄弟を殺した悪者だから構わないのだとテサルは呟きました。
その目は愛おしそうにセニヤの髪を見つめています。
セニヤはテサルの行動に顔を赤らめました。
それでもと声を上げて、テサルの正面に顔が来るように横たわります。
あなたがあえて悪役を担う必要はないと思うとセニヤははっきり伝えました。
テサルだってセレンディアに誤解されたままで気分がいいはずがないからです。
テサルは黙ったまま、セニヤの顔をじっと見つめました。
セニヤはだんだん眠くなってきてしまいます。
テサルはそんなセニヤを見てにこっと笑いかけます。
眠りにつく顔が見たかったのにと思いながら、セニヤは眠りへと落ちていきました。
初めてともに迎える朝
差し込む朝日に気付き、セニヤは慌てて目を開けて起き上がりました。
目の前にテサルが座っています。
よく眠れたかとテサルはセニヤに尋ねました。
セニヤを見て微笑む姿は、寝起きであってもとても凛々しい姿です。
朝から心臓に悪い顔だとセニヤは赤面しました。
自分はよく眠れたけれど、テサルは寝られたのかとセニヤはしどろもどろになって尋ねます。
テサルは幸せそうに笑いました。
こんな時間までベッドに居たのは本当に久しぶりだとセニヤに笑いかけます。
昨日よりは元気そうに見えたので、セニヤはホッとしました。
自分の寝顔を見られていたことに、セニヤは気付いてしまいました。
今の自分の顔はひどいのではないかとセニヤは慌てて顔をこすります。
今さら恥ずかしくなったのでした。
俺は行かなければならないが君はゆっくりするといいとテサルはセニヤに話します。
やっぱり無理してきていたのかとセニヤは声を上げました。
無理したわけではなく少しだけ仕事が残っているのだとテサルは弁明します。
そういうのを世間では無理をしているというのだとセニヤはムスッとしました。
君はいつでも優しいとテサルは微笑みます。
行ってくるよという言葉とは裏腹に立ち去ろうとしないテサルに、どうしたのかとセニヤは首を傾げました。
しばらく口ごもっていたテサルでしたが、君の額にキスをしても良いかとセニヤに尋ねます。
思いがけない言葉に、セニヤは赤面しました。
どうして彼はこんなに恥ずかしがるのかと思いながら、好きなだけどうぞと返します。
じゃあ…とテサルは顔を赤らめながらセニヤの額に唇を寄せました。
君にとって今日も良い一日であるようにと微笑みます。
悪党から愛を迫られています17話の感想&次回18話の考察予想
家族を殺してまで地位を得たという最悪の評判のテサルですが、実はだれよりも家族思いなのではないかと思いました。
そんな悪評が立った上にたった一人の妹に嫌われてでも、母の願いを聞き入れて妹を傷つけまいとする優しさからきているのかなと思います。
セレンディアもいつか真実を知る日が来るのではないでしょうか?
セレンディアはずっと真実を知らないまま、テサルは嫌われたままというのは二人とも可哀想な気がします。
まとめ
今回は漫画『悪党から愛を迫られています』17話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 母が生きていることをテサルがセレンディアに伏せているのは、彼女を深く傷つけまいとするテサルの強い思いからでした。
- 母が父を殺したという事実よりも、兄が両親を殺したという話のほうがまだ傷は浅いと考えたのです。
- セニヤはテサルの隣で眠りに落ち、二人で同じ部屋で朝を迎えました。